大人オリジナル小説
- 盾と刃-自分は盾で他人は刃で-
- 日時: 2012/10/27 12:33
- 名前: 地味子
-人を信じる事のできない人は弱い?
フン、ばかばかしい。そんなの綺麗事の一種にすぎないじゃない
人を殺したら犯罪?命は大切にしろ?
じゃあ戦争の場合は何?戦争の時、
敵の人間を多く殺せば殺すほど英雄になれるものよ?
世の中の思考はどうなってんの?
フン、考えが甘いのよね。都合が良すぎるわ-
今は6時間目の総合の時間
午後のまったりした空気に
つつまれながら、真麻はそんな事を考えていた
黒板には大きく「戦争の事について調べよう」と書いてある
-…だる…-
真麻は教科書に自分の頭をのせ、そのまま眠り始めてしまった
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
- Re: 盾と刃-自分は盾で他人は刃で- ( No.16 )
- 日時: 2012/12/02 13:51
- 名前: ナッツ
「うううぅぅ…あああぁぁぁ!!!」
五月が保険室のベットでのたうちまわっている。
優や純も同じだった。
鏡で自分の姿を見て、悲鳴を上げる生徒もいる。
幸い、服に1部が軽く燃えただけであった祐有子は、保険室をそっと出て、理科室の向かった。
理科室は、がらんとしていて誰もいない。
動ける者や、他の学年先生は、塩酸の処理や、生徒の手当などで、どこか行ってしまった。
残ったガラスの破片を手にして、祐有子は思った。
-真麻ちゃんじゃないよね…?これやったの-
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
PR