大人オリジナル小説
- それでも君が好き
- 日時: 2012/03/04 13:50
- 名前: あーさん
はじめまして。
小説家志望のあーさんなるものです。
駄文ですが、自分なりに一生懸命書いていきたいとおもっております。
御感想等いただけると更新の励みになります!
ルール
*荒らし・中傷禁止
*パクリ禁止
ル〜ルではないですが・・・
一部残虐な内容含みます。苦手なかたはuターン願います...
基本虐めの話ですが、恋愛含みます。
最後に・・・
ノロノロ更新になると思うので気長に読んでください。
では(´∀`*)
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- Re: それでも君が好き ( No.6 )
- 日時: 2012/02/10 18:43
- 名前: あーさん
〜放課後〜
私は逃げ出したい衝動を抑えて、約束通り体育館の裏に行った。
息をつくまもなく、今朝と同じ人物の声がする。
「あれぇ〜こいつマジできちゃったよぉwww」
何なんだろう・・・「こい」と言われたから来ただけなのに。
4人組の集団はこちらを嫌な笑みを交え見据えてきた。私はその笑みに嫌悪感を示した。(特に用もないなら帰ろう)4人に見つからないよう
にそっと踵を返そうとすると、何かを感づいたかのように呼び止められた。
「おいまてよっ!これから、美緒ちゃんと遊ぼうと思って呼んだんだけどなぁ〜★なっみんな?」
「うん」!」ニヤニヤした笑みが頭にこびりつく。
このままでは自分の身が危険だと脳が察知したが遅かった。気がつくと
瀬那と言う少年に後ろから押さえ込まれた。ふと、脳裏を掠めたのは今朝の出来事。恐怖に怯える私を無視して仲間の一人が私のブラウスのボタンに手をかけた。それは、誰の手によって制されることなくはずされてゆく。
露わになった胸元をいやらしい目で見つめてくる男。
私はたまらなくなって、隠そうとするがうまく身動きがとれない。
「廉!そんな女の胸なんて誰も見たくないんだからぁwwwさっさっとヤッチャッてよぉ!!」
「言われなくてもそうしまぁ〜すwww」
ポケットから、ライターとタバコを取り出したたかと思うと、タバコに
ユラユラと揺れる炎を灯した。
「ちゃんと、印つけねぇとな。俺らの奴隷てっし・る・し!」
炎を灯したタバコが序久に露わになった胸元に近ずいてくる。
次に起こることを予測した体は恐怖でがたがたと震えだす。
「ゴメンね?奴隷ちゃん。」
彼の声がやけに鮮明に聞こえたかと思うと、ゆっくりと、いや確実にタバコが押し付けられる。瞬間「ジュッ」と何かが焼けるような音が聞こえたと思うと、焼けるような痛みが襲う。
「・・・ゃっ・・・!んぅ」
「やめて!」と叫ぼうとした口を乱暴に塞がれる。
「んんっ・・・ゃぁ・・っ!」
「うるせぇなぁ!」そういって足を蹴られた。
体を支える力さえ失いその場に崩れ落ちる。
「熱い」と「痛い」の感覚がすべてを支配したころ、一筋の涙が流れた
泣きたくない!と心は訴えるのに涙は後から後から、大粒の雫となり零れ落ちる。「・・・うっうぁぁ・・・」
「あ〜あ・・・泣いちゃったよぉwww」
「うわぁぁ〜きもっ!」
「やぁぁだぁぁ!まゆたん悪くないよぉぉ〜」
「おい!誰か来たらマズイ早くいくぞ。」
すっと、タバコが離れたかと思うと冷たい風が肌を撫でる。
そして、何事もなかったかのように立ち去ってゆく。
一人残された私は未だ止まらない涙を傷だらけの手の甲で拭っていた。
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