大人なりきり掲示板

【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】
日時: 2019/02/20 23:06
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

風貌も年齢もタイプも全く違った8人の男。その中から貴方の好みに沿ったお相手を選び貴方のものに。どんな設定でどう進めるかは貴方の自由です。

さあ、お好きな彼をどうぞ___



・イケメン眼鏡中年
・びっち清掃員さん
・人工たらしなチャラ男
・死にたがりの大学生
・独占欲の塊
・変人美大生
・一途なわんこ
・バーの行き遅れキューピッド

...詳しく >>1


貴方の事も詳しくお伝えください >>2 (キャラシ)



注意
・今回のスレはBLのみとなっております。他はご遠慮ください。
・返信の催促はお控え願います。不定期ですが必ず返すので気長に。
・顔文字やwのご使用はお辞め下さい。
・台詞のみや豆ロルでなけばロルの長さは問いません。こちらは参加者様にできるだけ合わせますが基本短~中になるかと思われます。ばらつきがありますがご了承を。
・なりの掛け持ちをされている方等このスレの返信は後回しでも全然構いません。マイペースにやっていきましょう。
・キャラシはよく読んで記入して下さい。
・指名キャラは一人まで、なりきりは一人につき2つまででお願いします。
・キャラクターはオリジナルのみです。





Curro様 >>8


腐猫丸様 >>18


framboise様>>82


さり様>>89

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Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.34 )
日時: 2019/01/06 17:19
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

>>31

「ん..?嗚呼、そういえばそうだったかもしれませんね...」

年齢を聞かれるとふっと息を吐き出した。言ってなかったのは別に知られても良いことは無いから。てかその年でなにやってんだとか思われるのかなあなんて何処か他人事のように思いながら小さく彼に教える。

「31ですよ。立派なおっさんです」


>>33

無理だと言われようが此処にはいつまでも居られない。じくじくと痛む腰を押さえながらベッドを降りる。

「ふ、ぁっ...!」

が、どうやら思っていた以上に足に力が入っていなかったらしく両膝をついて崩れ落ちた。嗚呼もう、一夜でガタがくるとか本当に歳を感じる。

「だい、じょぶだから...見ん、な、」

元より今は眼鏡をかけていないから
立花の顔はあんまりはっきり見えていなかった。でも覗き込まれてしまえば嫌でも目に入るわけで、くっそイケメン、ムカつくなんて脳内で悪態をついたところで実際問題恥ずかしい。酔った勢いで抱かれた後輩に何故か涙目全裸で支えられる俺はどういう状況なのか自分でも混乱する。何だか居た堪れなくなって思わずふいと顔を背けた。

___


「え、っと...」

突然の質問に眉を上げ目を見開く。何ていうか、普通に予想外だ。この人、そういうのしないタイプかと思った。自分から誘うとか後腐れとか嫌いそうだって勝手に思ってて、だから連絡先聞くのも悩んだのに、そんなのは狡い。

「18時、です」

ブラックアウトさせていたスマホを
ぱっと見れば表示された時刻は16:50。今日は番も無くて定時で上がれるから、終了までは残り1時間程度だ。待っていてくれるのだろうか。此処まで聞かれればそれを期待しないはずも無く、とくとくと鼓動が少し速くなるのがわかる。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.35 )
日時: 2019/01/06 19:10
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「……分かりました」
白谷さんから手を離し、寝室から出た。其の儘脱衣場と台所に向かい、目的のものを持って寝室に戻る。
「此れ、白谷さんが昨夜着てた服です。洗って干してあるんでもう着れます。下着も。其れ着て下さい。生姜飲めますか。喉に効くし身体温まるんで飲んでって下さい。辛いようなら蜂蜜足して下さい」
仕事の話をするように淡々と述べ、白谷さんに衣服を手渡し机に生姜湯を入れたマグを置いた。何かを言わせる間も作らず、直ぐに白谷さんに向き直る。でも、目は見ないように気をつける。口元には弧を描かせた儘だ。
「落ち着いたらリビングに出てきて下さい。送ります」
そう言って、寝室を出た。
「……………………………はぁぁあ……何やってんだ、俺」
拒絶、拒絶、拒絶………何度も拒絶されて、図太い筈の俺の精神も流石にボロボロだった。おかしいなぁ……いつも、こんなに、辛くなることないのになぁ……

___


ど、ど、ど、如何しよう……
東雲くんに仕事の終わる時間を聞いたのは完全に見切り発車だった。其の先なんて全く考えてない。そもそも、通常運転の僕は人と深く関わるのは苦手で、なんなら面倒だとすら思っている。なのに、真逆此方から関わろうとしまうなんて……
東雲くんは僕の訊いた儘に上がる時間を教えてくれた。此方を見る目の感じからして厭そうな感じはしないけど……なんせあまり感情が表に出ない人だ。本当は如何思ってるのか分からない。
「あ、あー、ええっと……すみません、何も考えずに時間を聞いてしまいまして……その…恋人のようなことを訊いてしまってすみません……若し今日予定が無ければ、一緒にご飯とか如何でしょうか」
燃えるように熱い頬を両手で挟んで冷やして、東雲くんの顔を上目遣いで伺った。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.36 )
日時: 2019/01/06 20:45
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

合間合間礼を言う隙も無く進められていくものだからたじろいでしまって結局、立花が寝室を出る直前に小さくありがとうと溢すだけが精一杯だった。業務的口調でテキパキと色々が目の前で済んでいくのを上の空で眺めていた俺は寝室が静まり返って、そこでようやく自分の目から涙が零れているのに気づいた。

「っ、何で泣いてん、の...?」

別に立花が好きだったわけでもない。そりゃあ部下としては好きだったけれど交わりたいなんて邪な気持ちを抱いたことなんてない。デスクでたまに横顔を盗み見ては整ってるなとか噂を耳にする度に相手がたくさんいるんだなってそういう風に思うだけ。好きなんて気持ちとっくに忘れた俺が涙なんて流す理由は無い。
ぐしぐしと目元を拭って下着を履いてシャツを羽織ってズボンを履いたらベルトをきちんと閉めて机に置かれた眼鏡をかけたら用意された生姜湯を少しだけ飲んだ。

___


わざとですか?煽ってます?

思わずそう問いたくなった。考えずに時間聞いたとか恋人とかご飯とか上目遣いとか。そういうの全部煽ってるんですかって。でもきっと彼に限ってそんなことは無いだろうから全部天然か。そう思うとそれはそれでたちが悪い気もするけれどそろそろ仕事に戻らなければまずい。

「待っていてくださるのなら、是非。隣の店、カフェにでも居てくだされば迎えに行きます」

ずっと立ってるんじゃ疲れますから、と付け足すと棚に置いていた本の山を軽々持ち上げる。本当はもう少し話していたいけれど楽しみはとっておこうとそれじゃあ後で、そう言い少し首を傾け薄っすら笑みを浮かべてると店員用入り口の暖簾に向かって消えて行く。
嗚呼、残り頑張れそう。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.37 )
日時: 2019/01/06 23:13
名前: Curro (ID: 7dCZkirZ)

帝人「そうなんですか、若く見えるんでびっくりしました」

年齢を聞くと予想外だったのか目を見開き四ツ木の顔を確かめるようにマジマジと見つめる。年上だとは思っていたが7つも上だとは思わなかった。

「おじさんじゃなくてお兄さんですよ」

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.38 )
日時: 2019/01/06 23:24
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

瞼を落とせば昨夜の白谷さんが思い浮かぶ。上気した肌、潤んだ瞳、細くてしなやかな身体。女を抱いても直ぐに冷めてしまうのに、白谷さんを抱いた時はちっとも熱が冷めていかなかった。だから、柄にもなく散々に抱いちゃったんだよなぁ……
「あぁー、ハハッ……そーゆーことか」
此の胸の痛みも、冷めなかった熱も、一つの仮説を立てれば全てに納得がいく。
俺は、白谷さんが、好きなんだ。
「なんだ……そんなことだったのかぁー………」

___


「あ、はい」
頷いて、本運ぶの手伝いますと言おうと口を開きかけて直ぐに閉じた。あんなに軽々と持ち上げてるの見ちゃったら口出せないよね。うん。
東雲くんの振り返りざまの笑顔に再び、心臓がザワつく。なんだあれ……カッコイイじゃないか………

ウキウキと弾むような心地でカフェに入店する。窓際の席に座って、ホットミルクを注文した。どうせなら珈琲とか飲んで男らしくカッコつけたい所だけど、残念なことに僕は珈琲が苦手。本当に、どこまでもカッコつかないよなぁ、僕。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.39 )
日時: 2019/01/06 23:26
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

お兄さんだと言われれば拍子抜けしたような表情を一瞬浮かべクスクスと笑えば毒気を抜かれたような顔をして

「じゃあ、戸塚さんにとってはお兄さんでいいです」

ね?と首を傾げなんだか楽しそうにそう述べて。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.40 )
日時: 2019/01/06 23:54
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

>>38

「あ、の...立花...」

あれから気持ちは仕事にいく前のように切り替えた。眼鏡を鼻当てピッタリまで上げて髪を軽く掻き上げて隠し切れない目元の赤色と充血まで隠してしまおうと表情も硬くして、生姜湯も蜂蜜を入れながらきちんと全部飲み干した。そうやってしっかりしないとと思ってリビングへ出て行った。はずだったのに、ドアを開けて立花が見えた瞬間に足が竦んだ。出た声もそれはそれは弱々しくて表情もしどろもどろ。可笑しい。うまく取り繕えない。

___


_....

スタッフルームの時計の針が17:50を指す。もうすぐで終われる、その筈だったんだけどどういうわけか目の前には山積みの新刊。途中で体調不良を起こして帰ってしまった人の分らしく、明日発売の物が多くて今日チェックしないといけないからと店に出ていない人で仕事を引き受けることになった。当然困った時はお互い様だし、いつもなら何も思わない。けれど今日はこの後の約束がある。でもこの仕事量じゃ行けるわけもなく今日はツイているんだかいないんだか。

『ごめんなさい。急に仕事が入ってしまって終わるの、早くても19:30は過ぎてしまうと思うので今日は食事、できそうにないです。本当にすみません。埋め合わせ、必ずします』

先程教えてもらったばかりの連絡先へメッセージを送る。最初の会話がこんな内容だなんてとも思うが流石に待っていてなんて言えない。底深くまで沈む気持ちを振り払うように作業する手はテキパキと動かした。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.41 )
日時: 2019/01/07 01:18
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

ドアの開く音が聞こえて、弱々しい白谷さんの声が届く。扉から見慣れた恰好の白谷さんが覗いている。が、普段とは明らかに様子が違う。いつもシャンと伸ばされている腰は引け、猫背気味で扉を掴んでいる。やっぱり身体、辛いのかな。

「あの、白谷さん」
声をかけるとビクついた表情の白谷さんと視線が交わった。
「白谷さん。送るって言った所ですけど、すみません、やっぱり帰したくないです。今日一日、俺と居てくれませんか」
少し腰を曲げて、同じ視線の高さでそう言った。大きくなる白谷さんの瞳を射抜いて、言葉を続けた。
「貴方が好きです。白谷さん、俺、貴方が好きみたいなんです」

___


ポロンとスマホが鳴って、直ぐにトークアプリを開いた。現在時刻は17:50。東雲くん仕事早めに終わったのかななんて考え乍ら、届いたメッセージに目を走らせる。
「 ___ 」

『ナイスタイミングです東雲くん。実は先刻、両親から京都に行くから直ぐに帰ってこいという旨のメールが届いてしまいまして、其方にお断りのメールを入れようかと考えあぐねていた所です。お互い急用が入ってしまいましたね。今回は残念でしたが、また何処か食べに行きましょう。美味しいお店探しておきますね。お仕事、頑張って下さい。』

………………送信。

「帰ろ……」
少しだけぼうっとしてから、カフェを出た。東雲くん見えるかななんて書店を覗こうとしたけれど、僕は急いで家に帰ったことになっているからそういう訳にもいかない。
18:09…次の一本を逃すと帰宅ラッシュの時間帯になっちゃうなぁ……
満員電車には極力乗りたくない。厭なことを思い出しそうになる。次の一本に乗るべく、僕は人通りの多い明るい道から、ひとけがなくて薄暗いけど近道になる道へ進んだ。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.42 )
日時: 2019/01/07 01:54
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

「ぇ、...?」

素直に口から漏れた単音は俺の気持ちそれだけで表していた。いや、わかったから、一回で理解できたから二回も言わないでくれ。吃驚とかそういうの通り越して何も出てこない。何も言えない。本当はなんでって聞きたい。だっていつも華やかな女性に囲まれてるお前はこんな幸の薄そうな俺なんかじゃなくてもっと選択肢があるはずで、敢えて俺を選ぶ必要なんかないのに。
好きというその単語に随分前の記憶が思い出される。当時付き合っていた男にこっぴどく振られた苦い思い出。気持ち悪いって怒鳴られたんだっけ。じゃあなんで付き合ったんだってそう聞く勇気も出ずに蒸発した。
そしてたった今、俺に好きだと言ってきた目の前の部下の目を恐る恐るきちんと見れば真っ直ぐに俺だけを射抜いていて。余計なにも言えなくなってしまう。

___


「あぁッ...やっぱ無理!!」

暫くはテキパキと手を動かしていたが葛西さんからの返信を見ればもう居ても立ってもいられなくなる。思わず声を荒げ驚かせてしまったスタッフルームの仲間にどうしても行きたい用事がある旨を告げると元々急だったし、君がそんなに焦るならよっぽどだねと笑って帰してもらった。良い人でよかったと心底感謝しながら急いで鞄を引っ掴んで店を出る。

『いまどこですかいきます、』

駅方面へ走りながら懸命に打った文字を送信する。京都に行くとかそんなのはもうこの際どうだって良い。電車に1人で乗せるのも、このまま会えずに返すのも俺が嫌だ。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.43 )
日時: 2019/01/07 02:43
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

一言言葉を取り落としたっきり何も言わなくなった、というか微動だにしなくなった白谷さんに一歩近付いた。
「好きです、白谷さん。今なら断言できます。入社して初めて挨拶した瞬間から好きでした」
そう、初めて目が合った瞬間から好きだった。
細い切れ長の瞳、品の漂う佇まい、心地好いテノールの声。
うん。好きだ。間違いない。

___


どくりどくりと心臓の音が無駄に頭に響く。近道をしようと踏み入れた小道で、僕は恐怖心に襲われていた。
先ず、思っていたより道が暗い。先が見えない所為で永遠に続く気さえしてくる。次に、人が居ない。如何にも人通りは少なそうだったけれど、人の存在を一切感じられない程だとは思わなかった。そして、誰かにつけられている気がする。というかつけられてるのは間違いない。微かに見えた影が僕のものの他にもう一つあった。問題は、其れが人か幽霊かだ。人なら怖い。というか危ない。でも幽霊なら幽霊でまた恐い。
嗚呼、こんなことなら大人しく満員電車に乗るんだった……

「ねぇ」
不意に声をかけられて心臓が跳ね上がる。喋ったから一先ず人で間違いなさそうだ。いやそんな呑気なことを考えてる場合じゃない。
「俺のこと、覚えてるよね。電車の中で会ったの。これ、絶対運命だよ。あの時は邪魔が入ったけど、此処なら誰もいない。だからさ、俺達の愛を確かめ合おうよ」
背筋を悪寒が走り抜けた。後ろの此奴、此の間の痴漢だ。舐めるようなねっとりとした気持ち悪い声がそっくりだ。こんな所で出くわすなんて最悪…!

僕は恐怖に耐えきれずに走り出した。背後の足音が大きくなって、いよいよ追いかけられていることを実感する。ヒュッと喉が鳴って、目尻が熱くなる。
道の先にトイレがあった。鍵の掛けられる場所は、今の此の状況から考えると助け舟に思われた。トイレに駆け込もうとした瞬間、腕を掴まれた。大声を上げて、参考書や教科書の入った手提げバックで男を殴りつけ、力が緩んだ隙に腕を引き抜きトイレに駆け込んで鍵を掛けた。
「ハッ、ハァ……ハァ…………っ!ひっ…」
バンッ!!と強く扉が叩かれる。喉から引き攣った悲鳴が上がる。とうとう堪えきれずに、目尻から涙が出た。
怖い……怖い……!

微かに、スマホが振動したのに気付いた。震える手で画面を見ると『東雲陽くん』の文字。メッセージを確認する余裕も無くて、発信ボタンをタップした。
耳に押し当てたスマホから発信音が上がる。目の前の扉は尚もバンバンと強く叩かれ、男が何か言っている。
トゥルルル……トゥルル、
発信音が止まった瞬間、僕は震える声で東雲くんに助けを求めた。
「し、東雲くん……たす、助けて……助けて……!怖い…………助けてっ……」

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