大人オリジナル小説
- 【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
- 日時: 2013/07/05 14:55
- 名前: 杏里
初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。
第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編 >>2〜
〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様
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- Re: さぁ、復讐を始めようか。 ( No.13 )
- 日時: 2013/01/07 14:06
- 名前: 杏里
10話 「ま、詩織ちゃんを傷つけたら殺すけど」
本文
大城梓に謝った次の日の昼休み。
私は、詩織ちゃんと一緒に、1−3に居た。
〜数分前〜
『1−3までついてきて〜!!』
『何で?』
目からしたは素敵な笑顔で首を傾げる詩織ちゃん。
『……目が笑ってないよ?』
『な・ん・で?』
もう一度、目以外で微笑む詩織ちゃん。
……怖い。
『詩織ちゃん』
私は、彼女に向かって微笑んだ。
『ストレス発散できるよ?』
『行く!!』
彼女の目が輝いた。
『ストレス発散=あの女!!
ストレス発散=口喧嘩!!!』
『……参りました』
10文字にも満たない言葉でそれだけ分かるとは……
すごい!!
そんなやり取りが数分前にあり、今は1−3に居る。
目の前には、神崎と2人のスピーカー女。
「……」
私は無言で、廊下を指差す。
「嫌」
あ、やっぱり?
ここには「トモダチ」が居るもんね?
どうぞ、“また”大袈裟に噂立ててくださいな?
「……ん」
私は彼女に、手紙を差し出した。
「…先生にチクってもいいのね?」
「ええ、どうぞ。ご自由に」
こっちには、詩織ちゃんに居る。
詩織ちゃんさえ居れば、何も怖くないよ。
「もう、貴女に関わる気はないから」
笑顔をつくる。
「ま、詩織ちゃんを傷つけたら殺すけど」
または、地獄への階段を転がり落ちて貰うけど。
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