大人オリジナル小説
- それでも君が好き
- 日時: 2012/03/04 13:50
- 名前: あーさん
はじめまして。
小説家志望のあーさんなるものです。
駄文ですが、自分なりに一生懸命書いていきたいとおもっております。
御感想等いただけると更新の励みになります!
ルール
*荒らし・中傷禁止
*パクリ禁止
ル〜ルではないですが・・・
一部残虐な内容含みます。苦手なかたはuターン願います...
基本虐めの話ですが、恋愛含みます。
最後に・・・
ノロノロ更新になると思うので気長に読んでください。
では(´∀`*)
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- Re: それでも君が好き ( No.9 )
- 日時: 2012/02/18 21:04
- 名前: あーさん
翔saide
荒川廉 結域瀬那 黒崎麻友 この3人は幼少のころからの友人だった。
同じ高校に合格しいつもと変わらぬ日常を送っていた。
あの日まで・・・
桜が散って、春の暖かい日差しを受けてやっとクラスに打ち解けられるようになった。
いつもと、変わらず4人で他愛もない話をしていた。
「あーあ、最近暇だよなぁ。翔?」
「そうか?」
「廉なに言ってんのぉ!もぉすぐテストらぉぉぉぉぉぉ↓↓」
キャメル色のjkと花柄のスカートを身にまとった彼女が言う。
「えっ!まち”かよぉぉぉ!?翔勉強教えろよっ!」
「・・・なんで俺が?」
「あはっ!しょ〜ちゃんひどっwww」
「瀬那ッ!てめっなに笑って・・・っ」
「あははははは」みんなで笑う。
だけど、そろそろ廉が本気で怒りそうなのでやめる。
唐突に、
前の扉が開いた。
入ってきたのは、
「神木黎弥」と言う男
いかにも度が強そうな銀縁のメガネをかけたthe優等生。
すぐに自席について、これまた分厚い参考書を読み始めた。
「ねぇねぇ?廉。神木君に勉強教えてもらえば?神木君頭良いし!」
「・・・そっそうだな!」
そうと決まれば、早速神木のもとえ。
「なぁなぁ、神木俺に勉強教えてよ?」
(唐突だな。)心の中で、突っ込む。
神木は分厚い参考書から目線を上げ、
一言・・・
「嫌」
と言った。
「・・・・・なんでかな?」
今度は呆れ顔で言った。
「悪いけど、僕は君みたいに低脳な人間に教えてる暇はないんだ。」
「っ!てめっ!」
廉が神木に襲いかかろうとする。
はぁーと浅く息を吐いて挑むような瞳で見上げる。
「だから嫌いなんだ。馬鹿は。そうやって暴力で制圧する。あ、間違えた”大馬鹿”の間違いだね。」
いよいよ、怒りが頂点に上った廉は神木を殴る。
誰か止めろよ。そう思いまわりを見渡すが、誰も助けない。
面白、おかしく笑う者。怯えた瞳で見る女子。
誰も見てみぬフリ。
苦痛の表情を浮かべる神木を横目で見据えた。あぁ、めんどくさい。
廉お前は・・・・
どうせ、こいつを苦しめたいだけだろ。
「虐め」と言うなの地獄で。
「神木。お前はこれから俺らの奴隷だ。」
冷め切った瞳で残酷な言葉を告げた。
静かな教室に神木の絶叫にも似た、悲鳴が響いていた。
悪態づく廉の恐ろしい視線を浴びながら。
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