大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文ストで色々。【3/15まで更新停止】
日時: 2017/03/03 14:39
名前: 七夜

初めまして、七夜と申します。
元は文ストのコミックを友達に7巻まで借りたことにより文ストにどハマりした者です。最近では暇があれば文ストの腐向け画像や漫画を漁っている始末。末期です←
漫画を描ける絵心はないので、小説書きたいなと思いスレ建てしました。

短編集的な感じになりそうです。
自分の推しCPは太中ですが、それ以外も書きます。
ネタが尽きたら依頼を募集するかもしれません。

2/10
ssのネタを募集します。詳しくは>>46をご覧ください。リクお待ちしております!

それではよろしくお願いします!

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参照が1000を突破しました!ありがとうございます!
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Re: 文ストで色々。 ( No.1 )
日時: 2017/01/14 08:33
名前: 七夜

太中

「中也」

朝起きたら目の前に大嫌いな顔があった。

「お早う」
「ああ、おは...じゃねえええ!!」

勢い其の侭、嫌いで嫌いで仕方ないその顔を思いっ切り殴りつける。殴られた本人は「ぶっ!?」とか云いながら吹き飛んで、壁にぶち当たり崩れ落ちた。へたり込んで「中也の癖に...虚を突かれた...」とか云うもんだから今度は踵を落としてやろうかと思ったが、朝一番全力で人を殴ったからか、余り激しく動くのは嫌だ。
だから俺は、踵を落としぶつける代わりに、一番の疑問をぶつけて遣った。

「何で手前が此処に居るんだよ―――太宰ィ!?」

そう。
寝ている俺の顔をじっと覗き込んで居たであろう変態は、紛れも無く太宰であった。

***

「いやね、中也が足りなくなっちゃったもんだからつい」
「何が足りなくなっただ阿呆!」

笑い乍ら軽口を飛ばせば、少し赤面しつつ叫ぶ中也。
あぁ、可愛いなぁ...。流石私の嫁だ...。

「太宰手前今変な事考えてただろ」
「え?失礼しちゃうなぁ、変な事なんか考えて無いよ」
「そうか?」
「うふふ、流石私の嫁の中也は可愛いなっt」

直後、中也の鉄拳が頭上を掠めた。
直撃を免れたのは、無論私が其の攻撃を躱したからだが、あの速さでは私に中るどころか蠅にすら中るかどうか怪しい。矢張り中也はツンデレという奴なのだろう。相手が私だと攻撃が鈍る。
...............。

「何にやけてんだ太宰。気持ち悪い」
「...中也が天使過ぎて辛いのだよ」
「云ってろ」

悪態を附き乍ら、ふいっと明後日の方向を向く私の嫁。耳が紅い。可愛い。中也にちょっかいを掛けたくて仕方が無い。いや、此れはちょっかいを掛けても善いと云う合図なのではないだろうか。いやそうなのだろう。そうでなければおかしい。だってそうでなければ―――

Re: 文ストで色々。 ( No.2 )
日時: 2016/09/14 16:26
名前: 七夜

「ねぇ中也…折角彼方に顔を向けたのに、ちらちら此方を見てくるのは何故なんだい?」
「ッッッ」

今度こそ向こうを向いたものの、さっきよりもっと耳が紅くなっている。
…そうでなければ、そんな反応しないだろう莫迦!可愛すぎか!何、誘ってるの!?そうなの中也!?

「中也、此方向いて」
「厭だ」
「此方向いて」
「厭だ」
「強制的に向かせるよ?」
「………厭だ」

言い乍ら、渋々といった様子で体の向きを変え、私を睨み付ける中也がまた可愛い。駄目だ可愛過ぎる。しかも今の中也は完全に寝起きで、寝間着姿に整わない髪の毛が非常に淫らというか、扇情的と云えば良いか、詰まる所エロい。

まあ何だ…

「中也、ヤろう」
「手前頭沸いてんのか」
「頭は沸いてないけど下半身が湧いてるかな」
「黙れ変態真顔で云うな。つうか朝だぞ」
「うん知ってる」
「俺は寝起き…ってやめろ寄るな糞太宰!」

ぎゃいぎゃいと煩い中也は無視。ついでに私への暴言も無視。後ずさる中也にじりじりとにじり寄って行った。

***

太宰が変態と化した。
悲しいかな、何時もの事である。

眼に暗い輝きを宿し近寄ってくる太宰を避けるために後ずさろうかと思ったが、俺が今居るのはベッドの上。そして部屋の間取り的に、太宰が居る処から逃げるのは困難だった。…ならば何処に逃げるかと云えば、

「中也、天井は無しでしょう。そんなに厭?」
「うるせえ」

能力を使って天井に逃げる。天井にへばり付く格好になり、太宰が触れられないように逃げた。

「中也って莫迦だよねぇ」
「なっ、だざ、おい!?」

…逃げた筈だった。
俺は此奴の身長と身体能力と(性)欲深さを嘗めていたようだ。
太宰はベッドに上がったかと思えば、普段の態度からは想像も付かない軽い身のこなしで大きくジャンプし、俺を天井から引き剥がして抱え(所謂お姫様抱っこと云うやつ)、ふわりと床に着地した。…何だ此れ。
俺をベッドに下ろすと、太宰はさっきより割増で眼を暗く輝かせて俺の上に覆い被さった。

「うふふ、素直に捕まれば善いものを、如何して逃げたりしたのかなぁ中也?楽しい時間の前にお仕置きしなきゃいけなくなったじゃないか」
「ひィッ!?」

此れは死んだ。下手に抵抗なんかせずにヤられておけば善かった。

「さぁ、如何しようかなぁ〜…?」

Re: 文ストで色々。 ( No.3 )
日時: 2016/09/21 21:39
名前: 七夜

「ま、待て太宰ッ、落ち着け」
「うふふふふ、落ち着いてなんか居られないよ中也。誰の所為かは中也が一番善く判るはずだ」
「ちょオイ!?」

言うが早いか、俺の声などには耳を貸さず、太宰はズボンの上からぐりぐりと膝を押し付け、弄り始めた。何処をとは云わない。
そして太宰は俺の耳に顔を近づけ、妙に色っぽ過ぎる声で一言―――

「中也」

―――そうとだけ云った。
其れだけのはずなのに、電流が駆走り抜けたような感覚に襲われる。快感とは違う、けれどゾクリと来る何か。何処にとは云わない。

太宰は更に強く膝を押し付け、少しずつ小刻みに動かし、弄んでいく。顔は未だ耳元に在り、そしてまた呟く。「中也」と。
何度も囁かれて刺激された後に、不意に―――耳に、べろりという感触。

「ひぅ...ッ!」
「うふふ、可愛いね中也」

要するに、太宰が俺の耳を舐めたのだ。ぬるりと生温かい触感がして、そこから太宰の声のコンボで一瞬だけ意識が飛びそうになった。
太宰はごりごりと膝でかなり強めに擦り乍ら、尚も耳元で喋り続ける。

「ねえ中也、私お仕置きをしなければって云ったよね?」
「だから、なんッ、あッ」
「私、考えたのだよ。中也にとって一番の仕置きとは何か。どうせなら一番キツい奴をと思ってね」
「ふ、ぅ、手前ッ」
「それで考えたのが、絶対に往かせないで、寸での処で止めるって云う案なのだけど、如何?」
「ぇ...ぁ、はぁぅッ!」

寸での処で止める?
絶対に往かせない?
つまり―――

「うふふふふ、今日一日中そんな状態で居たら、中也は如何なって仕舞うのだろうねえ?」

今日、俺の仕事は休み。
見る限り、太宰も休みなのだろう。
...休みとは名ばかりだろうが。

―――つまり、今日一日中、俺は貴重な休日に全く休めないと云うことだ。

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