大人オリジナル小説

中二病
日時: 2014/01/26 15:27
名前: 闇の四天王ガーティアス

。。。

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Re: 中二病ストーリー ( No.16 )
日時: 2011/08/03 13:32
名前: 闇の四天王ガーティアス

「あ、あのさ・・・自分こういうの苦手なんだ・・・できれば手荒なことしないでくれよ」
ハーケンクロイツはびくびく怯えながら問いかける。
「あ゛?なにいってやがる。これは戦争なんだぞ。それにお前は暗黒軍を束ねている三大魔将の一人なんだろ。どういうことだ」
ジャックは弱気な相手を前に動揺を隠せない。ハーケンクロイツは自身の2倍の大きさを誇る大斧を構えているものの、鎧などの防具は一切身に着けていない。それどころか魔力が微塵も感じられないのだ。
「・・・そっちが来ないなら、こっちから行くぜ!!聖母の陽光マナライト!悪魔の落し物リザレクアルカナム!解放!!」
ジャックは腰に差していた二本の刀を抜いた。

〜観覧席〜
「あれは!ジャックのやつ一気に勝負をつける気か!?」
アランが愕然とする。
「あの二本の刀・・・なんなの?」
アンディが問う。
「聖母の陽光マナライト、その刀を手にしたものは聖なる加護を授かるだろうといわれる伝説の刀さ。対して悪魔の落し物レザレクアルカナムは名まえのとおり太古の昔に名を轟かした魔族が産み落としたといわれる呪われし刀。どちらも世界の秘境に封印されていたはずだけど・・・さすがジャックだね。まさか対峙しているあの二刀を同時に扱うなんて。」
メガネをあげながらフレッドは得意げに解説した。

「うおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉ!!マナライトぉぉぉぉぉ!」
ジャックは鋭い光を帯びたマナライトでハーケンクロイツに飛びかかる。
「ひぃぃ、恐い怖い恐い恐い恐い恐い」
「なに!?」
ふざけながらもハーケンは全ての剣撃をかわしていく。
「ちっ、それなら!リザレクアルカナム!闇を削れ!!」
「あわわ〜、黒いのきたぁぁぁ〜」
グサッ。ハーケンの身体を刀が貫いた。ジャックは勝ったと確信した。しかし次の瞬間、
「あ゛あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁあぁぁぁ!」


観覧席 暗黒軍
「ウフフフ、やっちゃったわね。これで見られるわ、かつて先代四天王をたった一人で全滅させた戦士ハーケンクロイツの真の力を★」
「血塗れの狂戦士バーサクグラップですか。興味深いものではありますが、戦闘中に意識が飛ぶなんて論外ですね」
リンダーマンとゼクシオンだ。
「ウフフ・・・むごいこというわね、ウチは知ってるのよ★ハーケンは貴方が・・・」
「それ以上いわないでもらいたいですね!僕は純粋な探究心を埋めたいだけなのです。まぁ、彼には二つ名に恥じぬ働きをしてほしいですがね。」

「どういうことだ・・・ハーケン・・・おま」
ゴォォオォ!ハーケンは大斧でジャックを斬りつける。彼から意識は感じられない。
「ちっ意味わかんねーよ!二刀流光魔螺旋!」
二刀から螺旋状の渦が放たれる。すかさず回避するハーケン。
「光魔卍斬り!光風波!魔幻砲!光魔旋風!!」
ありったけの攻撃をハーケンにぶつける。大斧でガードするハーケン。「あいつ・・・意識飛んでから動きが変わった。!?速い、しまった・・・」
ドゴォォォォォ!ジャックは斧で叩きつけられた。

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