大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【文スト】国木田駄文詰め
- 日時: 2016/12/17 10:06
- 名前: beast
おはこんばんわ〜
初めて投稿しました。beastです。
駄文ばかりで、初心者ですが、
生暖かい目でみていただけると
幸いです!よろしくお願いします。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
- Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.29 )
- 日時: 2016/12/31 12:37
- 名前: beast
【太国】
国木田は与謝野と別れたあと、ただただ走り続けていた。
国『与謝野先生の言葉が真(まこと)なら、俺は、きっと………アイツのことが好きだ!!』
そう思いながら、国木田は、彼に会うべく走るスピードを上げた。
「与謝野先生…………独歩先生に何言ったんすか?」
一方保健室に移動した与謝野は、一人の男子生徒ー中原中也と話をしていた。
与「別に?国木田の恋愛相談にのってやっただけさ」
中「……………その結果が、独歩先生のあの行動っていうことすか?……………ちぇっ、落とせると思ったんだがな」
と、中也がつまらなさそうに呟く姿を見て、与謝野は大きな溜め息を一つ吐くと中也を優しく抱擁する。突然の行動に中也は顔を真っ赤に染め、切羽つまりながら叫んだ。
中「!?!?!?なっ、おい!!アンタ何すんだ!?!?教員なんだろ!?!こんなことしていいのかよ!?!?って言うか、む、胸!?!?あたっ、当たってんだけど!?!?」
与「………………馬鹿だねぇ、中原」
中「ハァア!?!?!?」
与「アンタは本当に馬鹿だよ………………何、隠してんだい…………………………国木田のこと、本気で好きだったんだろ?」
中「!?………別に………」
与「アンタ、分かりやすいんだよ……すーぐ顔に感情が出ちまってるからね……………中原、ここは何処をだと思ってる?」
中「はぁ?…………保健室だろ」
与「あぁその通りさ、だからアタシは言うけどね…………ここは人を癒す場所だ、体だけじゃなく、心さえも癒す」
与「だからね、ここでは、我慢しなくていい、隠さなくてもいい…………泣いて、楽になってもいいんだ」
中「…………俺が、泣くわ、け……」
与「大丈夫だ、安心して泣けばいい、我慢なんかしたら駄目だ………………中原」
中「……ぁ……………………う、あ……ひぐっ……………うあぁああああぁぁっ、大好きだった、離したくなかった!!青鯖なんかにやりたくなかった、今でも大好きなんだ!!!独歩ぉ!!!!!!!!」
与謝野の言葉に吹っ切れたのか、中也は、与謝野の胸の中で泣き叫んだ。国木田への想いを吐きながら、ずっと。与謝野は泣いている中也を見て微笑むと、中也の頭を優しく撫でた。その姿はまるで、我が子をあやす母親の様だった。
→next(次で終わりです)
- Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.30 )
- 日時: 2016/12/31 23:36
- 名前: beast
【太国】
国「ハアッ、ハァ………」
国木田は荒い息を吐きながら、彼を探していた。口は酸素を求めて呼吸をし続け、足には力が入らないからか、もつれかけている。限界が近づく体を引きずりながら、国木田は彼の名前を呼んだ。
国「だ………ざい……」
「何ですか?先生」
疲労からきた目眩に襲われ、地面に体がぶつかる寸前、国木田の体は何者かによって抱きかかえられた。その人の名は、国木田の想い人ー太宰治だった。
国「な………、どうし、て?」
太「ん?……国木田先生が私を呼ぶ声がしたからやって来たのだよ?」
国「……………フッ、………お前らしいな………、太宰、お前に言いたい事があるのだが……………聞いてくれないか?」
太「!!……勿論です」
国木田は、太宰の返事を聞いて優しく微笑むと語り出した。
国「………今から言うことは、俺の独り言だとでも思ってくれ………、太宰、俺は、【花吐き病】と言う、恋煩いをしていてな、馬鹿馬鹿しいだろう?…………だって、俺は自分の想い人すら分からなかったんだ…………だが、今日誰が好きなのかわかった…………俺は、『国木田先生』!!」
国木田の言葉を太宰が止めた。太宰は国木田の顔を自分の方に向けさせ、抱き締めている手の力を強めた。そして太宰は国木田に語りかけた。
太「国木田先生…………【花吐き病】、なんですよね?」
国「?あ、あぁそうだが………」
国木田は太宰からの質問に、不思議そうに思いながら答えた。太宰は息をゆっくり吸うと、国木田に微笑みながら、更に問いかけた。
太「国木田先生は、誰のことを想って
花を吐いたのですか?」
国木田は太宰の言葉に顔を真っ赤に染め、
国『!?!?!?なっ、何なんだ!?!?これじゃまるでーーーーーー』
と、頭を混乱させていた。そんな国木田を見た太宰は、
太「プロポーズ♪ですよ?」
国木田の考えを見透かしている様な口ぶりで言った。
太「先生、実は…………私は先生が【花吐き病】だと言う事を知っていたんです、でも、確証が無かったので聞けずに居ました」
太「けれど、中也との一件で確証を持つことが出来たんです…………あの日、先生と中也は【花吐き病】の話をしていたのでしょう?」
太「……今まで、ずっと黙っていてすみません………言って仕舞うと、先生が何処かに言ってしまうような気がしてならなかったんです」
太「先生、私にとって貴方は神様の様な存在なんです……………退屈だった、学校に通うことが、生きていることすら……、そう思っていた時に貴方が現れたんですよ、先生」
太「貴方との毎日が楽しくて仕方なかった、中也が貴方に告白したとき物凄く心が苦しかった………………私は貴方に初めて出会ったときから、ずっと好きだったんです」
太「………先生、貴方の花を私のために吐いてくれませんか『愛してくれませんか』?」
国木田は太宰の衝撃告白に驚愕し、更に顔を朱色に染めると、太宰の頬に軽くキスをする。太宰は、その行動に驚いて口をパクパクと動かした。
国「……………………い、今のが答えだ!!!!!」
と、国木田は太宰に向かって叫んだ。太宰はそのとたんに満面の笑顔になって国木田を更に強い力で抱き締めた。そして、
太「ありがとう!!!!大好きだよ!国木田君!!!!!!!!」
と、嬉し涙を溢しながら言った。国木田もつられて涙を溢し、小さな声で呟いた。
国「……………俺も、大好きだよ…………太宰」
そして二人はその場で、誓いの言葉がわりに長い口づけを交わした。
<end>
- Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.31 )
- 日時: 2017/01/01 00:38
- 名前: beast
【クリスマス企画】
国木田を抱きかかえ、三人から引き剥がしたのはポートマフィアのー芥川だった。三人と国木田は突然の芥川の登場に衝撃を受ける。
中「おい!?芥川!!何すんだよ!!」
太「そうだよ!国木田君から離れて!!」
敦「国木田さんを返せ!!」
三人は思い思いの事を芥川に言うが、芥川は表情ひとつ変えずに国木田を抱き締めている腕の力を強め、
芥「…………これ以上、僕の妻に触れるな…………」
と、いい放った。国木田はその言葉に
国「!?!?!?おいっ!?俺はお前の妻ではないぞ!?!?」
と、顔を真っ赤に染めて言い返した。芥川はその言葉をスルーして、国木田に自分の黒色の上着を着させ、
芥「……………彼シャツが一番だ……………」
といい残し、国木田を連れ去って消えていった。数日後、芥川の上着を着、散々キスマークやら、噛み跡やらをつけられた国木田が帰還したのは、また、別のお話。
<end>
- Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.32 )
- 日時: 2017/01/01 00:24
- 名前: 空芦葉
お邪魔します!
明けましておめでとうございます!!
今年も更新をお互い頑張りましょう!!
今年も小説の更新をとても楽しみにさしてもらいます!!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23