大人なりきり掲示板

碧様と。−1頁目−
日時: 2020/05/11 17:14
名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)

部外者様の書き込みはご遠慮させていただきます。
荒らしコメント等もお控えください。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: 碧様と。−1頁目− ( No.91 )
日時: 2020/06/11 20:30
名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)

「おー。手ェ煩わせちまって悪かったな、助かったわ。いちろーもさっさと寝ろよ……」
銃兎が居たから素直に言えなかったのか、言えていなかったお礼を告げ。
何処か甘えたな声の相手へ、背中を向け乍な儘に返答したきり、程なくすれば静かな寝息を立て。
一郎とは違い、此れ迄の所属チームと異なって、一つのチームを率いるリーダーでありながらも、MTCでは最年少な為当然左馬刻から甘える事はしないが、知らず知らずのうちに甘やかされている、好きなようにさせて貰えている部分も、多少なりともあるような気がする。そう云う意味では今までが苦であった訳でも無く自由にしてきたが肩の荷が下りた、とでも云えるだろう。
「……母さ、ごめん…」
順風満帆では無かった左馬刻も、愛する妹の合歓との暮らしを支える為ヤクザとなるが、不甲斐なかった自身を悔やみ今も尚、過去に囚われているのか魘され眉間に皺を刻み寝返りを打てば、相手には引っ付くなと言う癖、身を寄せるようにして縮こまると無意識に一郎へ縋る。
__
「俺様は一郎くんが食いたいもんで良い。焼き肉、なんて如何だ?ガキは好きだろ」
何故かガキならば皆好きであろう、と云う観念を抱いており、そうだなーと思案気にやや首を捻って、僅かな時間を要した後、塵袋の口を結び乍に一郎へ顔を向ければ、外食先を提示する。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.92 )
日時: 2020/06/11 23:13
名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)

「ん…大丈夫…、皆分かってるから…苦労してきたんだな…」
暫く眠ると、昔から浅い眠りをする所為もあり、不意に相手の言葉が耳に掛かる。
縋る様なその仕草に自身の弟の姿が重なると、相手の髪を優しく撫でて安心させようとそんな言葉を述べて。
正直に言って仕舞えば、相手の過去も想いも全てわかる訳が無い。
それでも苦労してきている事、本当は優しい事、一人で何でも抱え込もうとする事だけは分かる。
どう声を掛けるべきか、正解は分からない。
だからこそ、今自分が言える言葉を相手にかけ、眠っていることを確認すれば相手の額にキスをして、此方へ抱き寄せてみる。
「…何があっても、俺は味方だから…」
そう言葉を紡げば此方を向いた相手の胸に顔を埋めて。


ーーーー
「まぁ、好きですけど。俺は何時になったらガキを卒業できるんですかね…」
年上の相手からしたらガキ扱いされても当然だろう、と思いつつもそう返答して。
相手の提案をあっさりと承諾をし、置いてある自分の上着に袖を通して

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.93 )
日時: 2020/06/12 01:13
名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)

「う"ぅん…もう置いてくなよ、いちろぉ」
相手から与えられる慰めに、身動ぎつつ何処か安堵したような顔付きになれば、其の儘すよすよと浅いとも深いとも、何方とも云えない曖昧な、然しながら先程よりかは幾分とマシになった様子の睡眠に入り。
何処か幼い声音で寝言を零しつつ、小気味良い心音と規則正しい寝息を立て心地良さそうに眠りに耽った。
__
「サァ、何時だろうなぁ。俺からすれば、一郎くんが幾つになろうが変わんねぇよ。おら、立てっか?」
ハッと笑い飛ばせば、上着に腕を通す相手を一瞥し、自身も手短に装いを整えると、相手の身体を労わるよう、手を差し出す。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.94 )
日時: 2020/06/13 13:48
名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)

「……あぁ。」
相手の言葉に小さく返事をすれば、そのまま目を閉じ、相手の心音が心地よくまたすぐに眠りに落ちる。
人は根本的なつくりは同じなのだろう。
強い人間なんていない。それぞれに弱いところがある。得意分野があれば苦手分野も当然の様に存在する。
故に、完璧な人間などこの世に存在しない。
そんな持論が頭を過る。
そのまま相手に身を寄せ、心地よさそうに寝息をたてる。


ーーーー
「年齢じゃ一生勝てませんから。……あ、はい…大丈夫です。」
差し出された手をとってふらっと立ち上がって。
大丈夫、と返答しつつも足にあまり力が入らない。
相当体に負担がかかるものなんだなと考えつつも相手に気が付かれない様に普段通りを装って。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.95 )
日時: 2020/06/16 19:30
名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)

「…ア?(んで此処に一郎のダボが…。)」
すぅ、と目を開けば視界には気に入らなかった奴の寝姿が映り、気の抜けたやや声音に不機嫌さが滲む声を小さく漏らす。
_あ"、あー…泊まらせたんだったな。
記憶の断片を引き合わせ、昨夜が思い起こされる。危うく蹴り飛ばすところだった。
二日酔いになる事もなく、覚えている。
其れにしても、一郎が俺を好きであると判ったのは、喜ばしい事だ。
微睡む暇はなく、早朝にも拘らず掛け布団から身を退いて、ベッドの縁に腰を落ち着かせると、未だ寝ているであろう一郎に背を向け、別の召し物に袖を通す。
__
「ふっ、よぉく分かってんじゃねぇかよ。ん、辛かったら遠慮せず言うんだぞ」
相手の返答で満足そうに、目元を緩ませた柔和な微笑みを浮かべわしわしと撫でてやり、普段通りを装う相手の様子に気付いてか、いないのか気遣わし気に告げれば、塵袋を片手に溜まり場である此の事務所から退室する。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.96 )
日時: 2020/06/17 05:07
名前: 楪 (ID: NOqVHr1C)

ー夢を見ていた。
とても長い様な、一瞬だった様な。
二年前の頃と同じ様に俺達は仲が良かった。
手を取り合い、助け合い、敵対する事も無い。
彼の隣には最愛の妹が居たし、乱数と寂雷先生は仲が良かった。俺の側には二郎も三郎も居て……全員がそれぞれ望んだような関係だった。
各チームの人達との繋がりもあったし、それこそ理想の世界と言っても過言では無かった。
ずっとこのままでいたい。
…そんな願いは脆く儚くすぐに崩れた。
途端に景色は変わり、目を覚ますと天井が目に入る。伝う汗と涙が夢の内容を物語っている様で。
嗚咽を漏らすこともなく只々伝う涙を手で抑えて。
震える声を極力普段の声色に寄せ、
「おはよう…御座います、」

ーーーー
「大丈夫です、多分。」
撫でられ素直に嬉しそうにすれば、苦笑を浮かべ彼の後に続いて歩いて。
時折見せる彼の笑顔にこちらまでつられて笑顔になって。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.97 )
日時: 2020/06/17 20:05
名前: 碧 (ID: 1l.7ltSh)

「なに起きてんだよテメェ、ガキはまだおねんねしてろや。」
相手が起きるにはまだ早い筈。
なのに、挨拶されて思わず肩が僅かに跳ねた。
普段のような声音をしているが、何処か震えているように聞こえた相手の声を不審に思うも、振り向く事はせず背中を向けた儘、理不尽に返して。
相手には目覚めたものは仕方ない、等と思われるかもしれないが。
「お前も頃合いになりゃ、立ち去れよな。玄関の鍵は郵便入れにでも入れとけば良いからよ。」
漸く此処で大きく開襟させたシャツの格好をした左馬刻は、振り向きざまに彼を一瞥し告げれば、伝えておく事は済んだとばかりに、直ぐ様まるで一郎の元から離れて行くような、儚げな背で寝室の扉へと歩み寄って行き。
__
「…ほらよ。焼肉店の前にコンビニ寄っから」
後に続いて来ているか、時折り背後を窺いつつ、バイクを停めている場所迄来れば、同乗者用のメットを相手へ手渡すと後ろに乗るよう示唆して、先にバイクへ跨がり。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.98 )
日時: 2021/09/21 07:33
名前: 楪(復帰しました) (ID: B0dMG1jJ)

「待ッ…、て……」
寝室の扉へと向かう彼の手をつかみ、この場から離れることを制止する。
引き留めた理由が”怖い夢を見たから”など、彼に笑われてしまうだろうか。
それでも引き留めたのは、自身から離れ、この部屋から出ようとする彼の背中が夢の内容をフラッシュバックさせたからである。
ようやく伝えた思いは、同時に孤独に対する恐怖心を思い出させてしまったのだった。
「…今、一人にすんな」
と、普段とは違った、控えめな声量で返答して相手の反応を窺うも、顔は見せられないとそっぽを向いて。


ーー
「っと、出来ました……」
手渡されるとすぐにかぶり、彼の跨るバイクの後ろに自身も跨って。
彼を後ろから抱きしめるような体勢を取りつつ、大人しくするとぎゅっと抱き着いて。

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.99 )
日時: 2021/09/27 16:55
名前: 碧 (ID: XL6hbgia)

「ンだよ、なんか文句でもあっか…て、どうした。」
まさか手を掴み引かれるとは思いもよらなかった為、扉の手前で阻止され眉を潜めさせると憂いに彼へ向き直り。
其処で異変に気付き、片眉を上げさせればそっと肩甲骨付近へ片手を添え、気休めに背を軽く摩って遣り様子を窺い。
彼の口から出た今、一人にすんなと云う言葉を聞き届け。
途端、二人の間に着信が鳴り響き、其の着信名は銃兎。
「あー…わぁってる、っつの。今其方向かってっから大人しく待ってろや、ウサちゃん。」
着信に応答すれば、彼には無情にも意地悪く、口元に笑みすら浮かばせ一郎のそっぽ向かせた横顔を眺めながら、親し気に戯れで呼び掛け。
「…と、まぁそう云う訳だから、悪ぃが俺様は行くわ。一人になりたくなきゃガキ共ンとこ早く帰れよ。」
警察署は忙しい時期で早朝からのミーティングしかプライベートの時間が取れず、ウサポリ公サマも忙しいンだとよ。一郎が弟共を大事にするのと同じく、優先順位が先なのはチームメイト、仲間だからな。好きだった、好きであると判ったが一度はお互い手放している間柄、中々現状をそう元通りにとは難しく、然し敵対しててもと一郎は言ってくれた。俺はいつも通りの日常に戻ろうと、敢えて彼には素っ気なさを感じさせ、踵を返して。
__
「おぉ、確り掴まってろよ。」
バイクに二人分の体重が掛かり、安全性の面を考え抱き込むように彼から密着されると今こそ風を切って髪を靡かせるような速度で走らせ中和されているがつい先程迄の性行為に熱をもたらし、火照らせていたのは思考を余所に、忘れられは_しないのだ。
コンビニに着いてからも、澄ました態度で証拠隠滅に溜まり場である事務所の取り換えた塵袋を片手に店のゴミ箱へ片し、一郎を連れて店内へ足を運べば予想外に粘られてしまい、切らしてしまったコンドームをこんな所で購入するのは不本意だが切らしておく訳にもいかず、取り敢えず二箱手に取り籠へ入れ、三箱目に手を出そうとするも、やめた。己は煙草も補充しておこうと思いつつ、彼へ顔を向けながらに問うて。
「一郎はなんか欲しいモンあるか?」

Re: 碧様と。−1頁目− ( No.100 )
日時: 2021/09/30 12:36
名前: 碧 (ID: wPqA5UAJ)

「ンだよ、なんか文句でもあっか…て、どうした。」
まさか手を掴み引かれるとは思いもよらなかった為、扉の手前で阻止され眉を潜めさせると憂いに彼へ向き直り。
其処で異変に気付き、片眉を上げさせればそっと肩甲骨付近へ片手を添え、気休めに背を軽く摩って遣り様子を窺い。
彼の口から出た今、一人にすんなと云う言葉を聞き届け。
突如、二人の間に着信が鳴り響き、其の着信名は銃兎。
「わぁーってる。今行くっつの、大人しく待ってろよ、ウサちゃん。」
不意に掛かってきた電話に折り返しが常であるも迷いなく出れば、呼び方は様々だがチームメイトの銃兎に、意地ったらしく一郎を見ながら告げて。
「ふっ、俺様にはこの後直ぐな用があっからよぉ、暫く会わないだろうがじゃあーな。」
通話口からは喧騒が聞こえるもお構い無しに切って途切れさせれば、微笑して踵を返し後ろ手に手を振り翳すと出て行き。
__
「おぉ、確り掴まってろよ。」
相手が後ろに跨ったのを確認すれば、前を向き直り、最初だけブォンと派手な音を立てて其れからは静かに走り。
バイクに二人分の体重が掛かり、安全性の面を考え抱き込むように彼から密着されると今こそ風を切って髪を靡かせるような速度で走らせ中和されているがつい先程迄の性行為に熱をもたらし、火照らせていたのは思考を余所に、忘れられは_しないのだ。
コンビニに着いてからも、澄ました態度で証拠隠滅に溜まり場である事務所の取り換えた塵袋を片手に店のゴミ箱へ片し、一郎を連れて店内へ足を運べば予想外に粘られてしまい、切らしてしまったコンドームをこんな所で購入するのは不本意だが切らしておく訳にもいかず、取り敢えず二箱手に取り籠へ入れ、三箱目に手を出そうとするも、やめた。己は煙草も補充しておこうと思いつつ、彼へ顔を向けながらに問うて。
「一郎はなんか欲しいモンあるか?」

メモしてたのが見付かり折角なので彼方は一応消さず此方を記載しておきます。恐らく此方の方が返信し易いと思うので。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。