大人オリジナル小説

【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
日時: 2013/07/05 14:55
名前: 杏里

初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。

第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編    >>2


〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様

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Re: さぁ、復讐を始めようか。 ( No.12 )
日時: 2013/01/07 14:05
名前: 杏里

9話「……ごめんね」

今日は、12月13日。
私ね、「13」って数字、好きなんだ。
だって、復讐にぴったりって感じがするじゃない?
……復讐で思い出した。
今から、謝るんだ。

大城梓にーーーー

「……梓ちゃん。ちょっといい?」
1-3に、ズカズカと入り、大城梓を連れ出す。
そして、頭を下げた。
「今までごめん!!」
……どんなに格好悪くてもいいよ。
私はーー復讐の為ならなんでもする。
こいつの泣き顔を見るまでは……絶対に手を抜かない。
(……前も泣き顔を見たことあったけど……あれだけじゃ足りない。もっと、泣き顔が見たいの)

「……手紙破ったり、やりすぎだったな……って……」
俯き、目を擦る。

「……本当にごめん!!!」

「もう良いよ。顔、上げて?」
彼女の言葉通り、私は顔を上げた。
「謝ってくれて、ありがとう」
彼女の姿が、美しく見えた。
(……絶対に、信じない)

「……ありがとう。バイバイ」
それだけ言って、私は彼女に背中を向けた。





少し離れた所で呟いた。

「……ごめんね」






その日の夜、窓の外には綺麗な星空が広がっていた。
「……私と違って、綺麗だな……」
星が、滲んで見えた。

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