大人オリジナル小説
- 【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
- 日時: 2013/07/05 14:55
- 名前: 杏里
初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。
第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編 >>2〜
〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74
- Re: さぁ、復讐を始めようか。 【参照100突破! 感謝です☆】 ( No.16 )
- 日時: 2013/01/12 15:44
- 名前: 杏里
11話 「・・・やっぱり、あの女は大嫌いだ」
「・・・やっぱり、あの女は大嫌いだ」
どうして、あんな奴を信じてしまったのだろう。
神様。
お願いです。
もしも過去に戻れるとしたら、5年生の頃に戻らせてください。
そして、あの女を殴らせてください。
もう二度と、詩織ちゃんを傷つけないように。もう二度と、あの女に泣かされる人を出さないように。
お願いです。過去に戻らせて・・・
私の目を覚まさせて・・・
――――神崎への手紙の内容?
教えてあげるよ。
『私は貴女の事が大嫌いだし、もう二度とかかわる気もないので、最後に伝えておきます。
私を殴ったことを覚えていますか?
私の秘密をバラしたことを覚えていますか?
私を無視したことを覚えていますか?
その後、何事も無かったかのように話しかけてきたのを覚えていますか?
私の大切な人を傷つけた事を覚えていますか?
一度でも、其れを思い出したことがありますか?
――まず、罪悪感を感じた事がありますか?
あの子はもう、謝ってきました。
あの子が謝ってきたのに、一番酷い事をした貴女が謝ってこないとはどういうことですか?
放って置いて、無かった事にしようと思っていたのですか?
――――本当、あの頃の自分が馬鹿みたい。
どうして貴女“なんか”を信じてしまったのでしょう?
というか、どうして貴女は私をいじめたのですか?
ただ単に、ウザかったから?
あんたより、弱そうだったから?
いじりやすそうだったから?
――――私には、分かりません。
いえ、分かりたくもありません。
貴女の考えなんか。
最後に。
貴女は、私の心を殺したことを覚えていますか?』
最後の部分は、詩織ちゃんが考えてくれた。
流石詩織ちゃん。
文章力が違う!
・・・あの才能の塊、欲しいわ。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74