大人なりきり掲示板

【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】
日時: 2019/02/20 23:06
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

風貌も年齢もタイプも全く違った8人の男。その中から貴方の好みに沿ったお相手を選び貴方のものに。どんな設定でどう進めるかは貴方の自由です。

さあ、お好きな彼をどうぞ___



・イケメン眼鏡中年
・びっち清掃員さん
・人工たらしなチャラ男
・死にたがりの大学生
・独占欲の塊
・変人美大生
・一途なわんこ
・バーの行き遅れキューピッド

...詳しく >>1


貴方の事も詳しくお伝えください >>2 (キャラシ)



注意
・今回のスレはBLのみとなっております。他はご遠慮ください。
・返信の催促はお控え願います。不定期ですが必ず返すので気長に。
・顔文字やwのご使用はお辞め下さい。
・台詞のみや豆ロルでなけばロルの長さは問いません。こちらは参加者様にできるだけ合わせますが基本短~中になるかと思われます。ばらつきがありますがご了承を。
・なりの掛け持ちをされている方等このスレの返信は後回しでも全然構いません。マイペースにやっていきましょう。
・キャラシはよく読んで記入して下さい。
・指名キャラは一人まで、なりきりは一人につき2つまででお願いします。
・キャラクターはオリジナルのみです。





Curro様 >>8


腐猫丸様 >>18


framboise様>>82


さり様>>89

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.54 )
日時: 2019/01/09 22:27
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

きゅんと胸が鳴るのがわかる。
狡い、そんな笑顔。
中高生でもあるまいに笑かけられたくらいで不意にときめいた心臓を押さえつけるようにゆっくり息を吐き出した。

「...帰りたく、ない」

ふるふる首を横に振り素直に述べる。本当は少しだってないけれど見せかけの余裕でちょっぴり口角を上げた。

「帰らせないで...立花」

___


宙から地面に目線を戻し散らばった荷物に気付いたらしい葛西さんの足取りが速くなったものだから、つい引き止めるように握った手に力を込めてしまった。当然の事ながら不思議そうに葛西さんが此方を振り返る。やり場のない目線は自然と下がっていく。

...!
頭にふわりと若干の重みを感じたのは突然で。目線を上げればどういう訳か俺の髪の毛を必死に背伸びをして若干ぷるぷると震えながら撫でる葛西さん。
気づいた時にはもう、絡めた指をほどく代わりに一度離したはずの葛西さんの身体を再び腕の中へ攫っていた。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.55 )
日時: 2019/01/10 01:19
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「当然。帰りたいって言っても、帰らせる気毛程もありませんでしたよ」
帰らせないで、という白谷さんの要望。勿論其のつもりだ。帰らせる気なんて、一切無い。
俺を見上げて小さく微笑む白谷さんの表情に、香るような色気を感じ、じわりと身体の奥が疼いた。

「__、ぶっちゃけ今凄く抱きたくなったんですけど、白谷さんの体調的にお預けですね」
流れるように自然な動作で彼の額にキスを落として、台所に向かった。腹も減ったことだし少し遅いけど朝食にしようと、冷蔵庫を開けた。が、普段殆ど料理をしない(というか家で飯を食わない)家主の冷蔵庫に食料が入っているわけはない。
…………やべぇ…何か作りますよ的な雰囲気醸し出しちゃったのに何も入ってねぇ……家庭的っつーか、其れ以前の問題だよなぁ此れ……。

___

「わっ……!?」
唐突に抱き寄せられて、声が出る。爪先立ちの状態で抱かれたものだから、少し持ち上げられた現状足が浮きかけている。急に如何したんだろうとか、重くないのかなとか、力強いなぁとか、色々考えているにも関わらず、ブレーカーが落ちたように身体の動きが停止した。
東雲くんの腕の中から逃げようとすることも背中に腕を回すこともしないで、唯彼に身を預けた。
「どーしたんですか?東雲くん」
前髪が影になり、道が暗いこともあって見上げても東雲くんの表情は分からなかった。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.56 )
日時: 2019/01/10 19:53
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

額に落とされた柔らかな感触。少し、触れられた場所を指でなぞった。やられっぱなしに何とも恥じらいを隠せないが帰さないと言ってくれたから、良いにしよう。
改めて見た立花の部屋は何と言うか生活感を感じさせない。きちんと家帰ってるんだろうか。なんだか身の置き所がないような気がして冷蔵庫を覗く立花の後ろへくっついて行けば__あー...やっぱり家帰ってないんだろうなぁ。

「なんか買いに行く...?」

___


「.........寒いん、です」

完全にやってしまったという気持ちは否めないけれど彼が胸を押して腕の外へと出て行ってしまう迄はと思うことにした。だってやってしまったものはやってしまったのだ。仕方ない。
何故か必死になって脳内で言い訳やら開き直りやら繰り返していれば、当然の問いをされた。どうしたんだ、なんて俺も知りたいくらいだ。
うまく切り返せる筈も無く、たっぷり沈黙した後の答えは馬鹿かと思うくらい下手な誤魔化しだった。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.57 )
日時: 2019/01/10 22:59
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「………そーですね……」
後ろに居た白谷さんにすっからかんの冷蔵庫を見られたのが恥ずかしくて、パタンと冷蔵庫を閉じた。
何か食料を買っても作ることができない。喫茶店にでも行こうか……

「でも白谷さん、折角の休日にスーツは息苦しいでしょう。俺の服貸しますよ。ちょっと大きいでしょうけど」
きっちりとスーツを着込んだ白谷さんに言うが、本音を言うと俺の服を着ている白谷さんをみたいだけだ。

____


「服…濡らしちゃってすみません……」
寒いのだと言った東雲くんに申し訳なくて自然と視線が下へ落ちた。こんなに濡れちゃったら、そりゃ寒いよなぁ……
少しでも寒さを緩和させる為に東雲くんにぎゅっと抱き着いた。

「僕……昔から軟弱で、両親や周りの人に守られてばかりだったんです。其れが厭で、高校は遠い所に通いました。そうしたら、僕は如何しようもなく弱いんだって、厭って程思い知らされました」
話すつもりはなかった僕の情けない過去。彼の温度に包まれたら、氷が溶けるように小さな声ではあるもののうっかり滑り落としてしまった。こんな話、聞かされても困るし、何かを求められても迷惑だ。
如何して話してしまったんだろう……

「なぁんて、嘘ですよ。間違いなく僕は力が弱いですけど、両親からは常に愛され時々厳しく、普通の幼少期を過ごしてます。先刻話した幼少期を過ごした人は、僕の小説に出てくるキャラクターの話です。本気にしないで下さいね?」
東雲くんに距離を置かれるのが怖くて、咄嗟に吐いた嘘。不自然じゃないだろうか、不安で上目遣いで彼の表情を伺った。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.58 )
日時: 2019/01/11 21:38
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

「ん、そうかも。じゃあ貸してくれるか...?」

立花に言われてワイシャツの裾を軽くぴっと引っ張る。確かに休日にスーツというのも相手に堅苦しいしくつろげない。落ち着くには落ち着くけれど折角服を貸してくれるというのだからお言葉に甘えてしまおう。

「そしたら買い物行こう。良ければ何か作るから、」

ぷちぷちと手首のボタンからちまちま外していきながら提案する。別段上手いわけでは無いが自炊はする方なのであらかた料理はできる。人の作ったもの食べれない、とかじゃなければ良いのだけどと心配も頭に浮かぶが料理を作れるのは立花にとって好印象なのだろうかなんて下心もあるわけで。

___


小さく首を縦に振りながら強く相手を抱き締め黙々と話をただ聞いた。ゆっくり細々と語られる彼の人物像。庇われたり守られたり、時折見せるやんわりとした拒絶はこのためかと不謹慎だけれど妙に安心した。嫌われていたんでは無さそうだって。
それから話し終えた彼が無駄に明るく取り繕った表情と声のトーンで『嘘だ』という嘘をつくものだからきゅっと心臓が痛くなった。
ねぇ、上手に誤魔化せたと思ってますか?きっと無理な嘘だったって気づいてるでしょう?
俺を見つめる不安に揺れた瞳をしっかりと捉え見つめ返す。

「...俺がもし、その小説に出てくるキャラクターに出会えたのなら、ぎゅっと抱き締めて教えて上げます」

眉を下げて薄く微笑めばゆっくりと耳元へ顔を落とす。唇が葛西さんの耳へ触れてしまうんじゃ無いか、それぐらいの距離まで。



「俺が貴方を守りたいと思うのは貴方が弱いから、軟弱だからなんかじゃ無い」

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.59 )
日時: 2019/01/12 12:44
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「えっ!?白谷さん料理できるんですか!?」
なんて、クローゼットを漁り乍ら大きな声を上げてしまう。白谷さんの手作り料理……魅力的過ぎるだろ其れ…そういえば、昔抱いた女の手作り料理に毒仕込まれたことあったなぁ。あの女はヤバかった……

「あ、服此れで良いですか?」
白谷さんに差し出したのはジーパンとタートルネックセーター。俺より小さい白谷さんにはサイズが合わないかもしれないが、セーターならさほど気にならないだろう。


___


「東雲くんは、優しいですねぇ。こんな……店員と客ってくらいの関係しかない僕に、そんなに暖かく接してくれるなんて」
耳元で囁かれた、彼の低い声。なんて返したら良いのか、分からなくなって、つい距離を置いてしまった。
店員と客、只其れだけの関係。自分で言っておいて、自分で虚しくなった。高校生の時、信じていた人に裏切られて以来、人を100%信じることが怖くなった。人を無意識に遠ざけるようになった。僕は歪だと分かっているけれど、僕は僕に嘘を吐いてると気付いているけれど、僕は僕を守ることに必死になっていた。傷付くのが怖いから遠ざける。傷付けたくないから嘘を吐く。

寒い?淋しい?
違う。寒くも淋しくもない。
こんなに高く壁を作って、逃げているだけなんじゃないの?
違う。僕は守っているんだ。僕を、お前を。

そうだ。僕は守らないといけない。
だって、お前はとても、弱いから。

「貴方の其の言葉が…彼に届けばいいのに……」

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.60 )
日時: 2019/01/12 21:51
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

「んー、まあ人並みに」

立花の急な大声に若干ビクリと反応する。あまり期待されても困るなと思いつつも喜んでくれているようで良かった。
袖も前も全てのボタンを外し終えて差し出された服をありがとうと述べながら受け取る。手に取り引き寄せるとふんわり香る柔軟剤。立花の匂い。なんか、ドキドキする。

「、っと...」

ええいさっさと着てしまえとスラックスも脱ぎ先にジーパンを履いた後にセーターをかぶった。うわ、やっぱりめちゃくちゃ良い匂いする。
しっかり着れたのを確認すると腕を伸ばしてみる。薄々気づいてはいたけれど肩が落ちるのと袖が余るのに少しばかりショックを受けた。

___


俺の腕の中にこの人を閉じ込めておくことはできないのだろうか。俺だけのものに、他の人からの評価や視線なんてどうでも良くなるくらいに俺のことだけでいっぱいにしたい。距離を置く様な物言いなんてできない程俺に縋って欲しい。
鳥肌がたった。寒いからなんかじゃ無くて自分の考えに、一瞬にして頭を埋め尽くした欲に、鳥肌がたった。守るとか、信じるとか、好きとか嫌いとか、他の感情は差し置いて依存や独占という単語がぴったりの
温かくなんか決して無い、どろどろとした感情。純粋すぎるが故に傷付く貴方に差し向けてはいけない何か。

「どうしたら、良いんでしょうね」

彼に届いたら良いのに、そう言った葛西さんへの返答でもあり自分自身への問いかけでもあった。これ以上この人に触れたらダメだと警鐘を鳴らす理性と、もっと触れたい離さないと唸る本能。くらりとする頭でもよく考えなくともわかる。手放さなければならないと。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.61 )
日時: 2019/01/13 22:11
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「人並みにって、俺全然作れませんよ」
ムッとして言うと白谷さんがハハッ、と笑った。そんな何気無い動作にすらキュンと胸が高鳴ってしまう。此の人が好きになってから、自分も随分可愛くなったもんだ。

唐突に白谷さんは服を脱ぎだしたから、慌ててクルリと後ろを向いた。視界の端に写った白谷さんの身体には沢山の赤い斑点が浮かんでいた。あれが自分の付けたものだと思うと、恥ずかしいような誇らしいような気持ちになる。

「白谷さん、サイズ問題なさそうですね」
衣擦れの音が止まって着替え終わったのを確認してから、白谷さんに後ろから抱き着いた。肩に顎を乗せ上目で見つめると白谷さんの頬が赤く染まった。
あぁもう、此の人ホント可愛い……

___


ぼんやりと何処かへ抜けていた意識が、不意に鳴った携帯の着信音で僕の中に引き戻された。スマホの画面を見ると『ママ♡』と表示されている。
東雲くんの腕に抱かれた儘だけど……まぁいいか。
判断力の鈍った頭で通話ボタンをタップする。

『マリーちゃん今何処に居るの?もう直ぐ帰るって言ってたじゃない』
「え?あぁー、うん、ちょっとね」
『ちょっとマリーちゃん其の声どうしたのよガラガラじゃないの!まさか、また何かあったの!?』
「…、何も無いよ。友達の家で映画見てて、ラストシーンで泣いちゃったの。恥ずかしいから言わせないでよ」
『なぁんだそうなの。もう、マリーちゃんったら涙もろいんだから〜』
「今日は友達の家に泊まるから、晩御飯いいよ」
『えぇー、マリーちゃんが居ないとママ寝られないわ〜』
「明日には帰るよ。今日だけだから」
『分かったわよぉ………今日はパパにギュッてしてもらっちゃうんだからっ!ヤキモチ妬いても知らないんだから!』
「はいはい、じゃあ切るよ」
『やぁん、マリーちゃん冷たいぃ……』
「じゃあね母さん」

いつもの言葉を要求される前に通話を切った。東雲くんの前で『愛してるよママ』なんて言わされるのは御免だ。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.62 )
日時: 2019/01/13 23:29
名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)

頬に触れる髪とかかる息遣いが擽ったくて少しだけ身をよじれば後ろから抱きしめられ腰に回された手を取る。

「腹、減った。早く行こう、」

いちいち赤面するのが何だか恥ずかしくて、カッコがつかないと顔をやや俯け、代わりに取った手をぎゅっと握る。

___


唐突に鳴った着信音。どうするのかと思えば腕の中で葛西さんが電話に出るものだからかなり驚いた。電話の内容からして家の方だろう。何と無くぼーっと話を聞いていれば上手く誤魔化している様で有る事無い事話していたから通話を切った葛西さんに思わず切り出した。

「....適当なもん買って俺ん家行きましょう」

友達の家、泊まるんでしょう?だったらそれはこの状況的に俺しか有り得ない。やっと葛西さんを腕の中から解放して両手首の辺りをそれぞれ掴めばね?と首を傾げた。正直後先なんて考えちゃいない。

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.63 )
日時: 2019/01/13 23:58
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「そうですね」
いちいち恥ずかしがる白谷さんが可愛くて、クスリと笑った後、そう言った。
ジーパンのポケットに財布とスマホをねじ込み、白谷さんに黒いコートを差し出す。普段社に着て行っているものだが、リセッシュしたし大丈夫だろう。
彼が羽織ったのを横目で見、俺は灰色のコートを羽織った。

「じゃ、行きましょーか」


____


「え、そんな……ご迷惑になりますし…ネカフェか、付近に住んでる大学の友達の家に転がり込みますから」
東雲くんの突然の誘いに驚きながら答える。こんなに近くでそんなことを話していたから、泊めてくれって言ったように感じたのかな……僕若しかして、物凄く端ないことしちゃった…!?

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。