大人オリジナル小説
- 触れられなくなった君へ……【R18・BL】
- 日時: 2019/08/16 16:25
- 名前: 椛 ◆kGPnsPzdKU
どうも、椛(もみじ)と言います。
普段は違う名前で活動してます。(トリップ付けてるので分かると思いますが)
今回、初めて個人で小説を書きます。
至らぬ点があると思いますが、宜しくお願いします。
今回のお話は一途な男子高校性×ある事がきっかけでトラウマから人に触れられる事が無理になる恋人です。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
※感想を貰えたら嬉しいです。感想を送る際はこのスレではなく、雑談掲示板の方でスレを立てるのでそちらにお願いします。
※更新が不定期かもしれません。すみません。
※R18です。
- Re: 触れられなくなった君へ……【R18・BL】 ( No.5 )
- 日時: 2019/08/17 16:49
- 名前: 椛 ◆kGPnsPzdKU
「そ、そんな事言わないでよ……心臓に悪い」
「またまたぁ、満更でもないくせに」
そう皐月が返せば脇腹に攻撃を受けた。
しかし、その攻撃は皐月にとっては軽いものだった。
尚人は「集中して」と言えば、自分を落ち着かせるためなのかサラサラとペンを動かしている。
皐月の方はもう集中力が切れたのか、どんな悪戯をしようかとお菓子を食べながら考えていた。
考えながらもペンを動かしていなければ彼に怒られてしまうので、適当な落書きをしながら誤魔化す。
ていうか、恋人と二人きりなのに何もしないなんて可笑しいではないか。
なに呑気に勉強なんてしてるんだ。早く、彼に触れたい。
彼の方を見れば彼は勉強に集中している。
皐月は尚人に近付き、距離を縮める。それに気付いたのか尚人は「何?」と問い掛ける。
「あ、いや……あのさ、キス、していい?」
「ッ……な、なんで……」
何でって、恋人にキスをねだるのに理由がいるのだろうか。
皐月は赤らめる尚人の頬に手を添え、ゆっくりと距離を縮める。
最初は触れるだけのキス、彼は緊張しているみたいで目をギュッと瞑っている。
いい加減、慣れてほしいものだ。
息を吸うために少しだけ開いた唇の間に、舌を入れる。
尚人も此方に合わせるように舌を絡める。
「んっ、ふっ……はぁ……ねぇ、尚人。触って、いい?」
「ッ、勉強、しないと……」
彼はここまで来ても真面目な一面を見せる。
勉強は後でやる、と言うと尚人は渋々受け入れた。
やるならベッドでやろうと彼をベッドへ誘う。
誘われるまま彼がベッドへ上がれば、もう一度唇を重ねながらゆっくりと押し倒した。
彼のワイシャツの中へと手を入れると、胸の尖りを刺激する。
皐月の手が触れれば身体はピクッと反応し、胸の尖りも芯を持ち始める。
「んっ、やっ……」
「胸、気持ちいい?」
此方が問い掛ければ尚人は恥ずかしがりながらも、コクコクと何度も頷いた。
彼は真面目だが、快楽には弱い。そこがまた可愛らしいのだ。
皐月は彼のワイシャツの釦を外し始める。手際よく脱がせば胸の尖りへ舌を這わせる。
舌で転がし、時には吸うというのを繰り返せば彼の口からは甘い声が漏れる。
皐月の手が彼の下半身まで移動すると、ズボンを脱がせて下着姿にする。
そして、下着の上から彼のモノを刺激する。
「んぁっ……皐月、くんっ……」
いつもより高い声が部屋に響く。
甘い声が自分の名前を呼べば、皐月は嬉しそうに微笑む。
下着を脱がせば、彼の可愛らしいモノが露になる。
そこを刺激しながらも、皐月の手は彼の後孔へと降りていく。