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- その血は華となり【指名制/3L】
- 日時: 2023/07/20 01:47
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
───美しい花は意志を持つ
その花はヒトと共にあり、ヒトを知る
ヒトを知った花は淋しさを覚える
淋しさを覚えた花はヒトを変えることにした
永い時を共に歩めるように、淋しくないように
例えそれが最悪を呼び寄せたとしても───
>>1ルール、用語説明
>>2各プロフ参考テンプレ
>>3-5/男 >>6-10/女 指名キャラ
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- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.1 )
- 日時: 2023/07/20 02:02
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
【ルール】
・3L何れかの恋愛、戦闘 OK
・ロルの長さ、形式自由(会話文のみは不可)
レスペ不問
・cp成立後、移動可。
【用語】
ー花憑きー
御花に寄生されたヒトのこと
御花の種類や量は個人差があり、多いほど宿主の負担が大きくなる
健康であればあるほど、綺麗で美しい御花が咲く
御花は淋しがり屋なので、基本的に花憑きは脅威的な再生能力と不老を得る
花憑きが自ら命を絶つか、御花が花憑きとの生活に満足すれば解放される
御花と契りを結ぶ代償として、花憑きは生殖機能を失う
つまるところ、行為自体はできるが子どもを作ることはできなくなる
それ故に、その血は貴重とされ多くの者を惑わせてきた
ー花衛ー
花憑きから血を分け与えられ、その生涯を花憑きに捧げるヒトのこと
花憑きが天寿を全うするまで消えることは許されない
身体機能を1つ捧げる代わりに、並外れた身体能力を1つ得ることができる
ヒトには扱いが難しい力を得るが故に、御花は花衛を慎重に選ぶ
選ばれなかった者は、血を分け与えられた後に命が尽き、選ばれた花衛は、花憑きに身も心も強制的に捧げさせられる
花憑きが選べる花衛に制限はなく、御花が許せば何人でも持つことができる
ー御花ー
ヒトに寄生する花のこと
何処からともなく小さな種を飛ばし、対象の傷口に入り込むことで寄生する
ヒトの他に、動物に寄生する事例も確認されている
実在する花にそっくりだが、あくまで似たような何かであるため、既存の色以外の彩りがある
ー重杯ー
花憑きを裏切った花衛に行う儀式
稀に、契りを結んだ花憑き以外の花憑きに魅了されてしまう花衛がいることから生まれた儀式
御花の成分をたっぷり含んだその血は、2度も口にすることは許されない劇薬
裏切り者には重杯を
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.2 )
- 日時: 2023/07/19 21:52
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
【花憑き用Pf】
名前:
性別:
年齢:(寄生された時点の年齢)
性格:
容姿:
種類:(寄生部位と花の見た目)
備考:
指名:
絡み開始文:(既出の絡み文か其方で用意)
【花衛用Pf】
名前:
性別:
年齢:(既に主がいる設定であれば契りを結んだ時点の年齢)
性格:
容姿:
部位:(代償を払った部位)
能力:(並外れた身体能力1つ)
備考:
指名:
絡み開始文:(既出の絡み文か其方で用意)
【その他Pf】
名前:
性別:
年齢:
性格:
容姿:
職業:
備考:
指名:
絡み開始文:(既出の絡み文か其方で用意)
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.3 )
- 日時: 2023/07/19 22:03
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:栗花落(つゆり)
性別:男
年齢:25
性格:傍からみれば何でも受け入れてくれる優しすぎる性格の持ち主。実際は、ドロドロに甘やかされた相手が最悪の選択を続けて、破滅していく過程を見るのが大好きなだけ。破滅した後は甲斐甲斐しく世話という名の飼育をする。所謂、ダメ人間生産機。相手にかける愛情は本物のため、余計にタチが悪い。
容姿:ナチュラルマッチョくらいの筋肉量。透き通るまではいかないが、きめ細やかな白い肌。深緋の柳叶眼。右目の眦に横2連の黒子。やや癖のある黒い短髪。黒基調に深緋と白磁の模様が入った着物。左肩の花を避けるように片肌脱ぎしている。
御花:左肩に深緋と白磁の曼珠沙華。首筋や上腕の皮膚に張り付くように、躑躅色の水引が這っている。極少量だが、白緑の金木犀が散りばめられている。纏う香りは金木犀のもの。左首筋から左肩を経由して左上腕にかけて寄生している。こだわりが強いが故に、気に入った者への執着が恐ろしく強い。
備考:代々、御花を身体に宿している家に生を受けた。先代は100と少し前に御花を宿したが、愛する従者を解放するために自ら絶った。新しく受け御花を受け継ぐのは、見目麗しい姉の予定だったが、御花が激しく拒絶。そのまま姉は帰らぬ人となってしまった。その後も本家から分家まで、御花が映える儚く美しい人間を試したが悉く失敗。御花とは程遠い見目の栗花落だけが残った。長生きできそうな栗花落の体格と己に似た何かを大層気に入った御花は無事に寄生。先代とは異なる多くの美しい花をこさえる。儀式より十数年経ったが、御花のこだわりと栗花落への執着が強すぎて未だに従者はみつかっていない。
(薄雲がかった偃月が静かに輝く頃。 シャリ、シャリと水を含んだ湿っぽい地面をブーツで踏みしめる。 月見酒でも楽しもうかと外に出てきたはいいが、どうやらタイミングを間違えたらしい。 冷えた風が剥き出しになった肌を撫でる度に、そわりそわりと背中が浮き立った。 無意識に冷え切った左肩に触れれば、御花から『困ったやつだな』という呆れを感じたのは気のせいではないと思う。 「ん〜。良い酒をもらったから弄月でも……と思ったけど、日が相応しくないかもねぇ。でも、こんな日はどうしようもないヒトが転がっているものだろう?」ついでに拾おうと思ったんだけどねぇ、と善意でコーティングしたその悪意に、自分のことながら酷いヒトがいたものだと口端が歪む。 歪んだ口元を隠すように手を当て、くつくつと肩を震わせる。 一頻り笑いを噛み締めた後に歩みを進めれば、ゆっくりと腰を据えられそうなベンチが目に入った。 休憩がてら月見酒を楽しもうかと、素朴なベンチに腰をかけて月夜を眺める。 「…いやぁ、良い酒はどんな場面でも美味しいものだねぇ。もう少し雰囲気とタイミングを大事にすれば、さらに美味しくなるのだろうけど……ねぇ、俺の御花」 何杯目かの酒を口につけながら御花に話しかければ、御花とは異なる場所からかさり、と音が聞こえた気がした。人気の少ない場所だから動物でも歩いているのだろうと意識の外に追いやろうとしたが、どうやらそうもいかないらしい。 御花が警戒しているような、正体を探ろうとしているようなそわそわとした不思議な感覚が伝播する。 寒さとは異なる背中の感触に、久方ぶりの珍しい御花の反応。 これは面白いことになりそうだ、と御花を撫でつつ音の主に声をかけてみることにした。)
なぁ、そこの君。一緒に酒でもどうだ?花憑きとこの寒さが嫌いでなければ、だけど
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.4 )
- 日時: 2023/07/19 22:15
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:梵(そよぎ)
性別:男
年齢:27
性格:愉しければ万事解決思考の快楽的楽天主義者。下も人間関係もゆるゆるだが、自分も相手も愉しむことを優先するため、下半身の緩さがなければ普通にいい人。天性の人誑し。
容姿:細マッチョ寄りの体型。健康的に焼けた肌。シャトルーズグリーンの桃花眼。左下の口元に小さな黒子。後ろで少し結べるくらいの癖の少ないヴァニラの短髪。右側だけ少し伸ばして編み込んでおり、後ろに流して結んでいる。胸元まで大胆にボタンを開けた白いYシャツ。伸縮性のある黒いズボン。ヒールの低いショートブーツ。左耳に銀のチェーン型のピアス。右手の親指と中指、左手の人差し指と小指に銀のリング。
部位:仕えている花憑きがいないため、失った部位はない。もし己の花憑きが見つかり、御花の許しが得られるのであれば味覚か左眼を捧げる予定。
能力:未定。望む身体能力は、防御にも攻撃にも適した脚力。
備考:幼い頃に両親を失い、妹と共に親族の元で過ごしてきた。引取先の親族は、酒癖の悪い養父と男遊びが盛んな養母。2人の外面はいいが故に、周囲は異常な家庭事情を一切知らなかった。引き取られた直後は酷い扱いを受けたが、幼い妹を護るために2人に媚びを売ることを決意。結果、心も身体も2人に捧げ妹を護ることができた。幼い頃に築いた歪んだ自我は、現在もチャラい中身と容姿に反映されている。大切な妹は好いた花憑きのために血を呷って帰らぬ人となった。花憑きに恨みはないが、ヒトの人生を狂わせる様にかつての親族を重ねてしまい、若干の嫌悪感を覚えている。
(じんじんと鈍い痛みが残る頬に、冬終わりかけの冷たい風が心地よい。 たかが遊びと言いたいところだが、遊びは相手も愉しくなければ意味がない。 きっと相手は遊びでは済まされないところまで心を入れ込んでしまったのだろう。 そんなもの何の意味も結果も齎さないのに。 「あーあ、これで何人目だよ。ぜーんぶ遊びで済ませれば、心も責任も軽いだろうに」無意識に耳のチェーンを弄れば、彼奴ここを触るのが好きだったよなと思い出す。思い出すのは思い出すが、感傷が押し寄せてくるでも、苛立ちが生じるでもない。新しい遊び相手でも探しに行こうかと痛む頬をひと撫でして歩き始める。暫く歩みを進めれば、耳馴染みのある喧騒と見慣れたネオンサインが飛び込んでくる。「あぁ、ここに来るだけで気分が上がるねぇ……これで新しい遊び相手が見付かればもっと最高なんだけど、ね」街の中心に向かうにつれて、同じ遊び人の匂いのするヒトが増えてきた。誘うための香水の匂い、呑ませて惑わせるための酒の匂い、口実のための胃を刺激する料理の匂い…様々な欲に塗れたニオイが渦巻いている。今日はどの匂いを利用しようかと考えるだけでも、この先の愉しさを想像してニヤつきが止まらない。久しぶりの高揚感についつい独り言が滑り落ちるのも許してほしい。)
…最高にゾクゾクする出会いが欲しいねぇ
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.5 )
- 日時: 2023/07/20 00:33
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:一青(ひとと)
性別:男
年齢:23
性格:強い存在や圧倒的な力を持つ存在を力で捩じ伏せて屈服させたがる下剋上気質。権力や地位が高く驕っているヒトであればあるほど、強い加虐心と興奮を覚える危ない奴。熱しやすく冷めやすいため、屈服させた後は清々しいくらいに興味がなくなる。
容姿:細マッチョの一歩先くらいの体型。焼けてはいないが生っ白くもない健康的な肌色。やや白め寄り。鴇色の瑞鳳眼。左首筋に縦斜め2連の黒子。癖の強い月白の短髪。ところどころに淡紅藤のメッシュが入っている。黒のインナーとレギンス、黒ベースにオペラのラインが入った半袖トップスとショートパンツのシックなランニングウェア。白にローズレッドのラインが入ったランニングシューズ。
部位:仕えている花憑きがいないため、失った部位はない。捧げる部位も特に決めていない。
能力:未定。
備考:代々、花憑きを護り続けている家の出。輝かしい功績はあるのだが、花衛とは名ばかりの野蛮な一族と裏では嫌厭されている。花衛として望ましい恵まれた体格は勿論のこと、花憑きへの忠誠心はどの家筋よりも高いと自負している。が、花憑きを護るためには手段も倫理観もかなぐり捨てるヤバい思考を持ったヒトの集まりである。どんなことでも理屈をこねくり回して正当化するため、野蛮、腹黒、性悪などと嫌厭されるのは当たり前かもしれない。自覚した上でやめないよだからタチが悪い。そんな素晴らしい仕事ぶりが災いして、最悪の花衛として分家筋にも仕え先だった筈の花憑き本家にも嫌われた。本来であれば、栗花落の花衛として仕えるはずだったが、野蛮人はお断りと拒絶されてしまったため、フリーでのんびり仕え先を探している。
名前:月暈(つきがさ)
性別:男
年齢:30
性格:誰にでも平等に優しい。気を遣いすぎるくらいに優しいが、あくまで『平等に』優しいのである。相手の欲しい言葉や好ましく思われる態度などを瞬時に理解して、相手が不快にならないように立ち回る。愛せないのではなく、愛さないようにしているだけ。とあることから、口癖のように御花がいればそれでいいと自己暗示をかけるようになってしまった。
容姿:筋肉が薄く、全体的にすらりとしている。背が高いため、余計に細長くみえる。透き通るような血の気の薄い白い肌。綺麗な2層にわかれたブルーラベンダーとアイリスのダイクロイックアイ。眠そうに垂れているのが優し気な印象を与える。癖の少ないエクルベージュの髪を腰まで伸ばしており、緩く編み込んでいる。腰から足先にかけて両側にスリットが入った白のチャイナ服。袖は肘までの長さだが、御花を避けるように右のみノースリーブになっている。黒のズボンも足首までの長さのものを履いているが、御花がいるため左側は丈がない。帯と靴は黒。
御花: デイドリーム、ブルーラベンダー、アイリスのグラデーションが入った月下美人。月下美人に隠れるようにアザレのグラジオラスが咲き誇る。小さな葉をつけたヒメヅタが肌にぴったり添うように這っている。月下美人は、右肩から手首までと左腰から左足首にかけて螺旋状に広がっており、所々からグラジオラスとヒメヅタが控えめに顔を出している。
備考:貧しい小さな村の出身。飢餓に苦しむその村は御花様の捧げものと称して、口減しのために定期的に村人を捨ててきた。いつからか本物の御花が村に現れ、村人たちは貧しさから逃れるために己が身を捧げ始める。月暈の好いた相手もそうしようとしていた。どうしてもその人がいなくなってしまうことに耐えきれなかった月暈は、賭けに出る。自分が花憑きとなり、花衛としてその人を生かすために。結果、その時の賭けには勝った。が、その人には愛するヒトがいた。愛していたはずの人を差し置いて、無償の愛を月暈に捧げる変わりように己の過ちを理解したが遅かった。結局、何十年と時が過ぎた後に、愛したヒトの面影が残る花憑きへ鞍替えされてしまった。縛ってしまった申し訳なさや裏切りの怒りがないまぜになって、気づいた時には重杯の儀式が終わっていた。御花は、月暈が最悪の道を選びとって後悔に打ちひしがれる姿を予見し、情けないその様子を非常に気に入ったため寄生。どれだけ最悪な道を進んでも御花だけがずっと傍にいられる優越感を味わいたいらしい。月暈の心が折れそうになる度に、己の存在を主張するかのように御花は増えてゆく。
名前: メリーローズ
性別: 男
年齢: 26
性格:自由気まま。刹那的な生き方をしている。が、条件に合った人と出逢えれば、行く行くは未来を見据えるようになるだろう。心を許す程、我儘が増える。揶揄い癖あり。美しい容姿とは裏腹に口が悪いも、時に優しい言葉を掛ける。
容姿:艶のある腰より下までの紫みがあるピンクな髪。花飾りの髪留め。大抵おろしているが稀に編み込んでいる事も。麗しい見た目。すらっと伸びたモデル体型、身長175cm。全体的に華美で鮮やかな色彩の服装。
職業: 調香師。
備考:幼少期に花畑で遊んでいたら転んで、切り傷に毒花の種が入り込み、いつの間にやら薄ピンク紫の眼を見張る程に綺麗で立派な花が左腕へ2連咲いた。御花とは違うのか、結構特殊な毒花らしい。取り除いてやろうって考えたが、自身の体を相当気に入ったみたいで、発芽し気がついた其の時には、神経とかと密接な感じになり。切除は自身の命にも関わるかもって話になれば、結局其の儘共生みたいな事に。加えて芳香により人を魅了してしまう。男に誘拐され、何年か一緒に居た事もあり。家族とさえ真面に接する事が出来なかった。魅了の効かない相手を捜している。
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.6 )
- 日時: 2023/07/20 00:44
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:カーメル・テンダーネス
性別:女
年齢:16
性格:基本的に優しい。敬意には敬意で返し、自らが使役する花衛に威張り散らしたりもしない、しかし無礼を働いた者には容赦しない厳格な側面もある。
容姿:褐色肌と黄色の目、そして長い白髪を持つ。身長は167cm程、すらりと細く長い手足が伸びる。黒のワンピースにフリルの着いたエプロン、そして赤いリボンでツインテールを作っている。
種類:ワンピースの裾の下に伸びる足には隠れているだけで無数に黄色の薔薇のような御花が茨で食い込んでいる、両の手の甲にも同様。
備考:施設出身であり、引き取ってもらった義理の両親から愛されて生きてきたが、義両親に本当の子供が出来た瞬間に召使い同然の扱いを受けるようになった。そんなある日、外で洗濯物を干している時に木の枝に手を引っ掛けて怪我をした。そして何の因果か、庭の隅に誰も気付かぬ内に御花が咲いているではないか、まるで誰かに見つけられるのを待っていたような出で立ちでその花はそこにあった。孤独に耐え切れずその御花に手を伸ばした、例え拒絶されて死んでしまったとしても、このまま独りで居るよりマシだと思ったのだ。同じように孤独なその御花は自分を見つけた者を選ぼうと決めていた。お互いに孤独を埋め合う形で御花はカーメルに寄生、それからカーメルとは良好な関係を築いている、しかし御花が「カーメルが居なくなってしまったらまた独りになってしまう」と強く感じている為、まだまだカーメルはこの御花から手を離せないでいるし、満足してもらうまでゆっくり生きていくつもりだ。人を使役するという行為はあまり好まないので従者はまだ居ないが、正式に従者を持つことになれば話は別だ、その花衛を虐げたり、高慢な態度を取る事は決してないが、無礼者には厳しく罰を与える、というふうに決めている。
…はぁ、寝れなくなっちゃった。空が晴れていて良かった、これで雨でも降ってたら心が折れてたわ……
(今日は、何となく心がモヤモヤして、眠れない夜。1人で、いや御花も合わせて2人だろうか──誰にも忘れ去られたであろう廃ビルの屋上で星空を眺めていた。御花は何も云わない、しかし手足に絡む茨の痛みがその存在を実感させる。孤独を嫌うこの花が、果たして満足する日など来るのだろうかとふと思うが、痛い目を見ることは覚悟してこの御花にあの日手を伸ばしたつもりだ。いや、或いはあの日自分はあのまま消え果ててしまいたかったのかもしれない、まあ、何にせよ孤独な日々は終わったのだ。嗚呼、思考が纏まらない。今はただ星を見るべきだろうか。)
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.7 )
- 日時: 2023/07/20 00:54
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:京王院 唯織(ケイオウイン イオリ)
性別:女
年齢:18
性格:穏やかで人畜無害、春の陽気のように暖かな性格。いつも優し気な笑みを携えていて、あまり人を疑ったりだとか陥れようだとか、そういった事はあまり考えないような。よく言えば平和主義、悪く言えば平和ボケしている少女(とはいえ少女と言える年ではないのだが)。が、その実`自分が心配しなくていい他人の事`にまで関心を抱き共に傷つくような幼さも持ち合わせている為、強かであるようで弱いところに触れられれば(同情心を引けば)簡単に陥れることのできる危うさが共存している。基本的には常識人なのだが、妙なところで箱入り娘というか奇天烈な発言や行動をする天然な面もある。
容姿:腰あたりまである黒髪はすとんとした癖のない天然ストレートで、普段は低い位置でお団子に纏め紅玉のついたシンプルな簪をつけている。瞳はもう御花で埋め尽くされて見えはしないが、元々は上向きのまつ毛に囲われた美しい赤真珠のような瞳を持っていた。唇は薄くいつもにこやかに口角が上がっており、御花のせいで目元の化粧が施せないため紅だったり唇のケアには力を入れているとかなんとか。身長は18歳の頃から止まってしまった為157cmほどといろんな意味で小柄。いつも可愛らしい音色の鈴がついた白杖を持ち歩いており、彼女が歩くたびに下駄のカランコロンという音と鈴の音が響くので迷子にはなりにくい。眠るとき・外出するとき・家の中問わず、基本的には和服。特にお気に入りなのは桃色の菊の華が裾に刺繍されているのが特徴的のクリーム色の着物で、「本当はね、牡丹よりも菊のほうが好きなのよ。」と昔は笑っていたが、今や菊がどんな花だったかすらも思い出せなくなってきた。
種類:瞳。現在では目元を覆うように御花が咲き誇っており、まるで花のアイマスクをつけているような印象。種類としては牡丹のような御花で、桃色や乳白色・紅色の大小さまざまな牡丹が咲いているがその中で特に目を引くのは本体の牡丹であれば存在するはずのない、白い牡丹に赤いペンキを塗りかけのような斑模様の御花。
備考:一人称は『私』。従者は・・・・・
元々は落ちぶれた元貴族の家系に生まれたが、唯織が18の時に母と料理としていた時に包丁で指を切った際に傷口から御花に寄生されて以降、かつての栄光を取り戻し今では上流階級の家系へと返り咲いた。これももう少なくとも三十年は昔の話で、今や両親も海外やらへ遊び惚けてどこにいるのかわからない始末。唯織は御花が寄生した場所も相まってわかりやすい花憑きの為、まるで客寄せパンダのような扱いを受けている。とはいえ「健康な花憑きはまず体力から!」と意外に前向きに普段から白杖片手にいろんな場所を歩きまわっている(無論両親が高い金で雇ったボディーガードが周囲に隠れてはいるのだが)。以前は目元周りにぽつぽつと咲いていた花も今では目元を覆いつくすほどになっており、前までは歩けた隣町の隣町までの散歩もできなくなってきた。でも隣町までは歩ける。恐らく元々の体力が化け物並みだったのかもしれない。ちなみに高校時代は弓道をしていた。
……困ったわ。
( 盲目の人間の散歩というのは、記憶が大切となる。何歩進むとこの店があるだとか、ここを曲がると交差点があるだとか、ここはパン屋の前だからパンの匂いがするだとか、TVの音がする電気屋の前を曲がる、だとか。視覚に頼れない分、嗅覚や聴覚────無論手元の白杖、感覚にも頼るのだが。それらを頼りにして目的地や自分の位置を把握をしている。だがやはり視覚がない分、今まであった分かりやすいヒントが無くなってしまえば一気に自分の感覚を失ってしまう。正に今、唯織はその困惑の真っ只中であった。今までは今現在立っている場所にパン屋があり、ここを通れば甘い香りがするのであと何歩進めば…と計算ができたのだが、どうやらそのパン屋が潰れてしまったのか休業してしまったのか、いつも目印にしているそのパンの焼ける香ばしい匂いがいくら歩いても漂ってこない。今現在自分がどこにいるのかすら分からない状態に、桜華は御花で目元が隠れてしまっているにも関わらず困っているのが人目から見てわかる状態で。カツカツ、チリン、カランコロンと白杖でなんとか人の邪魔にならないようなスペースには移動し落ち着いたのだが、やはり金で雇われた護衛というのは有事の際≠ノしか動かず、助けてはくれない。……どうしたものか。御花憑きであるためかはたまた単純に人に関心がないのか。桜華に足を止める人はいない。白状の手元についた鈴がチリン、と鳴れば目元の御花が桜華の不安を掻き立てるようにさわさわと感覚をふるわせて。)
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.8 )
- 日時: 2023/07/20 01:05
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:篠宮 蛍(しのみや ほたる)
性別:女
年齢:21
性格:落ち着いていて冷静。少し冷たい印象を持つ。物事を淡々とこなし焦慮に駆られる事も無く蹉跌も少ないので完璧主義なところがあるが、本当は中々素直になれず表に出すのが苦手なだけ。心中ではもっと素直になりたい願望がある。堅実なようで気まぐれな部分もあり、一人は好きだが孤独は嫌いで寂しがり屋。グイグイ来られるのはあまり好きではない反面、そういう積極的な人を羨ましく思っている為押されれば心を許し甘えを見せる。
容姿:身長160cmほどで、標準体型よりやや痩身。肩に届く髪は至極色のボブで緩いウェーブがかかっており、細く柔らかい髪質と相まってふんわりしている。自然に下ろされている前髪は僅かに目に掛かる。そこから覗く瞳は菫色で二重のアーモンド型。鼻は小さめで唇は薄い。一般的な黄色人種よりも少しばかり白い肌を持つ。デコルテと肩を大きく出した白いオフショルダーの長袖ブラウスに、腰辺りまでの長さで京紫色のフード付きケープを、首元のリボンを結んで羽織っている。ボトムスは、黒色でAラインの膝丈スカート。黒いブーティを履いている。
種類:右の鎖骨を中心に黒い鈴蘭に似た花が十数輪ほど連なるように寄生。その様はまるで小さい風鈴が犇めき合っているよう。白ければまだ可愛げがあったものの、その色は通常ではあり得ない黒である為見る者に好奇と畏れを抱かせるかもしれない。
備考:御花に寄生される前の記憶は一切無く、自分自身の事も何者であるか分からない。気が付くと病院のベッドの上で、既に御花が右鎖骨に咲いていた。己の家族だったらしい女性は年齢差からして姉のようだが、病院の安置室に寝かされており息を引き取っていた。看護師の話によれば、2人ともビルの屋上から転落し姉は即帰らぬ人となり、自分は奇跡的に助かったものの打ち所が悪く記憶喪失になってしまったらしい。通行人が見つけ救急搬送されている間、救急隊員が姉の体に咲いていた御花が種を飛ばし自分の頭の傷口から入り込んでいったのを見たようだとその看護師から聞いて、姉は自ら命を絶った可能性が高い事を知る。戸籍から家族は姉だけらしく唯一の親類を失ってしまい寂寥感に苛まれるも記憶が無い為悲愴は感じられなかった。それからは生活保護を受け、御花と共にお互いの淋しさを埋めながら暮らしている。
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.9 )
- 日時: 2023/07/20 01:25
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:花宮 可漣(はなみや かれん)
性別:女
年齢:17
性格:異常に明るい。虚ろさすら感じるほど。常に目を見開き口には笑みを浮かべている。すばしっこく常にぴょこぴょこ動いており、落ち着きがない。どんなことでも何をされても笑ったままでいる耐性がある。喜怒哀楽をあまり感じさせる事はない。ただふとした時に目に憂いを帯びさせることがある。お金を欲しており、その為にはプライドも人権も捨て死に物狂いで媚びへつらう覚悟と呼ぶにはおぞましい諦めがある。元気の無い人には黙って近くに居て、何かを求められたら従う。過去に関わりを持った人物からは犬っぽいと評されることが多々ある。頭はお世辞にも良いとは言えず、難しいことはちっとも分からない。論理感もほとんど無く、目の前で何か残酷な事が起きても平然として受け流す。だが、小さな子供絡みのことはそっと目を逸らすらしい。
容姿:少し癖のかかった胸までの黒髪をおろし、頭に白い猫耳をつけている。右目はミントブルー、左目はクリムゾンピンクのオッドアイ。肌は白く、痩せているながらもくびれのある、人を誘う身体付き。身体に数箇所ガーゼがあり、それで足りないほどの無数の傷や痣がある。肩紐の緩んだ黒色の古いタンクトップを着て、同じく黒のミニスカートを着用している。靴は履いておらず、裸足。色とりどりの小さなリボンを、頭に沢山つけている。黒革の首輪を着けているが、その下にも誰かの手の痣がある。タンクトップ以外は全て”お客さん”からの贈り物らしい。
部位:仕えている花憑きがいないため、失った部位はない。捧げる予定もないので、可漣は考えた事もない。
能力:未定。
備考:一人称はわたし、二人称はあなた、〇〇さん。誰に対しても敬語。ただ、こう呼べ、こう話せと言われればすぐ変える。
身長は145cmと、栄養が足りてないせいかかなり低身長。
5年前頃出ていった両親に変わり、弟妹達を養う為に体を売っている。未成年の為店には属さず金さえ払えばなんでもやるのを売りにし、個人で客を取っている。出生届が出されておらず、義務教育も受けていない。身体の傷や痣は、少々マニアックな嗜好の客につけられたもの。暴力的なこと以外にも法外なことや決してまともな神経では出来ないことなど色々やっている。なのでかなり不健康。花憑きは行為をしても子供が出来ない所と、羽振りが良い人が多い所から得なお客だと思っているが、本気になった客から寝てる間に血を飲ませられそうになったことが数回ある為、リスク管理を重々気をつけている。花衛に絶対なりたくない。一人に限定したりすれば稼げなくなるので。本名は可漣という下の名前だけであり、花宮は偽名。弟妹達にいざという時手を出されない為にそうしている。
全く、一万も出さずにあんなこと出来ると思うなんて、相場見てから出直してきてほしいですね!
(かわたれ時、というのだろうか。朝日が顔を出し始めた薄暗いホテル街を、一人の女がスキップしながら独り言を零し歩いていた。全く、という言葉の割に表情はニコニコし、声色も弾んでいた。理由は、彼女の手に握られている似合わない牛革の財布でわかるだろう。そう、可漣は先程一緒に寝ていた男のいるベットから抜け出し、ハンガーラックに掛けられた背広からこっそり財布をすって一人ホテルを出て来たのだ。正確には可漣は狸寝入りをしていただけだが。自分には五千円しか出さなかったくせに、財布には数枚の万札が入っていた。4ケタでどうしてあのような暴力的なプレイをする権利が買えると思ったのだろう。なんでもする、だがそれ相応の金額は貰うと言っているのに。まあいい、これぐらいあれば何日か、弟妹達のおかずを一品増やしてあげられるだろう。ほくほくとした気持ちになる。と、その瞬間、頭がぐらりと揺れるような、鈍い痛みが襲う。スキップを止め頭を押さえると、途端に体のバランスが取れなくなり、そこらの路地裏に座り込む。......あのお客全然手加減しなかったから当然といえば当然だ。頭を殴られた気がしないでもない。男の拳で殴られ碌に処置もしなかったくせに、スキップなんかしたのが悪かったのだろう。少し荒くなった息と痛む頭で座って考える。この程度なら少しジッとしていれば治まる。ただ、こんな所で座って寝ていれば今度は自分がすられる側になりかねない。どうしましょうかね、と呟いて前を見てみると、この時間帯にも拘らず一人誰かが歩いているのが目に入る。あの人に助けてもらうか。ついでに次の客にでもなってもらえればいい。どんな人か判別は出来ないが、自分は男女も年齢も問わず相手が出来るし。考えが纏まった、すぐに行動に移そう。高い声を出し、弱々しくも可愛らしく、如何にも可哀想に見える笑顔で相手に呼び掛ける。)
おーーい!そこの......お姉さんかお兄さんか誰か知りませんけど、あなたぁーーー!......助けてもらえませんかぁ?
- Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.10 )
- 日時: 2023/07/20 01:48
- 名前: 花詠み (ID: 3MzAN97i)
名前:浅倉 彩音(あさくら あやね)
性別:女
年齢:20
性格:内気な性格で、人と関わるのが得意ではない。コミュニケーションが全く取れないわけではないものの、積極的に他人と関わることはあまりしない。典型的な陰キャなのだが、そんな自分の性格を凄く嫌っていて、改善したいとは思い色々と挑戦はしてみるものの、今更治るわけないと言い訳してすぐ逃げてしまう。褒められたり、自分のことを理解してくれる人相手だとすぐに調子に乗り、饒舌になるため自己肯定感が低い訳ではない。
容姿:黒髪に黒い瞳。色白の肌や細い体躯、常に猫背と、不健康そうな印象を与えるがそんなことはなく至って健康体。身長は164cm。美容院や床屋に行けないという理由から、髪は肩にかかる長さで適当に自分で切り揃えているため、毛先はめちゃくちゃ。上は白いブラウスに茶色いカーディガンを羽織り、下は小豆色のロングスカート。ファッションに疎く、お洒落に興味もないため、良くも悪くも無難な服ばかり着ることが多い。少し外に出るくらいなら寝間着も兼ねているジャージのままの事もある。
種類:左目から真っ青な矢車菊の花冠だけが顔を覗かせている。場所が場所なだけ上手く手入れはできないものの、飾り気のない本人とは裏腹に美しく見事に咲いている。
備考:何不自由ない、ごく一般的な家庭の一人娘として生まれた。内気な性格は生まれつきで、今までの人生でできたリアルの友達の累計は片手で数えられる程しかいない。大学にて自由気ままな一人暮らしを謳歌していたある朝、突然御花を左目に宿すこととなった。どこから寄生されたのか身に覚えはなく、最初は戸惑いこそしたものの今ではあまり気にしていない。しかし、嫌でも目立つ御花のせいで数少ない友人は奇生を恐れ自分から離れていき、一人ぼっちとなってしまった。自分が一人ぼっちだという現実から逃げるためにオンラインゲームやSNSなどでネット友達を作るも、孤独を埋めるには至らなかった。次第に自分の左目も、友達も失くす原因となった憎き御花を唯一の友達と思うことでしか孤独を紛らわせなくなる。彩音が御花に依存していくにつれて御花はより美しくなっていった。もし、彩音に友達や花衛が出来てしまえば御花の美しさはくすんでいってしまうだろう。
いやぁ、たまには外の空気を吸って陽射しを浴びるのも悪くないね。君もそう思うでしょ?
(休日の昼過ぎ、家に引きこもりすぎるのも良くないと珍しく散歩に出かけていて。悪目立ちする左目の御花のせいですれ違う人の視線の痛さは感じているものの、いつものことだと特に気にする様子は見せず。ネットで見たお洒落なカフェやケーキ屋に、入る勇気など勿論ないため店の外観をじーっと眺めながらいつかこういう所に入ってみたいな、と思いを馳せては歩みを再開すると言った傍から見れば奇妙としか言いようのない散歩を楽しんでいた。しかし、インドア人間の体力などたかが知れている。すぐに疲労を感じた為、近くにあった公園のベンチに座り込みながら道すがら自販機で購入したエナジードリンクで喉を潤し休憩を取っている。大きく深呼吸しながら外の空気を味わい、まるで友人かのように目に咲く花を優しく撫でながらそう話しかけて。御花に親しげに話しかける行為は家にいる時よくすることのため思わずしてしまったものの、その行動はとても普通のこととは言えないもので。ハッと我に返ると恥ずかしさと誰かにこんな姿を見られて引かれていないか、不審者として通報でもされてないかと焦りを感じて、慌てて周囲を見渡して。)
…やば。流石に外でやるのはキショすぎるって…!
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