大人なりきり掲示板

愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL
日時: 2025/10/15 23:15
名前: 極彩の魔女 (ID: s26dq553)






「 待ちくたびれたよ、お姫様 」



たくましく精悍な佇まい。

白い花の香りが漂うような甘いマスク。

獲物を狙うようなアルカイックスマイル。

庭師が鋏を手にするように、コックが刃物を手にするように、皇子たちは鎖と首枷を手に笑った。


【 皇子と姫と魔女 / 一風変わった跡目争い / 仄暗いファンタジア / 1:1 / 換骨奪胎 】


: 指名式トピ
: 提供は男性のみ
: 募集は"魔女に創られたお姫様"、男性Cも姫と呼ばれ歓迎されます
: 世界観を大切に
: マナー・良識を守れる中級者様以上優遇
: 参加者様以外の横槍禁止
: 即レス・置きレス切り替え可能
: 指名変更、指名被り、連続指名可能
: 上下の空白必須
: 短〜中ロル推奨、筆が乗れば長文も歓迎

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.105 )
日時: 2025/11/18 21:35
名前: ジーク/第一皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>104)

……貴女は寛大な女性(ひと)ですね。
(立派な大人が弟に嫉妬だなんてと謗られてもおかしくないのに、余裕のない男だと失望されても仕方がないのに。姫の吐息や視線は落胆ではなくもっと甘くて深くて包み込むような意味を孕んでいるように見えて、少なくとも罵る気はないのだとじんわり伝わったか、歩みを再開させる間際、微笑を返して。何を話すか迷っている様子を悟りつつ「 ――これよりお連れするのは、庭師も弟達も知らない私の秘密の花園です。鍵を持つのは私と、特別に信頼を置く一人の使用人だけ。彼にすら、私の指示無しに立ち入る事を禁じています 」小鳥のさえずる庭園にはきらきらと穏やかな日差しが降り注ぎ、この世の見せかけだけの平和を謳歌するようにあちらこちらへと蝶が舞う。いつもは束の間の小休止にと見守るそれらに目もくれず、隣を歩む美しいお姫様だけを見つめながら、ロマンチックな童話を語るように言葉を綴って「 誰かを案内するのは、リンデン姫…貴女が初めてです。 」姫の何もかもが自分にとって特別なのだと全身全霊で伝えるように、柔和な微笑みはそのまま向ける眼差しは愛に真剣な男そのもの。「 ですからどうか、姫と私だけの秘密に。 」髪飾りのようなリンデンの葉を、右手でふわりと触れるか触れないかの強さで撫でて。庭の一角、瑞々しい青葉を湛える生垣の迷路を淀みない足取りでエスコートを進めていると、程近くから足音が聞こえる。土を踏みしめる重みのある音から鑑みて恐らく男性なのだろう、このまま進めば鉢合わせてしまいそうなところで軽やかに半身を翻し、マントの中に姫を匿うような恰好でそっと華奢な肩を抱き隠してしー≠ニ密やかな声と共に人差し指を唇に添えて。こちらに気付いたのか否か、何事もなく通り過ぎていく足音を確認すれば吐息を感じられる距離の姫の顔を見下ろして「 ……見つかってしまうところでしたね 」楽しそうに茶目っ気たっぷりにくすくすと笑って)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.106 )
日時: 2025/11/18 21:51
名前: 極彩の魔女 (ID: s/RKTKvj)



>使用人が盤上に駒を進めたみたい。手合わせするかは姫次第!(>>94


>こんな姫が居たらいいな。(>>12


>>1 : 世界観

>>2 : 詳細

>>3 : 提供 / 皇子のプロフィール

>>4 : お姫さまはこっちだよ。
 ●優遇・冷遇は【>>15】参照

>>5>>6 : すこしだけ補足


●備忘用↓
www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=704

●物語の栞↓

: リンデン姫 <<< 第一皇子ジーク(>>105

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.107 )
日時: 2025/11/19 06:19
名前: ざざ (ID: kKmRLwWa)



 再び歩みを進められたその背を追いながら、
私はは先ほど胸の奥に飲み込んでしまった言葉たちが、
まだあたたかく息づいているのを感じていた。

けれど
次に告げられた言葉は、そのすべてを一瞬で吹き飛ばす。

 
彼が歩きながら静かに紡ぐ声。
咲き誇る花々、陽光、鳥のさえずり
そのどれもが、わたくしたちを美しい童話の中へ誘うようで。
そして彼の言葉は、その中心に灯りを落とした。

そんな場所に
私を、連れていく……?

花々の香りよりも強く、
日差しより眩しく、
ただ彼の姿だけが視界の焦点になってしまう。

「 誰かを案内するのは、リンデン姫…貴女が初めてです。 」


「……初めて……」

その声は、自分でも驚くほど小さく震えていた。

彼に視線は
その柔らかさの奥で静かに燃える熱が真剣さを伝える

そんな場所を
そんな大切な秘密を。
彼は、私に分け与えてくれる。

リンデンの葉を指先でふわりと触る
触れるか触れないかの優しさが、
ただそれだけで息を奪われるほど心地いい。

「…ジーク様は、なぜ……わたくしをそのように扱ってくださるのですか?」

喉から零れたのは、それだけ。
それが今のわたくしの精一杯で。
声が震えていたかもしれない。

私だけが特別なのだと、思ってしまいそうで。
そんな思い上がりはしてはいけない、と言い聞かせる自分と、
いいえ、きっとそうなのだと囁く自分が胸の中で渦巻き、
頭の中が混乱しそうになる。

生垣の迷路を進む彼のエスコートに導かれながら、
夢の中を歩いているような心地で足を運んでいた、そのとき。

足音。

重く、確かに近づいてくる気配。
次の瞬間ジーク様は流れるような動きで私を引き寄せた。

ふわりと、マントの内側に抱き寄せられ
「しー」とそっと唇に指が添えられる。

「……っ」

あまりにも近い。
吐息が触れてしまう距離。
胸が変な音をたてる。

足音が通り過ぎるまでの時間は、
土を踏む音と、
自分の心臓の跳ねる音だけが耳に届く。

そして静寂が戻り
彼がくすくすと茶目っ気たっぷりに笑った。

「……見つかってしまうところでしたね」

呆然と見上げるしかなかった。

「……っ、ジーク様……驚かせないでくださいませ……」

胸元に手を添える。
けれど鼓動の速さは驚きではなく
甘くて、熱くて、どうしようもなく幸せなもの。

言葉も、声も、想いも、
全て彼にほどけて触れてしまいそうで

それでも
その近さが、嫌ではなかった。
むしろ、このままで居たいとさえ思ってしまった。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.108 )
日時: 2025/11/19 07:52
名前: ジーク/第一皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>107)

(なぜ、そのように扱うのか。と聞いて「 まぁまぁ、一先ず着いてきてくださいよ。 」若しや伝わっていないのだろうか、目が点になりそうになる。今此処で己が彼女の扱い方を答え合わせしてしまっては駄目な気がして。「 招待したい、と思う方が今まで現れなかったんです。 」歩む先、姫が自分と魔女、懇意にしている関係との人を誤解しているとは気付いていないが、図らずして魔女より――あの夜の謎の女性よりリンデン姫の方が比べ物にならないほど特別だと真心から告げて「 だから、こうして貴女をお連れできる事が嬉しくて堪りません。ずっと…秘密を二人で守っていけたら、もっと。……ふふ、流石に欲張りすぎますか? 」先般に姫にちょっかいを出した、もとい【手助け】した皇子のことなど忘れてくれたら、自分以外の未だ言葉を交わさぬ皇子によそ見などせずずっと自分の事だけを見てくれたら。今迄の醸した重さよりずっと質量を増した感情を露わにしてしまうほど浮かれていて)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.109 )
日時: 2025/11/19 08:29
名前: ざざ (ID: Pm9H8cyX)


 
 続いた言葉は、またしても心をそっと掬い上げるように胸へ落ちてきた。

「 招待したい、と思う方が今まで現れなかったんです。 」

その声音は飾り気がなくて、嘘の影もなくて、
ただ真っ直ぐで――温かかった。

彼にとって、そこはきっと誰にも見せたことのない“大切な領域”。


そこへ、私を招いてくれる。



(……ジーク様。少しだけ、自惚れても……良いのでしょうか)

あの日、電話越しに聞いたあの甘い声を向けた“お相手”よりも。
誰よりも特別だと。
私がそう思ってしまっても、いいのだろうか。

そんな想いが胸に芽生えた瞬間、
息がひとつだけこぼれ落ちるように止まって、
歩幅が半歩だけ遅れた。

「……いいえ、欲張りだなんて……」

彼の“もっと”という願いは、私にとって負担でもなんでもなく、
むしろ胸の奥をくすぐるほど愛おしくて。

「わたくしは、そのお気持ちを……軽んじたりいたしませんわ」

自分でも驚くほど柔らかく、けれど確かな声が喉からこぼれた。

その言葉に偽りはない。
温かくゆるんだ胸の奥も、
すべてが彼に向かって動いている。

そして気づけば
自分の足取りは、さっきより確かに彼の傍へ寄り添っていた。
まるでその距離こそが、今の私の答えだと言うみたいに。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.110 )
日時: 2025/11/19 09:09
名前: ジーク/第一皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>109)

(浮ついていた、そんな時に姫から距離を詰めるような所作を取られては一定のリズムを刻む心臓は素直に情熱的にドクンと跳ねて。社交界での触れ合いなど飽きる程こなしてきたし、更に言えば国の為に憎らしい魔女と肌を重ねても来た。それなのに、姫が寄り添ってくれる動作くらいで年甲斐もなく舞い上がってしまう、そんな胸中を隠し切れなくてはにかむように小さく笑って。優に皇子の身長を超す生垣の迷路を端に端にと進むこと数分、そこには庭師も現在使われていないと認識している温室が。壁面には蔦が這い、扉は固く閉ざされ手入れの面影は見られない。皇子はしゅるりと胸元の白いフリルのジャボを解いて、その奥から小さな金属音と共に取り出したのはネックレスの先に括りつけた小さな銀色の鍵。錠前を外して扉を開けば、姫の為にそれを押さえて「 さあリンデン姫。ようこそ、第一皇子の秘密の花園へ。 」外観は古びているのに、室内には埃の気配ひとつ感じられない清潔感があった。高いアーチ状のガラス天井から柔らかな陽光が差し込み、スズランや白い薔薇やジャスミンなどホワイトを基調とした花々と対を成すように、デルフィニウムやブルースター、ヤグルマギクなど高貴な青色の花々が優雅に咲き誇って。花々の間を縫うように続く石畳の小道の先には白いアイアンのティーテーブル、その上には彼の言う特別な使用人が召しつけられて用意したのだろう銀のティーポットと青い花模様のティーカップが並び、ラベンダー色のクッションが添えられたヴィクトリア調の椅子が訪れた姫君を優しく歓迎して。風が通るたびに花々が揺れ、鳥のさえずりと紅茶を注ぐ音が静寂の中に溶け込む、まるで夢のような、時間の流れが止まっているような空間。誰かに見つかってしまわないうちに温室の扉を静かに閉じては姫の腰にエスコートのためそっと手を添えて「 …いかがですか?姫。 」わくわくする気持ちで感想を待ちながら、中央のティーテーブルへと姫を誘導して。その奥、確かに見えるが一見気付けさぬ意味深に閉ざされたままの黒い扉だけがこの部屋をわずかに現実へ留めるような無機質な冷たさを放っており)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.111 )
日時: 2025/11/19 12:38
名前: ざざ (ID: kQMNZXMh)



 (……ああ。そんな反応、ずるいですわ)

ふと向けられた小さな笑みは、
凛とした第一皇子のものではなく
まるでひとりの男性が、好きな人にだけ見せてしまうような、そう感じてしまった

ーーーー


迷路の生垣の間を進むと、

古びた温室が姿を現した。



蔦に覆われ、誰も使っていないはずの場所。
けれどジーク様は迷いなく胸元へ指を滑らせ、
ジャボを解き銀色の小さな鍵を取り出した。



錠前が外れ、扉が開かれた瞬間。



ただただ言葉を失った。



温室の中は埃の気配すらないほど整えられていて、
柔らかな光が花々を優しく照らしていた。


清らかで、凛としていて、
近づけば静かに香る、そんな彼の面影を写したような場所



視線を巡らせるほどに胸が満ちていく。
まるで夢の中、時間が止まった場所に足を踏み入れたようで。



扉が静かに閉じられ、
ジーク様の手が私の腰へ添えられたとき
心臓がひとつ強く跳ねた。
あまりにも夢中になりすぎていた

「いかがですか?」

どこか期待を含むその声音に

きらきらとした瞳のまま彼の顔を見上げて


「すごく素敵で……

この世界の幸せを集めたような…あぁ、どうしましょう。

言葉が出てきませんわ」



自分でも驚くほど素直な声音だった。
彼の手に導かれるままティーテーブルへ足を進める。



けれど視線を巡らせた先。
花々に囲まれた優美な空間の奥、
ただひとつだけ異質な黒い扉。

まわりの輝きとは正反対の、
ひんやりとした無機質な気配。
まるで物語の中に突然現れた“禁じられた扉”のようで。

悪い魔女が、今にもそこから現れるのでは
そんな不安が背筋をかすめる。


思わず声を漏らしていた。


「……ジーク様。あちらは……?」


この夢のような空間に、
唯一差し込んだ“現実”の影に怯えるように。
けれど、目を逸らせないでいる

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.112 )
日時: 2025/11/19 16:00
名前: ジーク/第一皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>111)

……此処はいわば、私の心の中のようなものです。
(自分の腕の中にのみ抱き込めて、誰の目にも触れない場所に閉じ込めてしまいたい。少なからず愛する者に対してそんな願望を抱える皇子にとって秘密の花園はまさに自分だけのテリトリーそのもので、姫のロマンチックな感想を喜びを噛み締めながら丁寧に胸中で受け取って。「 どうしようもなく疲れ果て、第一皇子として笑顔を浮かべられなくなった時、此処へ来るんです。一人でこの部屋の癒しを全身に浴び、浸れるように。…ですから、自分以外の誰かが此処にいる事、とても不思議で…幸せな感覚です。 」穏やかで真摯な言葉は用意されていたものではなく、自分が第一皇子ではなく一人の男として存在できる空間の華やかな空気を肺いっぱいに吸い込んで心地よさそうに一度だけ深呼吸して。ティーテーブルへ誘う足取りを緩くして隣の姫の顔を見れば「 !…それよりお姫さん、一旦先に此方へ堪能に御覧されては?気に入ったものがあればお土産にどうぞ。そうして、それを見るたび私を思い出してください。 」視線を誘うようにして、姫が喜ぶのなら、特別な秘密の花に触れるどころか摘み取っても構わないと笑って。腰に優しく添えた手はそのまま、でも姫の動きを阻害せずある程度自由に動き回ってもらえるように体はあまり密着させないようにと気遣って。ある程度お姫様が好奇心を発散できるように様子を見てから、静かながらもわずかに弾むような明るさで声をかけ「 …そうだ、お見せしたいものが。こちらへ来てくださいますか、姫 」腰に添えていた手を姫に差し出すことでエスコートを。広い温室の奥、そこにはまだ花をつける前の瑞々しいリンデンの若葉が育っている途中のようで「 海の向こうから取り寄せたんです。私も…いつでも貴女を想えるように。 」真新しく整えられたであろう痕跡の見える周囲をゆっくりと一瞥してからリンデンの枝を指先で慈しむように撫で、その流れで姫の頭を飾る髪留めのようなリンデンの葉にそっと手を添え「 …花が咲くのが待ち遠しい 」年甲斐もなくわくわくするように微笑みを深めて)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.113 )
日時: 2025/11/19 19:00
名前: ざざ (ID: X/p7BtY7)



 ジーク様の穏やかな声が、花の香りに溶け込むように温室に満ちていった。

そのひとつひとつが飾り気のない言葉で、
まるで胸の奥をそっと開いて、私にだけ見せてくれる、本物の想いのようで。

ふと視線を逸らした先
あの異質な黒い扉を見ている事に気づいたのだろうか。
ジーク様は、さりげなくそこから私の注意を離すように、優しく花々へと視線を誘った。

「気に入ったものがあれば、お土産に」

そう笑ってくださったけれど、そっと首を横に振る。

「いいえ、こうして大切にされて、
 沢山の花々の中で咲いているからこそ美しいのですわ」

摘み取ってしまっては、
彼がこの場所で守ってきた“想い”も一緒にちぎれてしまう気がして。

そして自然と、言葉が続いた。

「それに……」

だけれど思ったよりも声が小さくて、
花弁に触れた風にさらわれるみたいに、そっと途切れてしまった。

ジーク様が差し出した手に、
私は自分の手をそっと重ねる。

導かれた先
そこには、まだ花をつけぬ瑞々しいリンデンの若葉が揺れていた。

私と同じ名を持つ葉。
それは私自身のようで

ジーク様の指先がそれに触れる仕草は、
宝石よりも丁寧で、息を呑むほどに優しかった。

そしてその流れのまま、
私の髪を飾るリンデンの葉へ触れたとき

その微笑は、
無垢ではしゃぐ色と、
ひとりの男性として誰かを想う深い熱が溶け合っていて。

ああ、と思った。

こんな顔を、
こんな温度を、
私に向けてくださるのだと。

静かに息を吸い、
そっとジーク様を見上げる。

今なら
ほんの少しだけ素直になれる気がして。

「先ほど……言いそびれてしまったこと」

胸の奥にしまいこんだままだった想いが、柔らかくにじむ。

「わたくしは…
花がなくとも、いつだってジーク様を想っておりますわ」

だから、と続ける声は、
静かに、優しいもので。

「花が咲く頃、また見せてくださいますか?
 ジーク様と…二人で」

まるで告白のような願いが、
どうかそのまま彼の心に届きますように。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.114 )
日時: 2025/11/19 20:42
名前: ジーク/第一皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>113)

花々もきっと幸せですね。貴女に見初められ、愛でられたのですから
(植物を愛しているのなら摘み取りはしないとはよく言ったものだが、きっと愛でるに留めたであろうその指先が滑る先が物言わぬ花々などではなく自身の肌の上だったらどんなに良いだろう。一の位を持つ清廉潔白の皇子には到底相応しくないふしだらな想像は穏やかな言葉の中に混ぜ溶かし、姫も同じように焦がれてくれていたらいいのにと感じて。どうかいつも心安らかに笑っていてほしい、きっと貴女と同じリンデンを見ればまあ≠ニ驚いて可憐に笑ってくれるはず――そう願って姫の顔を見つめていたら、反して静かで繊細な表情になっていて。つられるように皇子も眉尻を落として姫の言葉に耳を傾けて、ゆっくりと目を瞠って「 ……姫、それは、 」紡ぎ掛けた口は続く言葉に途中で言い淀んで、改めて口を開く「 ……ええ、もちろん。貴女以外となんて、有り得ない 」考えるよりも先に口をついたとばかりに、どこか切羽詰まった様なぼんやりしたような呟き、そして「 私も常に貴女を想っています。例え物思いに耽ないようにしたくとも…不可能です。書類に目を通す合間、移動中の馬車から空を見つめた時、どんな時にも貴女の顔が思い浮かぶ。不自由はしていないか、退屈はしていないか、お腹を空かせてはいないか…、――私以外の皇子に、美しい顔で笑いかけてはいないだろうか、と 」片方の手は姫の体温を逃がすまいとそのまま、もう片方はそっと姫の頬あたりまで伸ばして、耳を掠めて美しい髪の間に指を滑り込ませるように、半ば頭を掌で淡く覆うように。「 リンデン姫、貴女が私だけの姫になってくださるなら。貴女を想いながらもこの手に抱けない無力感に耐えながら、物言わぬこのリンデンを独り愛でる必要などないのです。 」言うまいと思っていた言葉が次々とあふれ出てきてしまって、どうにも止められなかった。私だけの姫に。其れは、切に求愛しながらも造られた姫へ魔女の存在に、あの夜の女性を無意識にチラつかせる事だろうか。浅はかに承諾して何も知らない姫で良いのか、不穏な危険信号が灯るかもしれない。微笑みの形は崩さないものの、その表情や声色にはどこか肚の決まった男らしさ、或いは決意のような強さと僅かばかりの余裕の欠如が浮かんで、自分の背後に位置する黒い扉のことにはついぞ触れる機会を逸したまま、姫に触れている手に力を込めて抱き寄せて)貴女が充分に他の皇子と言葉を交わし、見極める時間を置いてから言おうと思っていたのですが。…私だけの姫に、なって下さいませんか。

___
ご連絡なのですが、明日から三日間だけ返信出来る時間帯が変わります。

一つお聞きしたい事がありまして、
貴方のロルに惚れ込んでしまいました。
姫の数だけ物語はある、新たに増やしたりは考えていないでしょうか?

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。