大人オリジナル小説

触れられなくなった君へ……【R18・BL】
日時: 2019/08/16 16:25
名前: 椛 ◆kGPnsPzdKU

どうも、椛(もみじ)と言います。
普段は違う名前で活動してます。(トリップ付けてるので分かると思いますが)
今回、初めて個人で小説を書きます。
至らぬ点があると思いますが、宜しくお願いします。

今回のお話は一途な男子高校性×ある事がきっかけでトラウマから人に触れられる事が無理になる恋人です。
最後まで読んで頂けたら幸いです。

※感想を貰えたら嬉しいです。感想を送る際はこのスレではなく、雑談掲示板の方でスレを立てるのでそちらにお願いします。

※更新が不定期かもしれません。すみません。

※R18です。

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Re: 触れられなくなった君へ……【R18・BL】 ( No.6 )
日時: 2019/08/18 20:43
名前: 椛 ◆kGPnsPzdKU


「ひっ……そこ、は……ッ」

後孔を撫でれば、彼は甘い声で鳴く。
そんな彼を見つめながらも皐月は彼の可愛らしい後孔に指を沈ませる。
クチュクチュという厭らしい音を立てながら、中を解していく。
中で指が動く度に、尚人は身体を反応させる。後ろを使った行為に彼は慣れてきたみたいだ。
最初は大変だったのを覚えている。慣らしている最中も「痛い」と喚かれた思い出がある。
それも、今となっては良い思い出だ。
皐月の舌は胸の尖りから耳朶へと移動する。
耳朶を甘噛みし、耳を舐める。
水音が尚人の耳を犯していく。

「やぁ、皐月、くんっ」

恥じらいを含む声が聞こえ、皐月は薄い笑みを浮かべる。
中に入っている指は、男性の性感帯を捉え刺激する。
指の腹でそこを押してやれば、彼の口から嬌声が漏れる。

「ひぅ……!あ、んっ……」

「尚人……」

皐月は可愛らしい彼の名を呼ぶと、彼のモノにもう一方の手を絡める。
ゆっくりと上下へ動かし、中の性感帯も刺激する。
そうすれば彼は可愛らしく反応し、身を捩らす。
尚人には大きな快楽の波が襲い、目元には性的な涙が浮かんでいる。

「ぁ、あ、もう……イ、く……ッ」

「良いよ、一回イッて」

此方がそう言えば、彼は待ってましたというように欲を吐き出す。
彼から放たれた白濁液は彼の白く綺麗な腹部に飛び散る。
欲を吐き出した彼は脱力し、息を整えていた。
皐月が中から指を抜けば彼は小さく声を漏らした。
そして、彼の後孔へ自身のモノを宛がう。
もう此方も限界だ。

「ぁ……待って、まだ……ッ」

「ごめん……待てないッ」

まだ達したばかりの彼には申し訳ないが、此方も我慢の限界。
皐月は限界まで張り詰めた自身のモノを尚人の中へと入れていく。
彼の中は先程充分慣らしたためか、しっかりと蕩けていた。
自身のモノが奥へ奥へと進み、最後まで入ることが出来た。

「ッ……動く、よ」

「あぅ!ひ、あぅ……はっ、ん」

ゆっくりから激しく動いていく。
先程まで我慢していたため、一度激しく動けば皐月は止まらなかった。
奥を突く度に彼は甘い声を上げ、縋るように此方の背中に手を伸ばした。
快楽に溺れる彼の姿はとても愛らしく、もっと、もっと愛したくなる。
もっと、彼に触れていたい。

「うっ……尚人、出す、よッ」

「うんッ、出して、いっぱい……ぁ、皐月くんのッ……!」

自身のモノを彼の奥へ突き入れれば、熱い白濁液を吐き出す。
それと同時に、彼も果てた。
はぁはぁ、という荒い二人の吐息だけが聞こえる。
尚人の中には皐月の熱い白濁液が、厭らしい音を立てていた。
皐月は自身のモノを抜くと、彼の隣へ寝転ぶ。

「はぁ……尚人、大丈夫……?」

「う、ん……大丈夫、だけど……」

尚人は疲れたのか、意識が朦朧としていた。
そして、言葉を終える前に彼は眠りに落ちてしまった。
仕方無いと判断した皐月は無理矢理起こすことはなく、彼を優しく抱き締めて自分も眠ろうと目を閉じた。

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