大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文スト】国木田駄文詰め
日時: 2016/12/17 10:06
名前: beast

おはこんばんわ〜
初めて投稿しました。beastです。
駄文ばかりで、初心者ですが、
生暖かい目でみていただけると
幸いです!よろしくお願いします。

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Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.9 )
日時: 2016/12/21 13:55
名前: beast

国木田は、動揺している気持ちを抑え、恐る恐る部屋に問いかけた。
国「……………誰だ?」
「そのまま真っ直ぐ進んで、先生」
国木田は、思いもよらぬ回答にまたも動揺するが、返ってきた言葉の通りに動くことにした。進んで行くとカーテンに囲まれている一つのベッドが目に留まった。
「どうぞ?」
国木田は、カーテンをゆっくり開いていく。そして中に目を向けると、
「はじめまして、国木田先生」
そこには、手首や首もとに包帯を巻き、ニコニコと笑っている男子生徒が座っていた。
国「君は確か……」
「私の名前は太宰治、先生が担任するクラスの学級委員さ!」
元気よく国木田に三回目の挨拶をした好青年ー太宰は満面の笑みでいい放った。
太「これからたっくさん、お世話に成りますね♪」
その時、国木田は気づくことができなかった。この出会いが国木田の教師生活を大きく変えるきっかけになることを。

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Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.10 )
日時: 2016/12/21 22:00
名前: beast

国木田は、太宰と出会ってから頻繁に保健室通うようになっていった。自分が担任の生徒であることが大きな理由だ。しかし、国木田は感じていた。太宰に会いに行くことがただの生徒だと言う以外の感情があることを。


     太宰の元に通い初めて二ヶ月後

国「……………な..んだ………!?!?」
国木田がいつも通りに起床した時だった。体に違和感を感じ、辺りを見回す。国木田の体の周りには夥しい量の【キキョウ】が撒かれていた。しかし、只の【キキョウ】ではない。赤い。本来あるはずのない【真っ赤なキキョウ】だった。国木田は誰かの悪戯、または嫌がらせだと考え、処分をしようと立ち上がる。すると、国木田にとてつもない目眩と吐き気が襲った。急いで洗面所に向かい対応する。体内から込み上げてくる物を出し、目を開くと、そこには、


【真っ赤なキキョウ】の花があった。


そして、国木田は理解する。朝の【キキョウ】が全て自分の体内から生み出された産物だったということを。


国木田は自分の体に起こった異変に戸惑いながらも学校に出勤した。生徒の前では教師として完璧に過ごしていたが、度々朝と同じような感覚に襲われ数回影で【キキョウ】を吐いた。国木田は『誰にもばれていないのならいい』と思い続け隠して一日を過ごした。しかし、この世は何かを隠し通せるほど甘くはなかった。国木田が、廊下を通っていた時だった。そいつは突然現れた。
「独歩先生」
明るい朱色の髪をし、制服の上着を肩にのせている生徒ー中原中也は、片手に【真っ赤なキキョウ】を持って言った。
中「独歩先生の……いや、先生は【花吐き病】だな………?」

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Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.11 )
日時: 2016/12/23 00:28
名前: beast

国木田は、中也の言葉に反論することができなかった。図星だったのである。突然の体の異常に動揺せず、無かったことにできる程、国木田は強くない。否、滅多にその様な人間はいないだろう。誰もが恐怖を感じ、知りたいという思いが強くなる。国木田は、朝のうちに自分の異常について調べていた。結果【花吐き病】と言う病にかかっていることを知った。
【花吐き病】は、ある種の恋の病である。好きな人への片想いから作られ、その力で花がは体内で成長していく。人によって違う花を吐き続ける。そして、体内の花は宿主の生命を奪い成長し、最後にはーーーーー。
国木田はその病についてはつい先程知ったのだが、それに対して中也が淡々と話をしたことから、一寸不審に思い中也から距離をとった。


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Re: 【文スト】国木田駄文詰め ( No.12 )
日時: 2016/12/24 16:56
名前: beast

先ずは、訂正からです。NO.11の5行目 「花がは体内」と、なっていますが正しくは「花は体内」です。昨日更新が諸事情によりできませんでしたが、今日からまた更新していきます!


国木田は中也と距離をとるが、中也は気にしない様子で話しかける。
中「あ¨ー、特にそれに関してで脅したりばらす訳じゃねぇよ」
国「…………」
中「……警戒心強すぎだろ………一応アンタの生徒なんだが?」
国「!?」
中「あーっと、転校して来た三年の中原中也だ、アンタのクラスに入る、これから世話になるぜ?」
国木田は、真逆自分の生徒だとは思っていなかったため、中也のカミングアウトに一寸の間全ての行動・思考が停止した。
国「な…はぁ!?俺がお前の担任になるだと!?!?」
中「おう、そんで独歩せんせに話がー」
国「ま、待ってくれ!!先に少し質問させてくれ
中「いいぜ?」
国「一つ目 【花吐き病】について何故お前が知っている?
二つ目 何故この学校に来たんだ?
三つ目 何故教師に対してタメ口なのだ?…………答えろ」
国木田は少し声を低くし威圧感を出すが、中也は反対に少し明るい声音で返す。
中「一つ目 昔、友人に【花吐き病】のヤツが居たから
二つ目 俺が異能者だから
三つ目 アンタの事が好きだからだ」
国「…………三つ目は聞かなかった事にしてやる………」
中「………おい、一世一代の告白を無き物にすんな」
中也は、少し怒り気味に言う。
国「…まぁ、教師としては嬉しいな」
中「…………………マジかよ………」
少し頬を緩ませ、微笑する国木田に中也は頭を抱えた。中也は伝えた言葉の意味を言おうとするが、そうする事が出来なくなった。

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