大人オリジナル小説
- 日本警察とメディア
- 日時: 2014/07/15 17:22
- 名前: つる
初めまして。つるです。初投稿なので、未熟だと思いますが、宜しくお願い致します
登場人物
警視庁
公安部 SAT 山口警部
白川巡査長(CIA 諜報員)
警視庁
刑事部 羽下警部
千葉県警察
警備部 SAT 松本警視
作者・刑事部 矢津田警視正(基本、私の主張はこいつに言わせています。)
警察学校元教官、刑事部捜査一課 故 小林警部補 (二階級特進、警視)
FBI 堀内(警察庁より出向中。警視長)
この作品は、メディアの姿勢に異を唱えるなにも知らない一般人が書き込んだフィクションです。
羽下警部の小さい頃を描く番外編、ドS妖怪もよろしく!!
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- Re: 日本警察とメディア その始まり ( No.1 )
- 日時: 2014/04/02 18:33
- 名前: つる
「犯人が立て籠ってもうすでに三時間が経過しています。現場には警視庁特殊急襲部隊 通称SATや警視庁特殊急襲捜査班 通称SITが臨場していますが、いまだに目立った動きはありません!」
「よく言うよ・・・人質は50人を軽く越している。下手にアクションを起こせば、人質どころか隊員にまで危険が及ぶ。さらに犯人は短機関銃(smg)やライフルまで所持している。そのような状況で何をしろと言うんだ。」
と、警視庁特殊急襲部隊の山口警部はいま現場から能天気に中継しているリポーターに心のなかで突っ込みを入れていた。
一方の現場では一刻も早い事件の解決に全力を注いでいた。・・・あのスーパーマーケット立てこもり事件からはや三ヶ月。結局事件は事件発生から六時間がたち、SAT 等の強行突入により犯人グループ6名、人質15名、警官3名の死者をだし、収束したものの、メディアの批判はすごかった。
「人を殺してまで人を捕まえる警察」「人権を無視した強行突入」など、バッシングはひどく、それにあおられた市民が霞ヶ関でデモを起こし、逮捕者が出る始末。
そして、ある刑事ドラマを見ていた山口警部は、SAT からの異動を警視庁公安部に願い出た。理由は、「人を殺さずに確保する、刑事ドラマに出てきたような組織」を作ることだった。
注)警部の割合は、全警察官の中で約60%。
注)公安部は、警視庁のみ。その為SAT は警視庁は公安部の組織だが、他では、警備部の傘下。
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