大人なりきり掲示板

東方おねショタ郷
日時: 2016/12/19 21:39
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

 内容としては、タイトルの通りです。
 大人カキコに来るのも、この手のスレ(なりきり)を立てるのも初めてです。ダモクレイトスです。何というか不束な点もあると思いますが、そこは温かい心でお願いします。
 東方を愛する同志が少しでも集まってくれると嬉しいです(^_-)-☆

 なお、この小説に登場するショタは霖之助さんの子供のころとかいうわけではなく、さるお方のオリキャラとなります。理由は、まぁ、聞かないでください。ちなみにその人の同意は得ています。

 それでは、軽くプロローグのようなものを。



 ここは幻想郷。八雲紫は今、1人の少年の前に立っていた。少年は紫を睨んでいる、それもその筈、此処は少年の心の中なのだ。勝手に入られていい気分では無いだろう。
 
「いい素材ね」

 ――指先が光る。すると青年の体から何かが抜けていく。魂というものだろうか。それは、少年の体の形を象って、紫、抜かれた少年の前に現れる、そして抜かれた空っぽの体の少年は膝から崩れ落ちる。

「ん? 何で後ろに自分の体が?」

 目を覚ました少年は目をこすりながら一言口にして、周りを見回す。
 
「貴方にやってほしいことがあるの」
『何てこと……この子良いわ。とてもそそられる……凄まじいフェロモンね』

 かくして、理不尽な物語は幕を開く。幼くも凄まじいフェロモンと「元に戻す程度の能力」というものを持った少年の物語が――

 紫に会って一か月が過ぎた。彼は、茨木華扇(いばらきかせん)に庇護されながら、華扇で❝かおう❞という名――彼女からの愛を受けているのだろう――を受け、博麗神社に住みながら、霊夢とともにいろいろな場所を回り、紫の命通り異変解決などを行っていた。
 
 その折、ある天狗にあう。幻想郷最速を名乗る、風神少女射命丸文だ――

 「華扇くん、情報をあげますので、貴方も何か下さい──そうですねぇ、『体で支払って下さい』、いいですね? それでは現場に行きましょう」
「えっ? 『体で支払う』? あの、何を……って、ちゅ、宙に浮いてる!?」
 そう言って文は僕の体を掴んで、空中に浮く。
「まぁ、天狗なので、そりゃ空にも浮きますよ……では、行きますよ!」
 ビュンッ! と急に文は飛んでいく、その風はとても気持ちよかった──だけど一体何なのだろう、『体で支払え』って──

 数日後、僕こと華扇(かおう)は魔理沙に妖怪の山へと案内された、僕は文に会いに行く為に、『体で支払え』と言う意味も調べに、一人で妖怪の山へと歩を進めていく──
 すると目の前に赤い袴に白い巫女の様な服装の帯刀している少女と出会った、その少女は犬の様な耳を持っていた。
「貴様は誰だ?」
「僕の名前は華扇、文──射命丸文に呼ばれて、この山に来たんだけど──に『この山に来い』って連絡があって、知り合いに連れて来てもらったんだ、すまないけれど、文を知っているかい?」
 犬の様な耳を持つ少女は少し考えてから僕に言う。
「そうか、それでは案内しよう、迷わない様に進んでくれ」
「あぁ、分かった」
 そう言って僕は犬の様な耳を持つ少女に着いて行く事にした──果たして『体で支払え』とは何なのか、まぁ、文の事だ、『文々。新聞の販売を手伝って下さい』、とかだろう、そう思いながら僕は前へ、前へと進んでいく──そして文に出会って気付く、『体で支払え』とは『そのまんま』の意味だと──だが、今の自分はそんな事は分からない──

 このようなやり取りがあり……今、紫すら惑わした彼のフェロモンが解き放たれることとなる。
 これは華扇少年を争奪戦とする、幻想郷の女性たちのバトルロワイヤルである。

 ――prologue End


 前置きが長いですが、大体雰囲気はつかめていただけたでしょうか?

 同志募集要項(ダモが不定期に話しかけて、メンバーを集める予定)

貴方のお名前【/】(英語や漢字のお方は読み仮名もお願いします)
性別【】(必ずしも書かなくてもOKです)
年齢【】(同上)
東方歴【】
好きな東方キャラ【】(できるだけ多く)
この板でなりきりキャラとして使いたい東方キャラ【】(4名まででお願いします。絡みが書きづらくなる恐れがありますので、できれば同じ陣営内(道教組とか)のキャラいいかもしれません)
東方への愛をお願いします【】

 注意事項
・誹謗中傷やキャラ批判、宣伝、荒しは行わないでください。仮に行っている人がいた場合、無視してください。その手の方々に反応すると、つけあがります。
・自作の作品のキャラであれば、オリキャラも使用可能です。ただ、あまりにオリキャラを押しすぎたりするのはなるべくしないように、お願いします。
・なお登録キャラはあくまで、主要として使ってもらうキャラとしてで、必要な場合は、ほかのキャラも使用可能。その際は、このキャラを使わせてもらうと明記ください。

 登録が決まっているキャラ
 ・射命丸文・犬走椛・姫海棠はたて、河城にとり、茨木華扇、八雲紫、十六夜咲夜

 これ以外のキャラでお願いします。

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東方おねショタ郷 ( No.83 )
日時: 2016/12/23 21:25
名前: 彩都 (ID: HPUPQ/yK)

>>82
 世界何回壊してんだよかお君……(汗)

 では本編。

「ふむ、人里でも情報が無い、さて、どうする人形遣い?」
 そう言って団子屋で頬杖をする霖之助に対し、アリスは必死に考えていた。
「流石に冥界や地底には行かないわよね」
「普通そうだろうね、君の話を聞いて一般人、というのが分かった、外の世界の人間でもそんな危ない場所には向かわないね」
「そうよね……とりあえず、団子を少し食べてから行きましょ、私は疲れたの」
「生憎僕もだよ……って、誰が払うの?」
 霖之助が呆れながらアリスに言う、アリスは団子が刺さった串を霖之助に指す。
「貴方よ、一応はお店を経営しているんだからお金はあるんでしょう?」
「……はぁ、吐いて来なきゃ良かった」
 霖之助はそう呟いてから、懐に下げてある箱の中を確認し、財布を取り出す、女性と言うのはお金が掛かる生き物だな、と霖之助は少し溜息を吐いて、そう思った。

Re: 東方おねショタ郷 ( No.84 )
日時: 2016/12/25 18:37
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>83 

 ちょっと待て。どういう解釈ですか?

 霖之助の苦悩が笑う。というか、慧音先生とかついでに出しちゃってもいいんですよぉ。後々の伏線はりに(オイ


――――――――

「かおが行方不明なの」

 口調こそ努めて冷静だが、神妙な面持ちで気が気じゃないのは明らかだ。魔理沙としては最初はいつものように、小粋な冗談でも飛ばそうと思ったが、どうやらそうも言ってられないらしい。

「ちゃんと探したのか――」

 念のために確認を取ると、霊夢は犬歯をむき出しにして吐露する。

「探したに決まっているでしょう! あの狭い屋敷内で見逃すはずがないし、半径500メートルに渡って式神と一緒に探し回ったわ」
「その結果、ルーミアは捕虜になった」
「それは、ご苦労」
 
 震える声音。どうやら全て本当のようだ。最後のルーミアの言葉からも、霊夢が冷静さを欠いていることがわかる。

「紫や華扇はどうだ? あいつらがかおの件には関わっているだろう」

 心当たりがないか問う。厳しいときほど冷静であれ、とは言うが大切な存在が掛かっていて個人でそれができれば訳はない。そしてこの質問は穴がある。もし紫たちが関係者なら、かおを拝借するとして、何の連絡もないのはおかしいのだ。

「あんたねぇ。その可能性がないから私は焦っているのよ」

 予想通りの答え。更に言えば、普段の霊夢ならば予想通りのと加えるべきか。思ったよりは冷静さもあるようだ。流石多くの異変の地を共に駆けた仲間だと思う。そして、言外にならばどこか行く宛はあるのか。魔理沙はそう問いかける。

「妖怪の山……昨日あいつが文のところから帰ってきた後から、あいつ何か変だったわ」

 霊夢は一拍の間もなく、言う。どうやら方針は決まった。彼女の迷いない判断は今までの経験と、洗練された勘によるものだ。巫女の勘は、一種予言のようなものだ。魔理沙はしたり顔で。

「よし! 行くぜ、妖怪の山!」
「なぁ、霊夢、なんでアリスたちには言わなかったんだ?」
「勘が言ってるのよ……あっちにも何かかおに関係するものがあるってね」

 目的地は決まった。根回しも抜かりない。魔理沙は迷いない手つきで乱雑に置いてあるスペルカードを収集し、ポシェットに入れる。そして、帽子を被り、相棒である箒を掴む。

「なぁ、ルーミア、お前は帰っていいぞ?」

 2人で十分だと判断した魔理沙はルーミアに言う。それを見て、霊夢は私も言ったとバツの悪い顔をする。ルーミアは当然のように、霊夢にしたように手を広げ――

「2人で楽しいことなんてずるいじゃないか。ルーミアは楽しいことが好きだぞ」

 と、いざとなったら、自らのリボン――力の制御装置――を取ってでも自分の身は護ると宣言する。無論、手では届かないで、顔面に弾幕を当て、リボンを燃やすつもりだ。 

東方おねショタ郷 ( No.85 )
日時: 2016/12/25 18:39
名前: 彩都 (ID: 1CRawldg)

>>84
 言ってなかったけ? かお君が幻想郷に来た理由は。
 世界を破壊した後に、敵に一生治らない傷と痛みを植え付けられたんですよ。
 なので、病院で寝たきりになっていた、という訳です。
 幻想郷のかお君は精神です、精神には傷も痛みも無いので、自由に行動出来ます。
 肉体だけ大ダメージがあるだけで、精神には何も無い、と言う事です。

 この説明で理解出来るかなぁ……? 出来たら嬉しいです。

 では本編。

 団子屋での一件以来、霖之助は少し溜息を吐きながらアリスに着いて行っていた。
「はあ、とんでもない出費だった」
「あら? 貴方も何気に食べていたじゃない」
「それはそれ、まさか君の分も払うなんて考えていないよ」
「そう? 男は女に奢るのが常識よ」
「僕にとって、それは非常識だけどなぁ……」
 霖之助は呆れながら歩くと、目の前に少年少女達に囲まれる青い格好の女性が笑っていた。
 すると青い格好の女性は霖之助、アリスに気が付いた。
「おぉっ、二人共どうしたんだ? 随分楽しそうだな」
「……君はどういう節穴をしているんだ、何処が楽しそうなんだか」
 霖之助がそう言うと、アリスは霖之助の足先を踵で踏んで黙らせる。
「これはこれは、上白沢慧音さん、御久し振りです、今度会ったら、お人形会のお話でもしましょう、今は霖之助さんと探し物をしているので、これでは」
 アリスはそう言って、青い格好の女性──上白沢慧音(かみしらさわ けいね)に頭を下げて、先に進んだ。
 慧音は不思議そうに二人を見ながら手を振った。

Re: 東方おねショタ郷 ( No.86 )
日時: 2016/12/25 19:41
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>85

 了解しました。解釈を間違っているかもしれないですが、なるべくそれに合わせれるよう努力させてもらいます。

 さて、冗談で言ったのに態々出さないでも(まぁ、うれしいですがね


――――――――

「行くわよ魔理沙、ルーミア」
「合点だ!」
「今こそ出陣なのかー」

 霊夢は一度手ぐすねを引いて、ふわりと宙に浮く。そして凄まじい速度で、樹海を真上へと突き抜けた。それを追うように魔理沙たちも空を飛ぶ。

「眩しっ」

 鬱蒼と木々が茂る魔法の森にいたせいで多様の光に目がくらむ。霊夢は慌てて目を覆う。夜の妖怪であるルーミアはというと、耐えきれずそのまま落下。流石に予想していた魔理沙がすぐ助ける。

「大丈夫かおい、。やっぱり……」
「甘く見るなよ盗人魔女。私には最強の盾がある!」
「おまっ、それ最強の盾って!」

 魔理沙に抱えられながら、自分の愚行を恥じながらサングラスを取り出し装着。ニカっと笑む。それを見て、魔理沙は大笑い。ゲラゲラ笑う魔理沙の丹田にルーミアは鋭いチョップを入れた。

「あんたら、置いてくわよ!」

 そんな悠長な2人を霊夢は急かす。

――――――

 一旦霊夢組の話は終わりにさせてもらいます! 文&かお君の話に戻りましょう! もう、妖怪の森についている、って感じが良いでしょうかね? 文の超スピード的に。
 

 

東方おねショタ郷 ( No.87 )
日時: 2016/12/25 20:15
名前: 彩都 (ID: Ga5FD7ZE)

>>86
 いや、別に合わせなくても良いですよ、かお君は自分が精神の体である、というのも知らないですし。
 そうですね、もうじきアリ霖も終わらせます。
 次回から、文かお編だぜ!

 本編。

「痛かったよ、アリス」
「あら、そこ迄強くした覚えは無いわ」
「いや、そうだけど、踵だ、流石に僕でも痛かった」
 道中、慧音と分かれた霖之助がアリスに愚痴を言う、そんな霖之助に対し、アリスは言う。
「ふう、疲れた、あまり外に出ていないから、もう疲れたわ、もう解散しましょう? 探し人は中止にして、私は人形を作りたいわ、それじゃあ霖之助さん? ここで一旦解散よ」
 アリスがそう言うと、霖之助は溜息を吐いて、呟いた。
「魔法使いとはここ迄体力が無い者なのか……まぁ、解放されたけど、探している人間が見付からなかったのは少し不運だな」
 霖之助は少し上空を見ながら黄昏れる、そして顔を下げて今来た道を引き返した──その後、霖之助の上空を霊夢、魔理沙、ルーミアが通ったのは知らない──

 こ、こんな感じでも良いですかね?

Re: 東方おねショタ郷 ( No.88 )
日時: 2016/12/25 20:49
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>87

 そう? まぁ、痛覚もなければ行為による快感もなくなりそうですしねぇ。そもそも、魂も傷つけば死ぬものと思いますが。それは解釈の違いですね。

 OKです! では、私から書きますね。

――――――――
 
 視点変更――

 文は旋風のごとく凄まじいスピードで移動していた。しかし不思議なことにかおは苦しさを感じない。明らかに彼を拉致した烏天狗よりはるかに早いはずだ。景色の流れ方でわかる。

「気になりますかぁかおさん? なんで息苦しくないか?」

 見越したように穏やかな声で文はかに問う。どこか少し表情がニヤついているのは、自信があるからなのだろう。彼女との付き合いは短いが、彼女は理由もなく自信をひけらかさないタイプだ。それでいて多くのときにあのしたり顔をできるのは、よほど酸いも甘いも経験しているのだろう。そうかおは考えながら、気になるから首肯する。

「風です。風神……私そう呼ばれてまして、君に当たる風の量を調整させてもらってます」
「そんな繊細なことをできるなんて凄いねぇ」

 文の答えにかおは素直に驚く。文は満面の笑みを浮かべて。

「伊達に1000年生きてませんよ」
「成程ぉ、お姉さんだなぁ……って、1000!?」

 驚きで頓狂な声が出る。文は張りのある白い頬を恥ずかしそうにかきながら、失言だっただろうかと黙り込む。

「凄いなぁ。僕の数十倍生きてるんだね文は!」

 素直な彼に文は母性本能を擽られるのだった。婆婆とか言われるかと身構えてしまった自分がいたりするのだから。

「あと一飛びです。行きますよ!」
 
 気恥ずかしさを紛らわすように彼女は言う。そして先程より更に飛ばす。

「うびゃあぁぁぁぁっ、いっ息があぁぁぁ」
「あやや、すみません!」

 調子に乗ったことを詫び、速度はそのままに風の調整をし直す文。いつもの張り付いた笑みとは違う、自然な笑顔が浮かぶ。

――――――――

 えっと、あの白狼天狗さんの名前教えて?

東方おねショタ郷 ( No.89 )
日時: 2016/12/25 20:52
名前: 彩都 (ID: Ga5FD7ZE)

>>88
 実際どうだろう? 精神だし、魂とは別なんでは無いでしょうか?

 では本編。

 1000歳か、そう思いながら華扇は昨日のちょっとした情事を思い出してしまう。
 道理であんな気持ち良い事が出来るのか……そう考えると、下腹部が少し熱くなってしまう、思い出しただけなのに……呆れながら自分の熱くなった部分を抑えて、前屈みになる、だがそんな行為も文には分かってしまった。
「華扇くん、まさか大きくなってしまいました?」
 文がそう言うと、自分は少し暴れてしまう、何時気付いた!? まさか前屈みになったからか!? そう思いながら顔が赤くなってしまう、大きく息を吐いて文は僕の耳元で喋る。
「……スッキリしますか?」
 文の言葉に対し、自分は少し迷った後、コクリ、と頷く。
「分かりました、それならもう少し茂みのある場所が良いですよね」
 文はそう言って、文が考えてる場所へと向かう──

 名前……実際考えていないんですよねぇ。
 出す事は考えていなかったから……(汗)

 そうですね、今名前を付けるなら、師走 要(しわす かなめ)とかかなぁ?

Re: 東方おねショタ郷 ( No.90 )
日時: 2016/12/28 22:13
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>89 

 ふむ。精神だとすると精神攻撃は食らうけど、肉体攻撃は意味がないとかになるのでしょうかね……この辺はいろいろな解釈が出来そうですよね。

 さて、彼の人の名を聞いたので、使わせてもらいましょうかね。性格などはこちらである程度決めてしまってよろしいでしょうかね? あぁ、あとはにとりか秋姉妹あたり。

――――――
 
 深い紅葉。秋めいて炎のように色づいている。そんな赤や黄色が一層濃い場所へと文は降り立っていく。昨日のことを思い出し、あれをまたするのかと、かおは落ち着きをなくす。鼓動の音がうるさいとすら感じる。

「かお君? 心臓凄く響いてます。もうすぐ……ですよ?」
「うん」

 キツツキのように激しき首を振るかお。それを横目に、そんなに動くと首が痛くなりますよ、とうそぶきながら彼女は音もなく、木々の中へと降り立つ。朝日が降り立つ森の中は、煌く光が乱反射するような朝特有の霧が立ち込めていて。
 遮蔽物は十分という感じだ。

「さて、服は……自分で脱げますね?」

 そう言いながら、無造作にネクタイを外し、ブラウスを脱ぎ捨てる。豊満な胸を包み込む黒いブラは、大人の色香を感じさせる。

「文……」

 準備ができたことを伝えると、すぐさま文ははいより、かおを木へと押し付ける。
 

東方おねショタ郷 ( No.91 )
日時: 2016/12/28 22:46
名前: 彩都 (ID: hAr.TppX)

>>90
 いえ、単純に人間の肉体を持つ精神だとか考えて下さい。
 結構ややこしくなる説明になりそうなので、割愛させて頂きます。

 要は一応女性なのですが……(汗)
 性格とか容姿はご自由に設定しても良いです。

 では本編。

 何時見ても文の胸はでかいなぁ、僕はこの胸で己のアレを挟まれた……そう考えると、服の上からでも分かるぐらいの大きさになる。
「あ、文、ごめん、こんなにして……」
 少し照れながら頬を掻く僕、そんな僕に対して、『フフッ』と笑って、文が言う。
「良いんですよ、若い男子なら、これが普通ですよ……」
 文はそう言って、ニヤニヤ笑う、少しその笑顔に恐怖を抱いてしまうが、そんな恐怖は腰に走る快感によって、吹っ飛ぶ。
 文の胸の中に自分の存在が挟まれる、挟まれて、少し変な声を出してしまう。
「ひゃうっ!?」
「あら、可愛い悲鳴、誰も来ませんから、安心して声を出しても良いんですよ?」
 そう言って、文は黒いブラに包まれた胸を上下に揺らして、僕の存在に強い刺激を与えていく──

 書いてて思う、何だかかお君が可愛く見えてきた……快感に悶える赤い顔のかお君……何かそそるな。

Re: 東方おねショタ郷 ( No.92 )
日時: 2016/12/29 16:46
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>91 

 彼の者は彼という意味ではないですよぉ。あのお方とかって意味です。

 えっ、それは最初から分かっています。ただまぁ、痛みを感じないということはいいことばかりではないので、それはそれで危機感が他者の目線から語られる感じで面白いかもですね。

 ありがとうございます。

――――――――――

『だっ、誰もいないんじゃないんだなぁ……なぜだか、なぜだか知らないけど河城にとりさんが近くの茂みに……』

 文たちが行為をしている傍ら、茂みの向こう1人の河童――河城にとり――は居た。本当にたまたま偶然いた彼女は、頬を紅葉真っ盛りの赤紅葉のように染めてともそれば出そうになる悲鳴を必死で押さえていた。

『朝のはよから何やってるのよおぉぉぉ』

 こちとら夜勤明けで帰る途中だってのに、と油まみれになった青い作業着を見つめながら胸中で愚痴る。しかし、そんなにとりを尻目に行為はエスカレートしていく。

「ほら、少し強めますよ。スピードも上げて行きましょう」

 文はそういうと、自分の胸を以前よりさらに強く押し付け、先ほどより早く前後させる。すべすべで柔らかくて適度に暖かいそれにほぐされる一物は、ビクリと脈動し――

「でっ、出るっ! あの白いの……」

 かおが言うや早くそれは飛び出す。そして白濁の液体は文の顔へと飛んだ。彼女はそれを驚きもせず受け止め、垂れ下がっていく半液体上のそれを舌で舐めとった。

「んっ、濃いですねぇ……スッキリしました? それとも――」
「ねぇ、文。また、硬くなってきたよ」
「あややぁ、こりゃぁ、続戦確定ですね」
 
 自分の谷間の中で休む間もなく大きくなるそれを感じて、文は蠱惑的な笑みを浮かべる。その時だ。いきなり何かが文の頭上を飛び抜け、気に命中したのは。頭の上を見上げると剣が刺さっているのが分る。白狼天狗に支給される安価なダンビラだ。

「白狼天狗は目が効きますねぇ」

 そう言って、ダンビラが飛んできた方へと文は向き直る。そこには、白銀の頭髪をオールバックにした左半分を赤い隈が入った仮面で覆った長身痩躯の、冷静そうな顔立ちの女性白狼天狗――師走要(しわす かなめ)――が立っていた。

「貴様、白昼堂々何をやっているのだ……」
「いやぁ、要、これはですねぇ」
「やること自体は止めないけどな。やるなら、もっと気の利いた場所もあるだろう?」
「あっ、はははっ」

 相手が要で良かったな、と文は胸をなでおろす。彼女はまじめに見えて融通が利くというか、むしろ緩い性格だ。彼女が言っている気の利いた場所というのは、昨日かおを招き入れた場所のことで、正式名称は雛鳥宿――天狗たちの交際施設――という。

「では、そこでこそこそ覗き見している、夜勤明けの可哀想な河城にとりもカモン」

 文とかおが訝る中、要は左手にある茂みに弾幕を放つ。「ひゅぃー」という妙な叫び声をあげて小柄な女性が茂みから飛び出してくる。河城にとりその人である。どうやら最初から覗かれていたようだ。それをしてかおは顔を赤らめ、流石の文もそっぽを向く。

「やっ、やあ、ははっ……はははははっ、ははっ」
「流石、要の目を操る能力は隠し事ができませんねぇ……」

 普段、色々と疚しいこともやっている時分。ぞっとしない文であった。涙目ながらに笑うにとりを、拉致同然に抱えて要が先に飛ぶ。ふと途中で止まり、彼女は下を見下ろす。かおたちが服を着るのを待っているのだろう。こうして、不思議な一行が完成する。
 

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