大人オリジナル小説
- アクアリウム。
- 日時: 2011/09/18 22:51
- 名前: 白兎
どうも、ハクトです(^^)
傍観者の主人公 伶がクラスのイジメに関わっていく話。
受験生なので更新が遅くなると思いますが、つたない文章を書いていきます。
荒らしトカ周り見えてない発言する奴は個人的には大好きだが
他の閲覧者様を不愉快にさせてはいけないので控えましょ。
応援から酷評まで、コメント受け付けてます(キリッ`・ω・)
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- Re: アクアリウム。 ( No.7 )
- 日時: 2011/09/10 15:47
- 名前: 白兎
「無理、だよ。そんなの……」
三浦は振り絞るように声を出していた。
それは誰にも届かない声、なのに。
「そうだ」
里沙は軽く口角を上げた。
「うちらも昼食まだなんだよね」
だから、
「買ってきてくれる?」
疑問形なのに、許された答えは一つだった。
三浦は、教室を逃げるように去っていく。
「早くいけよー」
「ついでにカフェオレもよろしくー」
命令口調の嫌な声。
里沙のグループは、口々に囃し立てていた。
もちろんその中にいる、由紀も。
遠い目で彼女らを見つめ、
そしてまたすぐに視線をパンに移した。
何だかもう、どうでもよかった。
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