大人オリジナル小説
- くそくらえっ!!
- 日時: 2011/09/27 18:00
- 名前: 憐夏
*プロローグ*
「あんた、私を誰だと思ってんの?」
いつものイジメをした後必ずあいつが言う言葉。
「ごめんなさい・・・。」
こんなふうに言えばあいつはすぐ笑う。
いいかげ疲れたし、もう我慢の限界なんだよね。
俺は、やられたら、やり返すタイプなんだよね・・・。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
- くそくらえっ!! ( No.5 )
- 日時: 2011/10/02 11:58
- 名前: 憐夏
俺はダンボールの中が気になった。
見ようとしても見えないし・・・。
「さぁショータイム♪」
「ひっ!!」
なんとも思わないけどとりあえず悲鳴悲鳴っと・・・。
「最初の道具は・・・これ!!」
あのダンボールの中から恵利華がとりだしたのは、
「ナイフーー♪」
「なっ何をするの・・・?」
「こうするの・・・♪」
ッツーーーー
恵利華は背中にナイフを引いた。
ポタッ・・・
一滴の血が流れる。
「!!いっ痛いぃぃいいいいいい」
わざとらしく馬鹿でかく大声で。
するとあいつらは笑い始める。
それがしばらく続き最終的には、
体は傷だらけ。
肌は赤く染まり。
全身が痛くて痛くて。
そして、
「ごっごめんなさい・・・。」
誤ってしまった。
一番誤りたくないやつに
誤ってしまった。
あんなやつに・・・。
「あっははははははは♪ついに土下座したか♪」
「恵利華様生贄を変えないと・・・。」
「あっそうね♪誰が良いかしら。」
「そうですね・・・。」
「あっそうだ♪あなた私の奴隷にならない?」
はっきり言ってヤダッタ。
アンナヤツノタメニ・・・。
ダケド、ダケド、ダケド!
・・・モウゲンカイダ!!
「・・・やだ。」
「なんて言ったの聞こえないわ」
「やだって言ってんだよバーカ耳わりぃんじゃねーの?耳鼻科行け!」
「!!私を誰だと思っているの?あなた・・・。もう一度死刑所送りにしてやる!!」
「行くのはてめぇーだよ。手下共に聞く。」
「・・・仕返ししたくないか?」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19