大人オリジナル小説
- 明日の自分
- 日時: 2011/05/14 09:59
- 名前: ユカ
- 参照: http://www.raitonoveru.jp/howto/c1.html#06
こんばんわ。
少しづつ書いていきますので更新はあんまり早くないかもしれないけど応援してくれればうれしいです☆
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81
- Re: 明日の自分 (イメージソングを発表しました) ( No.47 )
- 日時: 2011/05/09 17:49
- 名前: ユカ
【第10話】
――――あれから一ヶ月ほどたっただろうか、
今日、あの少年院から電話があった。
「昨日、疑似家族の父役と母役の男女が決まりましたので来てください」
と。
とうとう決まったんだな。
いったい誰を選んだんだろうか?
――――彼は・・・・
「院長お久しぶりです。」
「よく来て下さいました。では本題といきましょう。」
「はい。」
ああ、とうとうわかるんだ・・・
「父役は神谷 恭介です。」
「あっ、はい、・・・っえ??」
えっ、あの神谷が!?
なんか想像できない。
「何か問題でも?」
「っいえいえ、つづけてください。」
とりみだしてしまった。
「母役は・・」
「母役は!?」
「母役は、森野涼香」
―――――――――はっ?
「母役はあなたですよ。森野さん。」
「えっ、えーーーーーーーーー!!」
「そんなに驚かなくてもいいでしょう?では、がんばってくださいね。お母さん?」
院長がいたずらな笑みを浮かべる。
こんな時にからかわないでーー!
「うっ、はっ、はいっっ」
えらいことにかかわってしまった・・・
「でっ、では、私はこれにて・・・」
「待ってください!」
「まだなにか?」
「今日、裕也君と会ってくれませんか?母役をする人がどんな人か彼も知りたいだろうし。」
確かに。
「わかりました。ところで彼はどちらに?」
「案内します。」
しばらく少年院の中を歩いた。
やっぱりどことなく怖い雰囲気があった。
やっぱり少年院って苦手だ。
「この部屋にいます。」
「わかりました。」
キィ
ドアが少しきしんだ。
「こんにちは、森野先生。」
すきとおった少年の声がした。
「こんにちは、裕也君。」
そこには、まだ顔にあどけなさが残っている少年がいた・・・
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81