大人オリジナル小説
- 監禁教師(r18BL・閲覧注意)
- 日時: 2019/11/10 16:54
- 名前: 白楼雪
その日、俺は後悔した。
あの日、あの時、もっと違う答えを選んでいれば未来は変わったのかもしれないのに。
※更新は不定期か、頻繁か作者にも謎です。
内容は二次作の方よりハードです。
ちなみに、主はどちらかと言えばサディストらしいです((軽度)自他共に認めるレベルorz)
※今で閲覧してくれた皆さまへ。
ここまで読んで下さっていた方々ならお分かりになると思いますが、最後二つのコメ文は私ではありません。
今気づいたばかりなのですが、荒らされていたようです。
今後はロックを掛けつつ書きますが、それでも何かしら荒らすような行為(更新の際ロックを解除している際等々)をするようなら、そのたび打ち切り。そして、最悪ここでの執筆を取り止める可能性もあります。
なお、荒らしのかた、目的はなんです?お話があるなら、雑談にてたっぷり聞いてあげますよ?
本当にいい迷惑です。
なお、この小説は永久凍結となります。
※管理人さん。削除、ありがとうございました。
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- Re: 監禁教師(BL・閲覧注意) ( No.2 )
- 日時: 2018/08/31 09:05
- 名前: 白楼雪
別に、今までそういう機会がなかったわけではない。
女性に告白をされたこともあるし、言い寄られたこともある。
ただ、そんな彼女達を本心から愛していると思えたことがなくて、全て断ってしまっただけだ。
軽薄な付き合いなど、相手の人に申し訳ないし、軽薄な男になるような真似は好きじゃない。
だから、今目の前で俺の言葉に困惑している彼が例え女性だったとしても、答えはきっと変わらなかっただろう。
しかし、羽村の次の言葉は雨宮の予想とは異なるものだった。
「良く知らないから無理…、なら、俺という存在を良く理解して貰えば見込みはある、のか?」
自身の顎に人差し指を触れさせ、何かを考えるよう羽村が呟く。
だがその呟きは不意に吹いた突風によって掻き消されてしまい、雨宮の耳には届かない。
「先生?」
何を考えているのか今の雨宮に羽村の心を理解は出来ないが、とにかくこちらの気持ちは伝え終わった。
「先生、…とにかく俺は、先生お気持ちに答えることは出来ません。それじゃ、俺はこれで」
「…、あぁ、呼び出して済まなかったな。授業、頑張れよ。もうすぐ夏休みだからそれまで、真面目にな」
先程とは違い、今度はちゃんと言葉が返ってきた。
羽村の言う通り、後一週間程で夏休みになる。
恋人もおらず、バイトの予定もないが、気楽な一人暮らしだ。
友人を誘うなり、部屋で涼むなり、何かしらして過ごすこととなるのだろう。
立ち去る雨宮を、鋭く見つめる視線に気づかず、雨宮はテラスへと急いだ。
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