大人オリジナル小説

【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
日時: 2013/07/05 14:55
名前: 杏里

初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。

第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編    >>2


〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様

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Re: さぁ、復讐を始めようか。 【コメント待ってます☆】 ( No.53 )
日時: 2013/02/13 20:59
名前: 杏里 ◆wcVYJeVNy.

20話 「いいよね、あんたは」

「いいよね、あんたは」
「何で?」
隼人くんは、曇りが一点もない笑顔を私に向けた。
「いつも、人が周りにいる」
「さみしいのか?」
「.........何言ってるの!? 寂しくなんかーーーー」

『麻子ちゃんって、ばかだよね!!』
『あんな友達、いらなーい!!』
『ちょっと!? 聞こえるよ?』
『だって、わざとだもん!!』
弾けるような笑い声が響く。
苦しいね? 何でだろう。

(……小学一年生の時の記憶だ)
……おかしいな。封印したはずなのに……!!
私はやっぱり、「いじめられっこ」何だね?
どんなに自分を飾ろうと、過去が消える事はない。

ズキンズキンと、傷が痛み始める。
(ーー痛い)
心も体も、痛いよ。

「おい、どうした?」
隼人くんが、近づいてくる。
「ーー別に」
左腕を背中に回し、彼から離れる。
「また、思い出したとか?」
「……あんたにはカンケーない。好奇心に輝いてる目、しまいなさい」
私は、彼に背を向けた。
「ムキーッ」て後ろで言ってるのが聞こえる。




誰にも心を開かない。

絶対に。








また、裏切られるって……分かってるから。

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