大人オリジナル小説
- 【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
- 日時: 2013/07/05 14:55
- 名前: 杏里
初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。
第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編 >>2〜
〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様
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- Re: さぁ、復讐を始めようか。 ( No.9 )
- 日時: 2013/01/01 22:15
- 名前: 杏里
6話 「自業自得って言葉は、あんたの為にあるんだよ?」
その次の日。
同じ時刻に、同じバスの席に座る。
なぜか、大城梓も同じ場所。
昨日と同じ。
でも、1つだけ違う。それは・・・私の手に、破った手紙が握りしめられているって事だけ。
「・・・楽しみだね〜♪」
「うん! ・・・早く、泣いてくれないかなぁ?」
「いや、泣いたらあの汚い顔が更に汚くなる」
「・・・詩織ちゃんが言うと、納得できるのはなぜ?」
・・・ブ・・・私みたいな人が言うと、他の人に100%殺されるけど、詩織ちゃんが言うと、納得できる。
やっぱり、詩織ちゃん(美人)は違うなぁ〜
羨ましいよ。
私達が降りるバス停になった。
怯えた目で見つめてくる彼女に、私は微笑み、目の前でビリビリと手紙を破き、彼女に押し付けた。
「自業自得って言葉は、あんたの為にあるんだよ?」
彼女が、涙目になる。
「泣くなら泣けよ」
そして、とっとと朽ち果てろ。
私は絶対に許さないから。
「・・・行こう。詩織ちゃん」
私は詩織ちゃんを連れ、バスを降りた。
「あー、楽しかった♪」
「無様だったね〜♪」
そう言って、私達は大笑いした。
これは、イジメなんかじゃない。
これは、復讐。
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