大人オリジナル小説
- だって、だって、だって、
- 日時: 2011/01/03 23:08
- 名前: らり
みなさん、こんにちは。
らりと申します。
今回は、社会問題系、初です!!
がんばってかくので、応援お願いします^^
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- Re: だって、だって、だって、 ( No.11 )
- 日時: 2011/01/05 22:37
- 名前: らり
佐々木さんと会って、すこし心が軽くなり始めた頃、あたしたちはもう1度あった。
「あら、こんにちは」
近所のスーパー、夕飯の買出しの時。
佐々木さんも買い物に来ていたみたい。
「こんにちは。ていうか家、ここの近所なんですか?」
「ふふ、そうなの。私も驚いたわ」
楽しそうに微笑む彼女を見ると、本当に心が軽くなる。
「あなたとは、もっとたくさんおしゃべりがしたいわね」
その日から、あたしたちは文通を始めた。
しょっちゅう会えるわけではないから、ということで。
あたしは、佐々木さんとの文通で励ましてもらおうと思ったのかもしれない。
辛くて苦しい思いを、ずっと抱えたまま生きていくのは嫌だから。
誰だって、そうだと思う。辛いのは、嫌。苦しいのは、嫌。哀しいのも、嫌。・・・だったから。
佐々木さんの手紙は、本人同様、温かいものだった。
なぜだか分からないけど、「がんばって」という言葉は1度も使われていなかった。
仕事の話や、プライベートの話なんかもあった。
『私は今、大きな事件に向かい合っているの。すごく大変かもしれないけれど、精一杯がんばるから、応援してね』
そういった話題が多かった。
だけど、佐々木さんは警察なんだ。女の人だけど、警察なんだ。
あたしは、そんな大事な事を忘れていたんだ。
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