大人二次小説(BLGL・二次15禁)

SERVAMPのBL【完結?】
日時: 2018/03/19 16:01
名前: グレン

SERVAMPのBL短編集です。
唐突にやりたくなりました。

甘〜裏までやろうと思っています。

リクエストはただ今常時受付中です(*^^*)


【注意事項】
*文才永遠の0
*更新スピードナメクジ以下
*マイナーCPがある可能性大
*誤字脱字有りの可能性大
*ロウレス受けの割合多い

等々、挙げて言ったらきりがありませんが、それでもよろしい方だけ閲覧ください。

また、何かしらの不備がありましたら優しくご指摘してくださるとありがたいです。

駄作者結構メンタル柔なので……

【地雷】
よくよく考えたら自分にも地雷というか……
読めるけど"書けない"ものがありました。
リクがあれば頑張って書きます!でも出来は悪いです!!

・ロウレス攻め
・桜哉攻め
・鉄攻め(ただし鉄ロウは別)
・リヒト受け(原作でリヒたんの泣き顔が見れたら変わるかも……)

上のやつは出来が悪くなります。上手く書けません。
0の文才がマイナスに突入します。

それでもいい方リクお願いします

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Re: SERVAMPのBL【リク募集中】 ( No.98 )
日時: 2018/02/15 22:01
名前: グレン

<リヒロウ>
『バレンタイン企画』


NOside

「ただいまっス〜」

暗いホテルの一室に明るい声が響く。
声の主は強欲の真祖ことロウレス。
彼の手には可愛らしいプリントが施された紙袋が握られていた。

「リヒたん喜んでくれるっスかね〜」

袋を見ながらフニャリと笑うロウレス。
この中身には彼がバレンタイン用に作ったトリュフが入っていた。
残業をする代わりにバイト先で作らせてもらっていたものだ。

ロウレス自身、料理は得意な方であったがチョコは作ったことが無かった。
レシピを見ながらホテルで作るという方法も考えたのだが…
あげる相手、つまりリヒトには当日まで内緒にしておいて驚かせたかった。

だからあの色々と感の鋭いリヒトにばれる確率が高い最初の案は却下せざるをおえなくなった。

だったら真昼に教えてもらう…という案も考えた、だが今回は少し本格的な物にチャレンジしたかったのだ。
なぜなら______




「告白…するっスからね……特別な物あげたいっス……」

顔をほんのり紅く染めながら独り言を呟くロウレス。

そう、ロウレスとリヒトはまだ付き合ってはいなかった。
横暴で、バイオレンスな電波天使で、自分の手を引いてくれたあの傍若無人な若者が、いつしかロウレスの中で "大切な主人" から "愛しい人" という風に変わっていった。

だが相手は人間しかも男。
きっとこの恋は報われないだろうと、ロウレスは半ば諦め、当たって砕けるつもりでいた。

あのときのように、思いを伝えられないままで終わるのは嫌だったから。


一世一代の告白。
自分の思いが伝わるぐらい本格的な物を渡したかった。

思い通りにいかず今日まで何回か失敗をした。
そのせいでここしばらく今日のように帰宅時間が日付が変わるギリギリなどという遅い時刻になってしまっていた。

だがそれも今日で終わり。
やっと満足のいくものが完成した。

味見もしたが中々の出来栄えだと思う。

これを食べているリヒトの姿を想像すると、自然とロウレスの口許は緩んだ。

「なんて……どうせ断られるに決まってるっスけどね……」
「誰に断られるんだ?」

扉の方から聞き覚えのある声が聞こえ、ロウレスは驚いて振り向いた。

「今日 "も" 遅かったな。バカネズミ」

案の定、そこにはリヒトがいつもの仏頂面をして立っていた。
慌てて袋を背中に隠す。
先程も言った通り、当日までリヒトに内緒にしておきたいのだ。


「リ、リヒたんまだ起きてたんスか!?てかいつからいた!?」
「お前が『告白する』って言った辺りからだ」

シレッと当たり前の様に言い放つリヒトに「最初からじゃないっスか…」とロウレスが顔を腕で隠しうめいた。

「で……お前は誰に告白するんだ?」

ロウレスに近付き、彼の腕を退け顔を除き混むリヒト。
リヒトの綺麗な顔がすぐ近くにあり、ロウレスは反射的に距離を取ろうとした。

だがリヒトがそれを許さなかった。


続く

Re: SERVAMPのBL【リク募集中】 ( No.99 )
日時: 2018/02/16 21:32
名前: グレン

「俺の質問に答えろ」

そう言いうと、リヒトは更にロウレスとの距離を詰める。
ロウレスが一歩下がるごとに、リヒトが一歩近付いてくるの繰り返し。
そしてとうとうロウレスは壁際まで追い詰められてしまった。

「もう一度聞く……」

眉間にシワを寄せ、ドンッとロウレスの真横の壁に手をつける。俗に言う壁ドンだ。

「お前は一体 "誰に" 告白するんだ?」

鬼のような形相でリヒトが問い掛ける。
そんなリヒトが少し怖くなりロウレスは涙目になってしまった。

「うぅ…リヒたんには関係無いじゃないっスか!」

思いっきり相手を睨むロウレス。
せめてもの対抗の印だ。
涙目になっている時点で効果はないに等しいが。

「関係ある」

冷静で、よく通る凛とした声で言い放たれる。
ロウレスは目を見開き口を開いた。

「何…でっ…スか?」

掠れたような、情けない声。
それでも勇気を出して言葉を選ぶ。

「主人……だから…?」

恐る恐る聞く。
鮮やかな真紅の目には期待と不安の色が入り混じっていた。

リヒトはロウレスの手をそっと自身の顔まで持ち上げ、彼の手の甲に口付けた。



「お前が好きだからだ。バカハイド」

その言葉を聞いた途端、ロウレスの目からは滴がとめどなく溢れてきた。

「ふ、ふぇ……うぁ……」
「泣くな。弱ハイド」

ロウレスの滴をリヒトが優しく拭う。

「リヒたんが…悪いんスよぉ…」

ひっくひっくと嗚咽を漏らす。

「俺のせいかよ……」

めんどくさそうな、でもどこか嬉しそうな声色で言う。

そしてロウレスは目元をゴシゴシとマフラーで擦り、フニャリと笑ってこう言った。



「オレも大好きっスよ。リヒト」


end

Re: SERVAMPのBL【リク募集中】 ( No.100 )
日時: 2018/02/18 21:48
名前: グレン

おまけ的な何か。
ほぼ会話文でいくので小説とは呼べないかもしれません!(キリッ

てか小説じゃないです!!

小説じゃないです!!←大事なことなので繰り返し

▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲


「はぁぁぁぁぁあ……」

ロウレスが思いを伝えると、リヒトはいつもの性格に似合わない大きな溜め息を吐いた。

「え、ちよ何で溜め息なんて吐くんスか!?」

「お前がアホ(かわい)過ぎてそろそろ(理性が)ヤバくなりそうだ……」

「な、アホってどういう意味っスか!酷いっス!」

「それよりその袋どうした」

「え、あ…これは……」


一気にロウレスの威勢が無くなる。
告白を済ませた今、勇気だのどうだのは関係無い。
ただ気恥ずかしかった。

「あ〜……バイト先で作ったんスよ。ほらもうすぐバレンタインだし……リヒたんに……あげようと……思って……」ボソッ

最後の方はボソボソと声が小さくなる。
ロウレスは顔を真っ赤に染め上げ、相手の顔を見ないよううつ向き、袋をリヒトに突き出した。

「そうか」

リヒトは満足そうな笑みを浮かべると袋から箱を取り出し、それを開ける。
中にはトリュフが入っていた。

「お前が作ったのか?」
「そうっスよ……本格的なの作りたくて……リヒトに喜んで欲しかったし……」

恥ずかしそうに目を反らしながら首を掻くロウレス。
そんな彼の仕草が可愛らしいと思いながらリヒトはチョコを口にした。

「ん、うまい」
「ホントっスか!良かったっス〜」

嬉しそうにロウレスが顔を綻ばせる。

「お前も食うか?」
「え、いいんスか?」

リヒトがこくりと頷く。

「口開けろ」

リヒトのこの発言に首をかしげながらもロウレスは口を軽く開けた。
その時

「!?」

リヒトの口がロウレスの口を塞いだ。

「ん!?んー!!」

驚きと羞恥のあまり慌てて抵抗するロウレス。
だがリヒトはそんな彼を気に止める様子もなく、リヒトの口に含んでいたトリュフをロウレスの口内で転がした。

「ん、ふぅ、ふぁ……」

チョコが溶け、歯や舌に付着してくる頃にはロウレスの表情はトロトロに溶けていた。

口内が空になり、リヒトがやっとロウレスを解放する。
ロウレスは今のキスで腰が砕け、自身の力では立っていられなくなっていた。
そんなロウレスの身体を支えるリヒト。
彼はロウレスの顎を掴み自分の方を向かせると、ニヒルに笑いこう言った。


「ホワイトデー楽しみにしてろよ?これよりも凄いことしてやる」


三倍返しだしな____と耳元で呟かれ、ロウレスは背筋がゾクリと震えた。

後日、三月十五日の朝に腰を労る様に擦っているロウレスが見つかったとか。


end

Re: SERVAMPのBL【リク募集中】 ( No.101 )
日時: 2018/02/18 21:42
名前: グレン

<園鉄>
『バレンタイン企画その2』


御園side

「これやる」

そう言って千駄ヶ谷に手渡されたのは、透明な包みに入ったチョコレートだった。

「こ、これは何だ?」
「え…いや、チョコだけど」
「そんなことは分かってる!!」

何に言ってるんだ、と言わんばかりの目付きで見てくる千駄ヶ谷に向かって僕は叫んだ。
聞きたいのはそんなことでは無い……

「何で僕に渡したと聞いてるんだ……」

「?アンタには色々と世話になってるから。礼も兼ねて」

当たり前の様に言ってくるこいつ。
聞いてるこっちが気恥ずかしくなってしまう。

「そ、そうか……ぎ、義理チョコと言うやつか……ありがとな。」

城田にも貰ったが、不思議と千駄ヶ谷に貰ったこれの方が自分にとって特別に感じる。
何故だろうか……?










「?……義理チョコ?違うぞ?」


千駄ヶ谷のこの爆弾発言に僕は持っていた包みを落としそうになった。

「は、はぁ!?貴様今、な、何を!!」
「?大丈夫かチビ?顔赤いぞ」

不思議そうに顔を覗き込む千駄ヶ谷に「お前のせいだ!」と言い返して反射的に距離を取った。

「それより……貴様、これが義理でないなら何だと……」
「あ、俺そろそろ帰らねえと。じゃあな」
「あ、ま、待て貴様!僕の質問に答え……」

僕の静止の声を無視して、千駄ヶ谷は帰ってしまった。

「はぁ……どういうことだ……」

これが義理でないとしたら…これは……





「本命…なのか……?」

自分で声に出した途端、顔から火が出るほど恥ずかしくなった。

「な、あ、ありえない!あの千駄ヶ谷が僕のことを……!!」

このことを意識すればするほど、千駄ヶ谷の顔が脳裏にちらつく。
『チビ』と言うあいつが僕を呼ぶ声がすぐ近くで聞こえるような錯覚まで起きてきた。

だが不思議と悪い気はしてこなかった。

「っ…なんだこれは!これじゃあまるで僕が千駄ヶ谷を……」

ここまで言いかけてやっと気づいた。


どうして城田たちと違い千駄ヶ谷から貰ったチョコが特別に感じたのか


どうして悪い気はしないのか




「好き……なのか……?」




僕が千駄ヶ谷に恋をしていたからだ。


「つ、次からどんな顔して会えばいいんだ……!!」

end

〜 〜 〜 オマケ 〜 〜 〜

(チビにあげたやつ義理チョコって奴じゃなくて友チョコのつもりだったんだけどな……あれ?義理も友も一緒だったっけ?……チビの笑顔見れたしどっちでもいいか)


▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲
無自覚の鉄くんと気付いてるけど一歩踏み出せない御園くんの園鉄が欲しい←

鉄受けが少ない現実にちょっと納得できない今日この頃←

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