大人なりきり掲示板
- 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】
- 日時: 2019/02/20 23:06
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
風貌も年齢もタイプも全く違った8人の男。その中から貴方の好みに沿ったお相手を選び貴方のものに。どんな設定でどう進めるかは貴方の自由です。
さあ、お好きな彼をどうぞ___
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・イケメン眼鏡中年
・びっち清掃員さん
・人工たらしなチャラ男
・死にたがりの大学生
・独占欲の塊
・変人美大生
・一途なわんこ
・バーの行き遅れキューピッド
...詳しく >>1
*
貴方の事も詳しくお伝えください >>2 (キャラシ)
*
注意
・今回のスレはBLのみとなっております。他はご遠慮ください。
・返信の催促はお控え願います。不定期ですが必ず返すので気長に。
・顔文字やwのご使用はお辞め下さい。
・台詞のみや豆ロルでなけばロルの長さは問いません。こちらは参加者様にできるだけ合わせますが基本短~中になるかと思われます。ばらつきがありますがご了承を。
・なりの掛け持ちをされている方等このスレの返信は後回しでも全然構いません。マイペースにやっていきましょう。
・キャラシはよく読んで記入して下さい。
・指名キャラは一人まで、なりきりは一人につき2つまででお願いします。
・キャラクターはオリジナルのみです。
*
Curro様 >>8
腐猫丸様 >>18
framboise様>>82
さり様>>89
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.64 )
- 日時: 2019/01/14 00:40
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「わ、ありがと...」
渡された黒いコートは会社でよく見る物だった。スタイリッシュでシュッとした感じが立花によく似合うのだ。普段立花が身につけている物に袖を通すことができるのが嬉しくて薄く口角をあげながら羽織れば呼びかけに頷き、部屋を出た立花へ続いた。
___
「...違います、あんたがどうしたいかじゃなくて俺が泊まって欲しいから言ってんです。迷惑とかじゃ無くてどっちかといえばお願いに近いんですよ」
この後に及んで何を言うんだこの人は。焦れったい、とでも言う様にやや荒くなった口調で眉を顰める。此処迄言ったって気づかないのだから確信に迫る一言さえ伝えなければ全て俺の良心で済ませてくれるのだろうか。汚れきった俺は葛西さんが思う様な温かい人でも良い人でもなんでもないのに。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.65 )
- 日時: 2019/01/14 01:58
- 名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)
軽く車を走らせた先は家の近くのスーパーマーケット。何か作ってくれるってことだからスーパーで良いんだよな?
「白谷さん、此処のスーパーで良いですか?なんか、行き付けの所とかあったら其処行きますけど」
料理好きの友達が行き付けのスーパーが一番使いやすいのだと話していたのを思いだして、白谷さんに聞いた。
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お願いに近いのだと言われて、取り敢えず端なく感じた訳ではなさそうでホッとする。でも、お願いなのだと言われては、事の辻褄が合わなくなる。良心とか、気を使ってくれた訳じゃないなら、一体なんなんだろう?というか、東雲くん若しかして怒って…え、なんでだろ?なにか怒らせるようなこと言っちゃったっけ…………?
「え、えっと……ごめんね、僕、察し悪くて…」
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.66 )
- 日時: 2019/01/14 13:15
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「嗚呼、いいよ」
助手席で揺られながら乗り物酔いもし易いためなるたけ窓の外を眺めていると降ってきた質問にこくりと頷く。このスーパー、俺も良く使うし。
到着したのだと知ればありがと、と一声掛けて車から降りた。
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「ええ、もうそれは痛感してます」
ふぅ、と軽く息を吐き出す。察しが悪いどころの騒ぎじゃ無い気もするけれどもう今はそれはそれでいい。此の儘何処かへ行ってしまわなければそれで構わない。寧ろ拒絶される心配が少なくて好都合だ。
「兎に角、ネカフェとか言語道断なので、俺の家行きますよ」
自分に言い聞かせたら、やっとその場から動きだし少し前に散らばった葛西さんの鞄の中身を拾い上げる。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.67 )
- 日時: 2019/01/14 22:12
- 名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)
久し振りに入ったスーパーマーケット。子供の頃は母さんとよく来たものだが、大学はバイト先の賄いで事足りたし最近はテキトーに引っ掛けた男や女が食わせてくれたし、実家を出てからからっきし行かなくなっていた。
「俺、スーパー来たの久し振りです」
なんて言って笑って見せた。
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「すみません……」
空気が読めないとか、ウザいとか、中高生の頃によく言われたものだ。東雲くんも同じように思っているのだろうか。
「え、……は、はい…………」
慌てて東雲くんを追いかけて参考書を拾い集めた。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.68 )
- 日時: 2019/01/14 23:49
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「材料は大抵揃うからなんでも作ってやれるけど、」
ただのスーパーに来ただけなのになんだか楽しそうな立花の笑みに自分は慣れたはずのこの場所も少しばかり違って見える。
何かご所望は?と籠を片手に持てば顔を上げて少しだけ上にある立花の目を見て問う。
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数冊の参考書や教科書やらを抱え、再び鞄へ入れ直すと葛西さんへどうぞと差し出す。それから何故か沈んだ様な表情を見受ければ軽く頭を撫でる。なんの問題もないよって。
「 近いんで少し歩いたら着きますよ」
だから、本当に嫌で逃げてしまうのなら今のうち、そんな戯言は言葉にせずそっと呑み込み背を向けて歩き出した。。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.69 )
- 日時: 2019/01/15 17:18
- 名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)
えっ、と声を漏らし此方を見上げる白谷さんにドキッとしてしまう。
「えっと……」
好物はある。実家に帰ると必ず食べたいと母さんに要求する好物が。でも、ちょっと子供っぽくて恥ずかしいんだよなぁ。
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「あ、有難うございます」
鞄を受け取って自分の拾った分を仕舞う。とは言っても僕が拾えたのはほんの二冊だけで、殆ど全て東雲くんが集めてくれた。やっぱり本職の人(?)は早いなぁ、なんて考えていると頭に乗せられた重みと冷たさ。東雲くんに頭を撫でられていた。
「…ふふっ、先程の仕返しですか?」
そう言って笑うと、東雲くんも柔らかく微笑んだ。
撫でていた手が離れて、東雲くんは再び歩き出す。追いかけた其の背中は、なんだか拒絶されたがっているように見えた。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.70 )
- 日時: 2019/01/15 22:02
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「んー?なに、口籠っちゃって」
言いたいけど言えない、みたいな微妙な表情を立花が浮かべるものだから首を傾げる。そんな黙っちゃう程めっちゃくちゃ作るの難しいとか?好物ない、なんて流石に有り得ないと思うけど。
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「あそこ、あのコンビニ越えた所のマンションです」
特に会話をするわけでも無く後ろを気にしながら白い息を見つめて数分歩いた。自宅が見えてくれば少し振り返り指を指して葛西さんへ場所を伝える。もう少しですからと声を掛けて立ち止まると今度は隣に並んで歩みを進める。
やっぱりそれ以上の会話はしないけれど、隣から聞こえる微かな呼吸音だけで胸がいっぱいになるのだからこれで十分な気もした。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.71 )
- 日時: 2019/01/16 19:41
- 名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)
「あー、えぇっと…………お、オムライス…食べたい、です。……チキンライスの方の…」
耳まで真っ赤にして一番の好物を白状した。ガキの頃から大好きで、大人になった今も変わらない、チキンライスに半熟卵を乗せてケチャップをかけて食べるオムライス。子供の好きなメニューの上位に入るであろう其れを、すっかり図体が大きくなった自分が言うのは、なんというか物凄く恥ずかしかった。
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「はい、もう直ぐですね」
少し前を歩いていた東雲くんが振り向いて言うと、僕の隣に並んだ。何か話そうと思っても、何も話題が出てこない。如何してだろう?本屋で話す時はスラスラと話題が出てくるのに。
東雲くんの表情が気になってこっそり見てみると、普段と変わらなかった。でもなんだか嬉しそうだったから、僕は無理に話題を探すのは止めにした。彼となら、此の静かな沈黙も心地よく感じた。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.72 )
- 日時: 2019/01/16 23:48
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「ふっはは、何恥ずかしがってんの。オムライスね、了解」
何を言われるのかと若干身構えていただけに立花の口から出た料理名が存外可愛らしくて思わず笑ってしまった。なるほど口籠っていたのはそういうことだったのか。
注文を受けると売り場は把握しているため卵やら鳥肉やらケチャップやら人参やらその他必要なものを次々確認しつつ籠に入れてレジへと向かう。
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マンションの前までくればキーでドアを開け建物内へ。エレベーターに乗り込み3階のボタンを押す。
嗚呼、本当にここまで着いて来ちゃって...誘ったのは自分だが何だかもう少し危機感とか防備とかそういうの覚えた方がいい気がするけれど、なんて考えながら葛西さんを横目に見ていればちりん、と音をたててエレベーターが目的の3階に着いたようで。こっちですと軽く腕を掴み部屋の前へ誘導する。別に掴まなくったっていいだろうが此処まで来たのだから逃がしてやらない、そんな風に心の何処かで思っていた表れなのかもしれない。
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.73 )
- 日時: 2019/01/17 21:56
- 名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)
「だっ、だって、こんな図体のデカいいい歳した男の好物が、オムライスなんて…」
笑う白谷さんに少しムッとして言い返す。畜生、やっぱりベタなカレーライスとかにしておけば良かった……!いや辛いの苦手だって知られるのもなんかダサくて恥ずかしいからハヤシライスか!
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エレベーターに乗った時点で、東雲くんが一人暮らしをしていることに気付いた。一人で暮らすことを許して貰えてることが少し羨ましい。
ちりん、とエレベーターが三階に止まって、出ようとしたら腕を掴まれた。大して強く掴まれた訳ではないのに、妙に驚いてしまって身体が固まった。やっぱり未だ、不意に男性に触れられるのは少し怖いらしい。