大人なりきり掲示板
- 碧様と。−1頁目−
- 日時: 2020/05/11 17:14
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
部外者様の書き込みはご遠慮させていただきます。
荒らしコメント等もお控えください。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.11 )
- 日時: 2020/05/12 11:51
- 名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)
「ハ、そうかよ。」
側に来て声を掛ける相手に、力無く笑ってじゃあ遠慮なくー…と一郎の肩へ凭れ掛かり。
そう云えば、昔も良くこんな風に凭れ掛かってたっけか‥。
そう、此奴は昔っから困ってる奴がいれば見過ごせない、とか何とか言って手を貸すような奴だ。然し、今となっては俺にとってクソ偽善者に過ぎず、そうとしか思えないが。
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「好きな女はいないのか?女の一人や二人、良い面はしてんだから捨て置かれねぇだろ。」
着火して貰った煙草の紫煙を燻らせ、息を吐き出しつつ、唐突か先程の童貞である件の話の続きにか、そんなことを問い掛け。
此れは率直な俺の思考で、悪くねぇ性格も含め、モテるだろと一郎の顔を眺め乍に。
しっかしまぁお近付きになりてぇ女は幾らでも寄ってくるだろ、ましてや通学してるんだから其れこそ、だ。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.12 )
- 日時: 2020/05/12 12:01
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
「…らしくないな、ほんとに平気か?」
何処か心配そうにそう問いかける。
いや、もちろん相手側からすれば迷惑でしかないだろう。
ただ、不思議なことに昔の感覚が抜けない。
困っている人は見逃せない。
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「言い寄られることは…まぁ。それに、俺なんてきっと、相手にそこまで尽くしてもらうと逆に不安になるような奴なんで。」
遠くを見つめてそう答える。
そもそも好きな人は…隣にいるんですが。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.13 )
- 日時: 2020/05/12 12:26
- 名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)
「うぜぇ…。」
何も其処まで心配される筋合いねぇんだわ。
此奴には此れだけで十分だ、と心配そうな問い掛けに一言だけ返して。
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「ハハッ、なんだそりゃ。黙って尽くしてもらやぁ良いのによ。んなら気になる奴は居んのか?」
一郎の返答につい、相手の頭をまるで撫でるように軽くポンポンと叩き乍笑い、すぅと気の緩めた目付きで思ったことを口にしては、意中の人くらいはいんだろ、と問い掛けを続けて。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.14 )
- 日時: 2020/05/12 13:26
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
「…普段通りかよ。若干安心したけどよ…。ほら、行くぞ。」
肩を組んでふらっと立ち上がれば、そう声をかける。
そもそも心配掛けさせているのは誰だと…。
まぁいいか。さて、家まで送るかな、と考えて。
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「それ…は……居る事には居ますけど。案外近くて遠い存在の人です。」
隣に座る相手は、こうしてみれば近いが、まだまだ俺はこの人の足元にも及ばない存在だ。
全く持って釣り合うわけがないな、なんて自己暗示をかける。
気になる人、と聞かれれば戸惑いつつもそう答えて。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.15 )
- 日時: 2020/05/12 14:59
- 名前: 碧 (ID: bIAXyXLC)
「んー…」
ふらっと立ち上がったかと思えば、声を掛けられた事へ言葉にならない声を漏らし。
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「へぇ…其の人に想いを告げようとは思わないのか?」
言葉を濁らせつつも返答する相手に可愛げがあるな、と思いながら遠い目をして。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.16 )
- 日時: 2020/05/12 15:34
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
「ったく、呑み過ぎは身体壊すぞ。チームまとめる人間が倒れたりしたら面倒だろうが。」
そんな事を話しつつ、相手を支えながら歩く。
相手は仮にも敵対しているチームのリーダーだ、こんな状態になるまで酒を呑み、身体を壊されたら張り合いが無い。
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「出来たらしたいんですけれど…。まだ、勇気がないっていうか。その人、俺よりずっと高いところにいる人なんで…。」
普段は吐かないような弱音を吐きつつそう答える。
騎士が王に添い遂げる事が不可能なように、俺も理想の人、の隣には相応しくない。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.17 )
- 日時: 2020/05/12 16:27
- 名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)
「…テメェが、俺様に説教垂れてんじゃねぇ」
肩に寄り掛かっている故、相手の耳元でふわふわとした声音で囁き。
ほんっと俺と然程変わらない程デカくなりやがったなぁ。生意気な口を利くようにもなって。
リーダー格にもなった相手は、昔は可愛げがあったのによ、此の恩知らずが。
彼の今となっては俺よりも肩幅の広い、大きくもある背中の温もりを感じ乍、そんな事を朦朧とした意識でぼんやり物思いに耽る。
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「珍しく弱気じゃねぇか。にしても、乱数の奴等遅ぇな。」
日頃聞かないような一郎の口から吐き出された弱音に、奥手だなぁ‥や、恐らく俺の事を示唆しているであろう紡がれた言葉で高いとこ、ねぇ…。と思いつつ灰皿に煙草を押し付け、時間を確認するも特に気にはしてない口振りをする。
乱数の奴が作戦会議をするとかでミーティングを言い出して、現在此処に居る訳だ。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.18 )
- 日時: 2020/05/13 00:07
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
「…っ、この酔っ払いが…。」
相手のふわっとした声に肩をビクッと震わせる。
反応してしまった事が何処か恥ずかしく、そのことを誤魔化すように適当に答える。
相手にはきっとバレているだろうその行動から相手の顔をまともに見られなくなる。
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「偶には弱気になりますって。…こんな時間か。確かに乱数遅いっすね。」
弱気にもなりたくなるだろう。
自分自身で好意を寄せている相手が男だと意識してしまった以上、そんな風に考えてしまう。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.19 )
- 日時: 2020/05/13 01:33
- 名前: 碧 (ID: bIAXyXLC)
「……ククッ」
相手の肩が、接触している事で震えたことを感じ取れば、何故肩を震わせるような事があろうか、とジト目で見遣り、何処か誤魔化すような言動を取る相手に、つい笑いを溢す。
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「ま、そんな時も偶にはあって良いんじゃねぇの。…彼奴も彼奴で忙しいんだろうな」
相手を眺め乍諭すように返し、先生は職業柄前もって行けたら向かいます、との言伝があり、乱数に至っても大方仕事に追われているんだろう、と想像つく。
そうこうしていると、乱数からミーティングを延期する連絡が入り。
- Re: 碧様と。−1頁目− ( No.20 )
- 日時: 2020/05/13 01:56
- 名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)
「耳元で喋られんの擽ったいんだよ…。」
顏を逸らしていると、不意に相手から笑い声が聞こえる。
その様子に、つい本当のことを答えてしまう。
長らく二人っきりになることなんてなかった為だろうか。
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「まぁ、それもそうですよね。…あれ、乱数も来れなくなったんですか?」
そんなことを話していると、乱数から延期の予定が入ってきた様子だった。
……いや、二人っきりって。
敢えて顔には出さずに、なんとなくそう声を掛けた。