大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文ストで色々。【3/15まで更新停止】
- 日時: 2017/03/03 14:39
- 名前: 七夜
初めまして、七夜と申します。
元は文ストのコミックを友達に7巻まで借りたことにより文ストにどハマりした者です。最近では暇があれば文ストの腐向け画像や漫画を漁っている始末。末期です←
漫画を描ける絵心はないので、小説書きたいなと思いスレ建てしました。
短編集的な感じになりそうです。
自分の推しCPは太中ですが、それ以外も書きます。
ネタが尽きたら依頼を募集するかもしれません。
2/10
ssのネタを募集します。詳しくは>>46をご覧ください。リクお待ちしております!
それではよろしくお願いします!
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参照が1000を突破しました!ありがとうございます!
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- Re: 文ストで色々。 ( No.28 )
- 日時: 2016/12/30 19:00
- 名前: 七夜
久し振りに更新だー!と思ってきたらコメントがっ!
遅くなって申し訳ありませんですぁぁぁ(スライディング土下座
霧華様
お久しぶりです!コメントありがとうございますー
文才があるなんてとんでもない、とんでもない。ただ文スト愛が勢い余ってこうなっただけです(( 福乱ポオ書きますか!?もし書くんでしたら是非読ませていただきたいです…!
今後もぜひぜひよろしくお願いします(´ω`)
空芦葉様
初めましてです、コメントありがとうございます!
中也と乱歩さんはやはり受けだと思います←
しかし、たまーに中也攻めがあると食いついてしまう私ですが…ハッ、性癖が出てしまった((すみません
これからもよろしくお願いします〜
読者様
突然の思いつきで中也総受けが書きたくなりました。何故でしょうね。←
福乱のあとにss挟んでから黒の時代3人組、またss挟んでから国太…と思ってたんですけど、黒の時代&ssの後に中也総受け書きます。国木田くんの出番が遠のいて申し訳ない…ッ((
これからもよろしくお願いします!
- Re: 文ストで色々。 ( No.29 )
- 日時: 2016/12/30 19:42
- 名前: 七夜
「「「「「お前の所為だろうがよ!」」」」」
嗚呼、矢っ張り太宰の所為か。
社長を誑かしやがって、みんなが太宰をボコし終わったら次は僕が…と考えたけど、そう云えば僕は太宰より身長も低いし非力だし、何も出来ない。じゃあ社長に頼もう、それで社長が太宰をボコすのを見て疑いを改めよう、とか考え乍ら、ぼんやり社長の方を見て居た。
…いや、社長が太宰をボコして居たのは、昨日だってそうだ。
けれど、社長は太宰をボコしたその日の夜、太宰を攻めるだの何だの…云ってたから…ボコすのを見るだけじゃ、証明に為らない…?じゃあ如何すれば…。
いや、抑も、社長は太宰との関係を隠す為に、過剰に太宰をボコしていた?
ぱちん。
最も酷い被害妄想をしたその瞬間に、社長と目が合って仕舞った。
……………っ、!
僕は何が何だか解らない侭、探偵社の社屋から外に出て行って居た…社長から逃げる様に。
***
「…何処に行ったのだ、乱歩は」
あの小柄な体格では走るのも疾く無い筈なのに、探せど捜せど乱歩は見つからない。…こんな時に《超推理》で私の思考回路を読まないで欲しいものだ。恐らく乱歩には、私が何処を捜しに来るかが筒抜けなのだろう。
「…はぁ」
らしくもなく、自然と零れた溜め息に苦笑し、こんな事ではいけないと気持ちを入れ直す。
…仕方ない、これでは何時迄も見つかりはしない。ならば、確実に見つけられる処に行くしかない。確実に見つけられる処とは。
私は探偵社に戻り、敦を呼んで、建物の屋上に向かった。
「あ、あの、社長。それで、僕は如何すれば善いんでしょう」
「その虎眼で乱歩を捜して呉れ」
「判りました…」
敦が眼下に広がる横浜の街に眼を凝らす。数秒もしない内に、彼は「あ、居ました」と此方に呼び掛けた。敦の目線を追って街を見下ろすと、「彼処です、あの、背の高いビルヂングの横にある大通り…」と解説して呉れる。…居た。
「あの、社長…でも、ここからだと結構遠いですけど…」
「問題無い」
「え」
私は、この建物の屋上から、そのまま 飛び降りた 。
「社長ぉぉぉ!?」
頭上から敦の声がするが、構わない。
私は丁度良い所で建物の壁を蹴り、少し背の低い別の建物に飛び移った。その勢いのまま上に跳んで、少し高い建物の壁を蹴って更に高い建物に移り、そこから大分低めの倉庫の様な混凝土(コンクリート)の建物に飛び降り、着地の反動で少し上の瓦屋根に静かに降り立つ。そしてその屋根から横に降りるようにして、道路に着地。すると、
「わわっ、しゃ、社長!?」
見事に乱歩の目の前だった。
- Re: 文ストで色々。 ( No.30 )
- 日時: 2017/01/02 20:15
- 名前: 七夜
「わ、わわ、しゃちょ、ど、どど如何して此処が」
わたわたと慌てて、辺りを何故かきょろきょろし乍ら挙動不審になる乱歩。まあ、突然空から人が降って来たらそうなるだろう。そうでなくても、今現在ぎくしゃくした状態の私が現れたなら、そうなる。
だが、乱歩と話を為なければならない。
「乱歩」
「ひゃいぃ!」
名を呼ばれただけなのに、大袈裟なまでに肩を跳ね上がらせて返事をする乱歩。その返事も噛み噛みである。…無理もないか。
「此処だと話し辛いだろう。移動する」
「ふぇ…ふぇぃ…」
何故か乱歩は魂が抜けた様な声しか出せていなかった。
***
近くの喫茶処に入って、敢えて人の少ない方の席に着く。適当に茶を頼み、店員が奥に戻って行ったのを確認したその後で、余り時間を溜めても如何なものかと、早々に切り出すことにした。
「乱歩」
「ひゃいぃ!」
「…先刻も同じ遣り取りを為た気がするが」
「そ、そうだね…」
漸く(ようやく)乱歩が何時もの調子に戻り、茶を啜り出した。その様子を見て、私は今度こそと話を切り出す。
「まず…乱歩、何故私と目が合った時に逃げたのだ」
「ぶっ!?」
乱歩が見事に綺麗に茶を吹き出した。それはもう綺麗に放物線を描き、茶を吹き出した。………無言で台拭きを使い、溢れた茶を拭いてやる。
然し、ここでまた止まっていても話が進まないので、好い加減にそのまま話すことにした。
「何故かと訊いている」
「………それは…だって社長が…」
「何だ。はっきり云え」
「っ」
すると、乱歩は今までの煮え切らない態度から一転、
「社長の所為でしょ!何なの昨日から太宰、太宰って!今日だって太宰が殴られてた時に、窺うみたいにこっち見て!何、浮気なの!?」
…よく解らないことを言い出した。
浮気…?
「…社長、心当たりが無いとは言わせないよ…って言いたいけど、えっと…」
訳も分からず首を傾げて居ると、乱歩も語気を弱めて首を傾げて仕舞った。
どうやらこれは…お互い、何かを勘違いしている?
「…乱歩、これは、如何云う事だ」
「………もう、仕様が無いな…もういいか。………」
「超推理」
***
「超推理」
本当は使いたく無かったんだけど。だって、人の気持ちを…しかもこう云う、恋愛関係のことを、こんな風に覗くなんて嫌でしょ。
でももう仕様が無い。何でかって、だってなんか、社長といまいち話が噛み合わないし。
………。
………もう、そう云う事か…なんて下らない…。
「社長」
「何だ」
「僕、社長が太宰と浮気してると思った」
「ぶっ!」
今度は僕じゃなくて社長がお茶を吹き出した。なんて綺麗な放物線を描くのだろう。いや感心してる場合じゃない。
「でも社長は、僕が太宰に誑かされたと思ってたんでしょ?」
「…そうだ」
「そう云う事だよ。昨日のお風呂の前の遣り取りで二人共勘違いしたみたい」
「風呂の前の遣り取り…ああ、あれか…」
これで誤解は解けたようだ。………。
あー、なんか、詰まらない。誤解が解けて、すっきりはしたけど、なんかそれだけって云うか…。これが若し物語だったら、何の起伏も無さ過ぎて、「で?」ってなる感じ。………。
…僕はちょっとある事を思いついた。
「でもさぁ、社長」
「何だ」
「僕これだけじゃ、社長の事信じられない」
「…は?」
「だからぁ、誤解は解けたけど、これだけじゃ社長が本当に浮気して無いのか判らないのー。…詰まり、社長が本当に僕の事愛してるのか、証明して見せてよ」
「………」
よし、困ってる。このままもっと困らせよう。
「なに?証明出来ないの?じゃあ、真逆本当に浮気してたの?あーあ、社長そんな人だったなんて、僕がっかりだよ。ねえ何とか云いなよ、しゃちょ―――」
ふっ。
「―――???」
え、今、何、何が起こって…
「これで証明になったか」
………。
「駄目。もう一回為て呉れないと、信じない」
「そうか」
社長は顔色ひとつ変えずに、また僕に接吻(キス)をした。
狡いよ…そう云うの狡いよ、社長…。本当、意識飛びそうになったじゃない…。
「では、帰るか」
「…うん、家に帰ろう?」
「探偵社は…」
「何とでも為るよ」
「…そうか」
***
敦が屋上から戻った後の探偵社
「それでですね、社長、乱歩さんの居る処まで、こう、びゅんって行ってぐわんって行ってしゅーって行って」
「敦君、その説明全ッ然解ンない」
「す、すみません…」
「結局如何なったンだい、社長と乱歩さんは」
「それは…判らないです」
「何だい、詰まンないねェ」
「太宰」
「何だい国木田くん、もう私、殴られるのは御免なのだけど」
「どうせお前の事だ。何か謀っただろう」
「………流石だね国木田くん。いやぁ、ちょっと乱歩さんを煽ってみるのも面白いかと思ってね」
- Re: 文ストで色々。 ( No.31 )
- 日時: 2017/01/03 14:17
- 名前: 七夜
これで福乱完結です。終わり方がgdgdで申し訳ない…!
そして折角のR18小説なのにエロ要素無くてごめんなさいッッ((次にss挟みますが、そこでたっぷりお届けできたらと思います。
そして明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。…堅苦しくてすみません。
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