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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL
日時: 2025/10/15 23:15
名前: 極彩の魔女 (ID: s26dq553)






「 待ちくたびれたよ、お姫様 」



たくましく精悍な佇まい。

白い花の香りが漂うような甘いマスク。

獲物を狙うようなアルカイックスマイル。

庭師が鋏を手にするように、コックが刃物を手にするように、皇子たちは鎖と首枷を手に笑った。


【 皇子と姫と魔女 / 一風変わった跡目争い / 仄暗いファンタジア / 1:1 / 換骨奪胎 】


: 指名式トピ
: 提供は男性のみ
: 募集は"魔女に創られたお姫様"、男性Cも姫と呼ばれ歓迎されます
: 世界観を大切に
: マナー・良識を守れる中級者様以上優遇
: 参加者様以外の横槍禁止
: 即レス・置きレス切り替え可能
: 指名変更、指名被り、連続指名可能
: 上下の空白必須
: 短〜中ロル推奨、筆が乗れば長文も歓迎

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Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.71 )
日時: 2025/11/14 19:20
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>70)

(手助けの旨を試着室から控え目に出されれば、一助しようと其方へ向かい「 お任せを 」と仰せのままに、堅くなりすぎないよう言葉遣いを操り、カーテンを開ける。此れまで相手に語り掛けるような、其れでいて気兼ねない口調だったにも拘らず、其の姿を一目見た瞬間「 この世で一番リンデンが綺麗だ 」と先程教えられた名を使って、断定的に紡いで。彼女が着たお陰で、此のドレスも再びスポットライトを浴びれる。見たところ矢張りあとはバックファスナーを上げるだけ、そっと壊れ物を扱うよう繊細に指先を差し出せば、静かにファスナーを上げて。「 さ、出来たよ。 」明朗快活に彼女の両肩へ手を添え様子を窺い)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.72 )
日時: 2025/11/15 08:22
名前: ざざ (ID: Zkr5nzN7)



 控えめに放った声が届いたのか、すぐに近づく気配。

そして落ち着いた「お任せを」という響きが、胸の奥にほっと静かな安心を落とした。



 カーテンがわずかに揺れ、開いた瞬間。

ロメロ様の視線が私をさらりと捉えた、そう思った、その刹那。


「……っ」


 呼吸が、一瞬止まった。



「この世で一番リンデンが綺麗だ」


先ほど名乗ったばかりの名前を迷いなく呼ばれ

それは甘やかしでも口説きでもなく、ただ“事実として”投げかけられたようで
胸の奥で脈打つ確かな熱が全身をめぐる。


褒められ慣れていないのだと、嫌でも悟られてしまいそうで、

視線をわずかに伏せたまま息を整えようとする。

壊れ物を扱うみたいに丁寧で、繊細で静かな動きに身を任せていると


彼は明るい声音でできた事を伝え、私の両肩へ手を添えていた。


「……ありがとうございます」


 胸元でそっとショールを抱きしめ、試着室の鏡に視線を向ける。

映し出された自分を見た瞬間、ふわりと息が漏れた。


彼のセンスで選ばれたネイビーのドレスは
外に出ることの少ない私の白い肌を淡く照らし
黄緑色の髪までも、まるで光を宿したかのように鮮やかに引き立ててくれていた。

まるで困った姫を救う魔法使いのよう


「……さすがロメロ様ですわ。どんな人でも輝かせる才をお持ちなのですね」


思わず漏れた言葉は、敬意と微かな驚きを含んでいた。

この数えきれないほどのドレスの中から、あまり迷わずこの一着を選び出した姿が脳裏によみがえる。

鏡越しにそっと視線をロメロ様に戻した

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.73 )
日時: 2025/11/15 10:16
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>72)

(あまり褒められ慣れていないのか、と思えば高慢な女性とも接する中で彼女は他と違い、其の姿を見付け「 可愛いお姫さま。 」と耳元で囁きを落とした。着付けが完璧に終え彼女が漏らした言葉、其れは確かに観察眼は鋭い方であり汲んだりするが「 それは違うよ。リンデンの潜む魅力がそうさせたんだ。 」鏡を通して視線を合わせながら、まるで元から彼女には其の魅力が詰まっていたんだとでも言うように。「 もうこれで決まりだね。 」彼女を一番綺麗に際立て映させるのは此れしかない、此れで決まったとばかりに、窺いつつも迷いはなく。其れから流れるように彼女の目の前へ持ち出し、選んでおいたドレスに劣らず見合うエナメル質の靴も用意し彼女の足元へ跪き履かせるように足先へ添え。「 これで待ち合わせ場所へ行けるね。どうか楽しんで。 」彼女が履いたならば、誘導しつつ一室を出て来た道を戻り、庭園が見える先まで来れば急用があるのか「 僕はもうこの辺でいかないと、この事は秘密にしておいて。またね、オヒメサマ。 」兄さんの顔が見れないのは惜しいが、秘密としよう。しー、と食指を口唇に立て、茶目っ気たっぷりにウインクを。また会える事を希い、さよならやじゃあね、或いはばいばいではなく、敢えてまたを選んで。片手をひらひらさせれば、姿が遠退き)

___
ロメロとの対面シーン、有難うございました!ディナーの場面飛ばせますが、此の儘進めるで良いですか?

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.74 )
日時: 2025/11/15 12:54
名前: ざざ (ID: 7A24XzKU)


 耳元に落とされた「可愛いお姫さま」という囁きが、

いつまでも消えずに鼓膜の奥で震えている。

褒められることに慣れていないなんて、きっとすぐに見抜かれたのだろう。

けれど彼はそれを嘲るでも甘やかすでもなく、

まるで事実を静かに示すように「それは違うよ」と告げた。


 鏡越しに視線が絡んだ瞬間、
胸の奥に触れられたような感覚が走る。

私自身が知らなかった“潜む魅力”などと言われても、
どう受け取ればいいのかわからずにいた。



 「もうこれで決まりだね」と迷いなく言い切る声音が心地よく
そして、差し出された靴、エナメルの光沢が、まるで私の行き先まで照らしてくれるように思えた。

来た道をロメロ様の誘導されるがままに約束の場所まで戻っていく。


庭園まで、あともう少し――

そんなところで彼はふいに足を止め、「この辺で」と告げた。


唐突な別れの合図にもかかわらず、
茶目っ気たっぷりに片目をつむって見せる仕草があまりにおかしくて、けれど可愛らしくて、
抑えきれずに小さく笑ってしまった。


「はい、素敵な魔法使い様……また」


 肩からショールが滑り落ちぬよう片手でそっと留め、

もう片方の手を――品よく、控えめに、必ず次があるのだろうと気持ちを込めて

ひらりと振り返す。


ロメロ様の姿が完全に見えなくなるまでその場に立ち尽くしていた。







 静かに息を整えると、胸の奥でふっと何かが定まる。

ショールを抱き直し、足元の新しい靴が軽やかに床を叩く音を確かめながら



 ジーク様と初めて向き合った、あの約束の場所へ。

ゆっくりと歩みを進めた。


 まるで物語の頁をそっとめくるように、

胸の内で小さな期待と緊張が同時に息を潜めでいく。

ーーー

ロメロ皇子が素敵すぎて私がときめいてしまいました…!!
選んでくださったドレスもセンスが良い〜!!!!と勝手に騒いでます…、ありがとうございました!
もしご面倒でなければ楽しいので飛ばさずぜひこのまま進めていただきたいです。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.75 )
日時: 2025/11/15 17:02
名前: ジーク/第一皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>74)

(待ち合わせの時間まで刻一刻と迫り、先を急ぐ。然し皇子たるもの、息は切らさぬように。あの約束の場所が見えてくれば、待つ彼女の元へと姿を現し。ドレスを着た姿を見て、先ず懐古を覚える。「 お待たせ致しました、姫。 」恭しいお辞儀をし、前を見据える。皇子の為に着飾る女性なんて、幾らでも見慣れている、然し彼女は唯美しいだけでなく、二つの意味で異彩を放っていた。動揺、愕然とする様子を晒さないよう徹して。此の時、第一皇子は、怒りとも悲しみとも付かぬ感情で内心、ぐちゃぐちゃに翻弄されていた。其れをひとつも顔に出さず、穏やかさを保ち。「 いつも美しいですが、一等美しいですね。 」一旦ドレスには一切触れずに、彼女の美しさだけを褒め称え。「 さぁ、シェフがお待ちしています。行きましょう。 」組めるように片腕を差し出し。組んでくれたなら、其の儘歩み出し王宮へと。ある一室に通せば、着席を促し気煩わせないよう使用人やメイドを下がらせ、完全個室にさせてしまい)

___
ときめかせれましたか…!?ジークも頑張らせないとですね!(?)
他の皇子、ロメロとの交流が波紋を映させる事となると思います…!ディナーの場ではドレスに対して気持ちを抑えようとするかと思ったので、言及はしていませんが次に生きてくると思われます。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.76 )
日時: 2025/11/15 17:17
名前: 極彩の魔女 (ID: KDFj2HVO)




>ねえお姫様。あの子守唄が聴こえない?



>こんな姫が居たらいいな。(>>12


>>1 : 世界観

>>2 : 詳細

>>3 : 提供 / 皇子のプロフィール

>>4 : お姫さまはこっちだよ。
 ●優遇・冷遇は【>>15】参照

>>5>>6 : すこしだけ補足


●備忘用↓
www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=704

●物語の栞↓

: リンデン姫 <<< 第一皇子ジーク(>>75

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.77 )
日時: 2025/11/15 18:07
名前: ざざ (ID: .5n9hJ8s)



 視界の先にジーク様の姿を認めた瞬間、
心臓から全身へと熱が巡っていくのがはっきりと分かった。
誰かと会えることを、こんなにも嬉しいと感じたのは初めてだった。

絹のように滑らかな黒髪。
柔らかな桃色の瞳。
その下に刻まれた夜の跡まで――あの日と変わらないまま。

「お待たせ致しました、姫。」

恭しく頭を下げるその所作が、
以前よりわずかに丁寧に見えたのは、私の気のせいだろうか。

 私は裾を軽く摘み、深く会釈を返した。

「……お待ちしておりました、ジーク様」

 電話越しの声よりもずっと澄んでいて、
耳に触れたその響きが心地よく胸の奥まで染みていく。

「いつも美しいですが、一等美しいですね。」

 美辞麗句を言い慣れているはずの皇子にそう告げられると、
どれほど平静を装っても胸が静まらない。
ドレスには触れず、ただ“私”そのものを褒めてくださったことが、
かえって心を揺らした。

「……ありがとうございます。
 ジーク様にそう仰っていただけるなど、光栄に存じますわ」

穏やかな笑みを浮かべながら、
裾が乱れぬよう慎ましく姿勢を整える。

差し出された腕に気づいたとき、一瞬だけ迷いが過った。
けれど、その迷いをそっと胸の内に押し込み、指先を添えて腕を組む。

最後に会った時よりも
ほんの少しだけ距離を感じてしまうのは、それも私の気のせいだろうか。

「……はい」

歩き出す彼の歩幅に合わせて進み、
王宮の一室へ案内されるままに腰を下ろす。

けれど、座ってからも胸の奥でざわめいたものは、
最後まで静まってはくれなかった。

ーーーー

ジーク様ももうとても素敵なので…!!リンデンに頑張らせますね!!
あ!!大切なお母様のドレス着せて良いの!!??と迷っていたのですが…、複雑ですよね…ごめんなさいジーク様…!!
どきどきディナー楽しませていただきます、引き続きよろしくお願いします!

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.78 )
日時: 2025/11/15 19:24
名前: ジーク/第一皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>77)

(着席して直ぐ、先ずは食前酒が運ばれ、食欲を高める為のお酒なのでアルコール度数が軽めのものが選ばれる、此の場では第一皇子が気遣ってか、ノンアルカクテルのシャーリーテンプルが頼まれていたらしく、二人の目には濃いピンク色が映し出され。「 透明とピンクが綺麗で華やぐ色をしているでしょう?これならあなたにも気軽に楽しめるのではないかと思いまして、 」白ワインを飲む前に、口にした事がないと言っていた貴女を想って頼んだのだと、照れたようにはにかむ笑みを浮かべ。其れと共にお出しされたのは、カズノコとアボカドムースのアミューズ、食前に提供される一口サイズのもので)

___
着られているのは良いのですが、着れている"事"に不審に感じている状態です!
詳細は後々分かってくると思います。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.79 )
日時: 2025/11/15 20:08
名前: ざざ (ID: 7vKQ3OBD)



 席に落ち着くとすぐに、テーブルへそっと置かれた二つのグラスが目に入った。
淡い透明と、濃いピンクが揺らめき
まるで薔薇の花弁をそのまま閉じ込めたかのような、可憐で華やかな色合い。

「……まあ」

小さく感嘆の声が漏れる。

「透明とピンクが綺麗で華やぐ色をしているでしょう?
 これならあなたにも気軽に楽しめるのではないかと思いまして」

ジーク様が、ほんの少しだけ照れたように笑った。
その表情に胸の奥がふわりと温まり、
先ほどまで静まらなかったざわめきも少しやわらぐ。

「アルコールを飲んだことがない」と電話で口にしたこと
そんな些細な言葉すら覚えていてくださったのだと思うと、嬉しい気持ちが溢れ出してきた。

「ふふ……ありがとうございます。
こんなに可愛らしくて素敵なものをいただけるなんて……」

自然と口元がほころぶ。
グラスの中でピンクの光が揺れ、
気持ちまで華やかに染まっていくようだった。

同時に運ばれてきたのは、
淡い緑色のアボカドムースと、つややかなカズノコが並ぶ小さなアミューズ。
すでにテーブルの上はまるで小さな宝石箱のようで、
胸がわくわくと高鳴る。

けれど、皇子の前で浮つくわけにはいかず、
その気持ちはそっと胸の奥に押し込む。
代わりに、静かにジーク様の表情を伺った。

乾杯を促す雰囲気になれば、
グラスをそっと持ち上げ、彼の動きと合わせよう
そう思いながら、自然と背筋が伸びた。

ーーー

良かった(?)です…!!
後々の詳細も楽しみにしております。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.80 )
日時: 2025/11/15 20:49
名前: ジーク/第一皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>79)

(乾杯の雰囲気に、此方の動きと合わせようとする姿勢を感じ取り、そっとグラスの縁を寄せ。其の瞬間、澄んだ音が辺りに漂うかの如く鳴り響き。耳触りの良い音を聞いて、ふわりと上機嫌に口端を上げ。液体に艶やかに口唇と舌を濡らし、口内に広がる味わいが、表情までも華やぐようで。其の間、ノンアルだけれど彼女の様子は大丈夫だろうか、口に合ったか窺うのも忘れずに。アミューズは一口サイズだからか、軽やかに食べてしまって。其の後直ぐに運ばれたのは、テリーヌとポワレの2種でオードブル、メインディッシュの前にくる軽めのお料理で、所謂前菜のような一品。何方も白身魚が使われていて、メインにはブイヤベースがスープの後に出される為、白ワインも一緒に出てくる。「 白ワインも乾杯しましょう。─あなたは植物や甘味は好まれますか? 」乾杯を促し口に含めば、次のデートになる情報を聞き出そうと話題を振って。食べ終えた次にフカヒレスープを出され)

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