大人オリジナル小説
- くそくらえっ!!
- 日時: 2011/09/27 18:00
- 名前: 憐夏
*プロローグ*
「あんた、私を誰だと思ってんの?」
いつものイジメをした後必ずあいつが言う言葉。
「ごめんなさい・・・。」
こんなふうに言えばあいつはすぐ笑う。
いいかげ疲れたし、もう我慢の限界なんだよね。
俺は、やられたら、やり返すタイプなんだよね・・・。
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- くそくらえっ!! ( No.3 )
- 日時: 2011/09/30 15:49
- 名前: 憐夏
階段を上って俺の教室1−Aの扉の前に立った。
別にイジメが怖いわけじゃないけど入る気がしない。
だけど入らなかったらあいつらの思うつぼだから・・・。
ガラガラガラッ!!
「あら、また来たの?あなたも物好きね。」
「おっおはようございます!恵利華様!!」
毎日毎日猫かぶりして正直疲れてきた所なんだけど、
鈴木恵利華は、ここら辺では一番のお金持ち。
だから何か家族に影響がある事をされたら・・・。
母親よりも鈴夏が・・・。
だから毎日毎日・・・。
「あなたそんなに、死刑所に行きたいの?」
「そっそんな!!行きたくありません。」
死刑所とは、空き教室の事で、いろんな事をされるらしい。
少し前に、中村 海斗って人が死刑所に連れてかれて、翌日転校した。
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