大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 兄弟やめよ?【おそ松さん】season2 お知らせ!
- 日時: 2016/12/05 19:54
- 名前: 夏向
初めまして、夏向です!
すっかり肌寒い通り越して寒い季節になりましたね(^^)
僕自身完全にもう厚着着てます^^;
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
まあ雑談はこのくらいにしておきまして...。
本題に入ります!
ざっくり言うとこのお話は、おそ松さんのBL小説です。
...ざっくりすぎますかね?
もっと詳しく言いますと、
おそ松さんの長編BL小説です!
なので一つのお話として見てもらえると嬉しいです!
登場人物はお馴染みのあの六つ子たちです(≧∇≦)
>>30
こちらはお知らせです!
良ければ閲覧ください(^^)
では、本編へどうぞっ!
- Re: 序章 ( No.1 )
- 日時: 2016/11/05 08:12
- 名前: 夏向
俺たちは、6人でひとつだった。
どんなときも、何するときも
みんなが居たから頑張れて、
みんなが居たから素直になれた。
でもひとつだけ、越えられない壁が出来た。
俺は、兄弟を弟たちを“好き”になってしまったから。
でも、兄弟同士なんて、そんなの気持ち悪いだけだし、
何せ、男同士ってだけでも気持ち悪い。
けど、「兄弟だから」という一つの壁を乗り越えたら、
俺は少しでも気持ちを伝えるのが楽になるかもしれない。
いつもは競馬やパチンコに使ってる時間を
全部考えることに費やして、俺はあることを思いついた。
『兄弟じゃなくなれば良い』。
普通の人だったらパッと思い浮かぶことだけど、
バカな俺にとっては精一杯の案だった。
そう簡単にやめれるわけじゃない。
だけど、1人が変わればみんなが変わる。
そんな言葉を聞いたことが多分あったから、
俺1人でも変わって、この気持ちを必ず伝えてみせる。
俺、松野おそ松は、兄弟やめます____。
- Re: 兄弟やめよ?【おそ松さん】 ( No.2 )
- 日時: 2016/11/05 08:24
- 名前: やさいとう
更新楽しみです…!!かぷどうなるのかわくわくしてますっ(語彙力)
- Re: 兄弟会議 ( No.3 )
- 日時: 2016/11/05 08:35
- 名前: 夏向
水曜のお昼。
普通の平日の今、俺たちはいつものようにゴロゴロしている。
お父さんは仕事に行き、お母さんは買い物に出かけている。
言うチャンスは今しかない!
俺は、ちゃんと話す事にした。
「みんなー!聞いてくれ!」
俺がそう一声言うと、2秒間くらいは俺のほうを全員が見る。
「あのさぁ...」
と言いかけると、また何もなかったかのように
さっきしていたことを全員がする。
「あのさぁ!」
さっきより少し大声で言う。
やっぱり全員が2秒間くらいこっちを見る。
「話が...」
と言いかけるとまたさっきしていたことに戻る。
「みんなー!聞いてくれ!みんなー!」
「「「「「...」」」」」
「何で誰も返事しないわけ!?兄ちゃん大事な話しようとしてるんだよ!!?」
ついそうキレ口調になる俺に、1番に末っ子のトド松が返事をする。
「何!?さっきから聞こえてるからっ!!」
「じゃあ何で無視すんの。」
俺が若干棒読みで聞くと、トド松が頭を思いっきりボサボサに書いて言う。
「自意識ライジング!覚えてる!!?」
「ああ、チョロ松のな?」
俺が返事をするとトド松が改まってこっちを見て話を続ける。
「そっ!その時と同じで聞こえてるうえで無視してんの!こっちは!」
するとまたさっきと同じ姿勢に戻る。
「大切な話なんだけどー!」
そこまで言うと、何故か五男の十四松が食いついてきた。
「なになに!?またセンバツに選ばれたの?僕たち!」
あの半トラウマのセンバツ大会の事をまだ掘り返してくる十四松。
あんなに野球が好きなのはどこからなのか...。
「違う!俺さ、兄弟やめようと思って。」
あからさまに静かになる松野家のリビング。
一瞬の静寂のあと。
「「「「「ええええ!!!?」」」」」
弟たちが一斉にそう叫んだ。