大人なりきり掲示板

愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL
日時: 2025/10/15 23:15
名前: 極彩の魔女 (ID: s26dq553)






「 待ちくたびれたよ、お姫様 」



たくましく精悍な佇まい。

白い花の香りが漂うような甘いマスク。

獲物を狙うようなアルカイックスマイル。

庭師が鋏を手にするように、コックが刃物を手にするように、皇子たちは鎖と首枷を手に笑った。


【 皇子と姫と魔女 / 一風変わった跡目争い / 仄暗いファンタジア / 1:1 / 換骨奪胎 】


: 指名式トピ
: 提供は男性のみ
: 募集は"魔女に創られたお姫様"、男性Cも姫と呼ばれ歓迎されます
: 世界観を大切に
: マナー・良識を守れる中級者様以上優遇
: 参加者様以外の横槍禁止
: 即レス・置きレス切り替え可能
: 指名変更、指名被り、連続指名可能
: 上下の空白必須
: 短〜中ロル推奨、筆が乗れば長文も歓迎

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.65 )
日時: 2025/11/13 18:11
名前: ざざ (ID: eiOwwwRL)



軽やかな仕草――あの一瞬の目配せや、無言の含みを持つ動きに、どれほどの女性が心を奪われてしまうのだろうか。
慣れたような振る舞いも、決して嫌な軽薄には見えないのは、彼の人柄ゆえなのだろうか。

「まぁ……本当に困ってしまいましたわ。
では、三度目のお目通りの前に――そっと雲の陰へ隠れてしまいましょうか」

微笑を添えて、穏やかに冗談を返す。

先ほどから差し出されたその手を、いつまでも取らずにいるのは、いささか失礼かもしれない。
けれど、もし取らなければ――きっと彼は、そのまま下ろすこともなさらないだろう。

逡巡ののち、指先がわずかに触れるほどに手を寄せた。

「ふふ、ありがとうございます
……では、約束の時刻までのひととき、少しだけわたくしの相手をしていただけますか」

美しいドレスを見るのは好き。
実際に身にまとうことは少ないけれど、その色合いや布の揺らぎには、目を奪われることもある。

ただロメロ様のもとへ歩み寄る足取りに、警戒がまったくないわけではなかった。
けれど「皇子なのだから大丈夫だろう」と、そう静かに自らを諭す。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.66 )
日時: 2025/11/13 18:58
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>65)

(雲の陰へ隠れる。そんな言葉を零され、一瞬悲しげに憂いを帯びた顔付きで目を伏せ。冗談ではあろうが、自分では三度目の御目通りは叶わないらしい。繊細に重ねられた手の滑らかなこと、互いの肌が密着した瞬間に驚くほど自然な流れでするりと指同士を絡めて。強く握り込める事はせず、手と手の間にわずかな隙間を保ちながらも、指先は交互に触れ合う形をものの数秒で作り上げて躊躇いもなく止めていた足を動かして。方向は庭園、ではなくその逆方向で、すぐにゲートを抜けて王宮の廊下へと到達し。けれどその足取りは迷いなく彼女を誘い、ほどなくして金の装飾に縁どられた白い扉を開け放つ。自動で照明の灯ったその部屋は、煌びやかなドレスがいくつも整然とストックされた正真正銘のドレスルームで、正面には輝く白電球に彩られた三面鏡。頭のつむじからつま先までを映しても余りある巨大なそれに、扉の前に立つ二人の姿が映し出され「 さあどうぞ、姫。僕は魔法は使えないけど、君をもっと魅力的に出来るよ。 」レディファーストとばかりに扉を支えて彼女を室内に誘導し、自分は後から扉を閉めて。この部屋が今は表舞台から引き摺り下ろされた女王のものだった事は伏せておこう、と心に決めてからドレスの物色を始め「 これなんかどう?君だけの色彩に調和しそう。 」手に取ったのは鮮やかなネイビーカラーのイブニングドレス。光沢のあるサテン生地は上品ながらも艶めかしく、双肩が露出する代わりに足は出さないマーメイドタイプのもの。袖は七分で絶妙に肌の透けるレース素材。彼女だけの魅力である黄緑色がより映えるようにと考えた結果のチョイスだが、淑女たる彼女は肌を見せる事を必要以上に躊躇う可能性もある。けれど心配しないで、と言いたげな笑みと共に「 露出が気になるならこれを羽織るのもアリだね。 」右手にドレス、左手に選び上げたのはシースルー素材の白いショールを掲げ。そうしてふと目に付いたもう一着のドレスに、今手に持つものをすべて右手に預け「 ……僕はこういうのが好きだな 」今夜のデートの相手はジーク、第二皇子の好みに合わせた所で意味などないと承知の上で、どさくさに紛れて自分好みのドレスを手に取り彼女へお披露目。色は落ち着いたワインレッド、しかしマットな質感のシルク生地が派手さを程よく抑え、裾は床に軌跡を描くほど長い。くるりと180度回転させれば背中のざっくりと空いたデザインで「 初デートには少し大胆過ぎるかな? 」ドレスから視線を彼女へと移し、他にも気に入ったものがないかと様子を観察して)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.67 )
日時: 2025/11/14 09:10
名前: ざざ (ID: 1lbPaycs)



 雲へ隠れるなどと囁いただけで、あれほどまでに翳りを帯びた眼差しを見せるなんて。
その一瞬の表情に胸がちくりと痛み、思わずそっと目を細めてしまう。
そんなにも彼の心を曇らせるものだったのだろうかと、
ひそかな自責が頬の裏をかすめた。

 指先が触れ合ったその刹那、
まるで迷いなど最初から存在しなかったかのように、自然と絡め取られていく指。
そのわずかな密着にさえ、息を呑むほどの温度があった。
強く握られるわけではない。けれど、それでも確かなぬくもり。

導かれるまま歩き出した足取りは、庭園ではなく、
すんなりと王宮の廊へ折れた瞬間、一瞬だけ驚きが胸に跳ねる。
しかし、横顔には迷いがなく
それだけで、ついて行っても良いという不思議な安心が生まれる。

たどり着いた白い扉が開かれた瞬間、
灯りに照らされて浮かび上がったのは、色鮮やかな布の群れ。
圧倒されるほど美しく整えられたドレスたちが、
まるで呼吸しているかのように揺らめいていた。

「……まぁ……」

自分の吐息がこんなにも甘く漏れるものだとは、今知った。

「姫」と呼ばれ、扉を支えられる仕草も、
部屋へそっと迎え入れられるのも、
どうしようもなく胸をくすぐる。

彼が最初に選んだネイビーのドレス。
指先で触れたくなるほどのサテン生地の艶やかさに、息を呑む。
露出は控えめとはいえ、双肩が現れるデザインに、自然と肩へ手を添えてしまった。

遠慮がちな視線を向けた瞬間、
安心させるような笑みと共に、薄手ながらも守られている気がする白いショールが掲げられる。
その優しさに、また胸の奥が緩んでしまう。

彼の目がふと別のドレスへ移ったのを、私は見逃さなかった。

ワインレッド。
夜会にも映える深い色ながら、控えめな光沢で妙に落ち着きがある。
けれど、くるりと翻された背中の大胆なカットが、
上品なはずの印象をどこまでも蠱惑的に変えてしまう。

「……あら」

口元へ小さく手を添えたのは、驚きか、照れか。
自分でも判断がつかない。

「初めて……いえ、あまりに大胆すぎて、
わたくしが着こなせる自信は……ありませんわ」

そう言いながらも、
そのドレスを選んだ時の彼の表情
ほんの一瞬、好みを隠しきれなかった目元
その柔らかさが記憶に残り、目を逸らさざるを得なかった。
そして、先ほど見せた悲しげな顔がふと蘇り、
胸の奥がきゅ、と締めつけられる。

「……でも。ロメロ様が“好きだ”と仰るのなら、
 少しだけ……試してみたい気持ちも、なくはありませんの」

これが償いになるかはわからない。
言ってしまったあとで胸がどくりと震え、
我ながら信じられない速さで心臓が脈打つ。

けれど
きらめく布たちが整然と並ぶこの部屋を、改めてゆっくり見渡した時、
胸の奥に、ふと形を持たぬざわめきが生まれた。

どれも、確かに“誰か”を想定して揃えられた衣装たち。


Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.68 )
日時: 2025/11/14 11:34
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>67)

(甘く、何処か口角の上がる笑みが多かったが、自身の好みに耳を傾け検討してくださるただ其の瞬間だけで、演技掛かったものでない純粋で自然な、喜びに満ちた口端を綻ばせる笑みを浮かべてみせ。「 さっきの断った事に君は罪悪感を感じないで。まぁ、君がコレ!と思ったものを着ればいいよ。 」選択肢は多いに越した事はないが、彼女が思うがままのドレス着用を促し。「 君が着るからこのドレスに限らず此処のドレスは輝けるんだ。 」着こなせる自信はない、と言っていた言葉にも、片方のドレスを手近な台へと預け、空いた手で女王がいっとう気に入っていたピンクゴールドのドレスを指先で撫でる。ここは着てくれる主を失ったドレスの墓場なのだと、哀しげな声色と共に目を伏せたと思えば、次には喉の奥からくつくつと楽しそうに笑いを零してゆらりと視線を上げて「 ――ねえ、姫。君と兄さんはそっくりだね 」必要以上に自分の優先順位を下げ、相手を第一に考える事が癖のような二人。姿かたち等の表層的なものではなく、心の奥に育てた人格の部分に共通する糸と糸を縒り合わせるように、いつの間にか間隔を詰めては滑らかな顎先に触れ「 過ぎた謙遜は顰蹙を買う事もある。君には特に覚えておいて欲しいな 」吐息が絡まるほどの距離で囁き、離れ際に唇へ触れ「 僕は君の奥ゆかしい部分も好きだけどね。君にはこっちの方が似合うだろうから取り敢えずこれを着てみたらどうかな 」口説き文句は忘れずに添えた直後、ウインクと共にネイビーのドレスとショールをそっと手渡し流れるように細い腰を柔らかく抱いて、カーテンで仕切られた試着室へと誘導し「 さあ、どうぞ。手助けが必要ならいつでも言って。 」ネイビーのドレスがバックファスナーである事をさりげなく確認したうえで、彼女が遠慮なく助け舟を出せるようにと穏やかに付け足し。靴を選ぶのはドレスが決まってからで良いかと思案を巡らせながら、彼女が時を気にしなくて良いように「 時間はあるから、ごゆっくり。 」多少遅れたとしても、第一皇子は欠片も気を悪くしないだろう。しかし美しい姫をエスコートする自分を見た時の顔は拝んでみたくて仕方がない、いつもお行儀よくまとまった彼の独占欲に歪む表情をこの姫にも見せてやりたい。そんな悪戯好きをする雰囲気は100%隠せるものでもないらしく、どこか含みのある笑みを残して外側からカーテンを閉めよう)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.69 )
日時: 2025/11/14 12:19
名前: 極彩の魔女 (ID: KDFj2HVO)


>遅筆・速筆・即レス・置きレス問わず、王宮に産み落とされし姫君を募集中です。


 
>こんな姫が居たらいいな。(>>12


>>1 : 世界観

>>2 : 詳細

>>3 : 提供 / 皇子のプロフィール

>>4 : お姫さまはこっちだよ。

>>5>>6 : すこしだけ補足


●備忘用↓
www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=704

●物語の栞↓

: リンデン姫 <<< 第二皇子ロメロ(>>68

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.70 )
日時: 2025/11/14 18:22
名前: ざざ (ID: HuynY/aq)



 彼が浮かべた、舞台めいた誇張のない純粋な笑み。
それが目の奥までやさしく染み込み、気づけば視線がそっと伏せられていた。

 「君が着るから輝ける」
そんなふうに言われたことが、世辞でもこれまであっただろうか。

先ほどからころころと表情を変える彼に、心が追いつかない。
哀しげな声音を零していたかと思えば、次の瞬間には楽しげに笑う。
ゆらりと向けられた薄紫の瞳に、胸の鼓動が跳ね上がる。

「……ジーク様と?」

まさか、と胸中で否定が浮かんだその時にはもう、いつのまにか距離を詰められていた。
顎先へ触れる指先の感触は、あまりにも慣れないもので
人の手が肌へ触れるというだけで、息がわずかに震える。
そして、顎先から唇へ。
瞬く間に熱が耳朶へ昇り、逃げるように息を吸った。

「……気をつけますわ」

それでも、流されないようにと凛と姿勢だけは崩さぬよう努める。
手渡されたドレスを宝物のように胸へ抱き、誘われるまま試着室へ足を進めた。

「手助けが必要ならいつでも」
やわらかな声音を背に聞きながら、試着室の中央でゆっくりと振り返り、
「ありがとうございます」
と静かに頭を下げた。

顔を上げた先のロメロ様の笑みには、どこか含みがあった。
外側からカーテンが閉じられ、その意図を探ろうとするが
結局、考えるのをそっとやめる。
彼のことは、考えれば考えるほど迷子になる。

「……リンデン、とお呼びください、ロメロ様」

出会ってから心落ち着ける暇もなく、名乗りそびれていたことをいまさら思い出した。
着ていたドレスを外しながら、外にいる彼へ届くように名乗りを告げる。

「名乗りが遅くなったこと……どうぞお許しくださいませ」

完全にドレスを脱ぎ、枝にひっかけぬよう細心の注意を払いつつネイビーのドレスへ腕を通す。
価値あるものを傷つけまいと慎重に、ゆっくりと。
けれど後ろへ手を伸ばさなければ、どうしても着付けが完成しない。

(……届くには届きますけれど……引っかけてしまったら……)

迷っている間にも、刻一刻と約束の時は近づく。
先ほどのやわらかな言葉を思い出し、羞恥を喉の奥へ押し込んで

「あの……どうか、手助けいただけないでしょうか……」

カーテン越しでも聞こえるように、けれど少しだけ弱々しく。
助けを求める声が、室内へそっと滲んでいった。

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.71 )
日時: 2025/11/14 19:20
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: s/RKTKvj)


>>リンデン姫( >>70)

(手助けの旨を試着室から控え目に出されれば、一助しようと其方へ向かい「 お任せを 」と仰せのままに、堅くなりすぎないよう言葉遣いを操り、カーテンを開ける。此れまで相手に語り掛けるような、其れでいて気兼ねない口調だったにも拘らず、其の姿を一目見た瞬間「 この世で一番リンデンが綺麗だ 」と先程教えられた名を使って、断定的に紡いで。彼女が着たお陰で、此のドレスも再びスポットライトを浴びれる。見たところ矢張りあとはバックファスナーを上げるだけ、そっと壊れ物を扱うよう繊細に指先を差し出せば、静かにファスナーを上げて。「 さ、出来たよ。 」明朗快活に彼女の両肩へ手を添え様子を窺い)

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.72 )
日時: 2025/11/15 08:22
名前: ざざ (ID: Zkr5nzN7)



 控えめに放った声が届いたのか、すぐに近づく気配。

そして落ち着いた「お任せを」という響きが、胸の奥にほっと静かな安心を落とした。



 カーテンがわずかに揺れ、開いた瞬間。

ロメロ様の視線が私をさらりと捉えた、そう思った、その刹那。


「……っ」


 呼吸が、一瞬止まった。



「この世で一番リンデンが綺麗だ」


先ほど名乗ったばかりの名前を迷いなく呼ばれ

それは甘やかしでも口説きでもなく、ただ“事実として”投げかけられたようで
胸の奥で脈打つ確かな熱が全身をめぐる。


褒められ慣れていないのだと、嫌でも悟られてしまいそうで、

視線をわずかに伏せたまま息を整えようとする。

壊れ物を扱うみたいに丁寧で、繊細で静かな動きに身を任せていると


彼は明るい声音でできた事を伝え、私の両肩へ手を添えていた。


「……ありがとうございます」


 胸元でそっとショールを抱きしめ、試着室の鏡に視線を向ける。

映し出された自分を見た瞬間、ふわりと息が漏れた。


彼のセンスで選ばれたネイビーのドレスは
外に出ることの少ない私の白い肌を淡く照らし
黄緑色の髪までも、まるで光を宿したかのように鮮やかに引き立ててくれていた。

まるで困った姫を救う魔法使いのよう


「……さすがロメロ様ですわ。どんな人でも輝かせる才をお持ちなのですね」


思わず漏れた言葉は、敬意と微かな驚きを含んでいた。

この数えきれないほどのドレスの中から、あまり迷わずこの一着を選び出した姿が脳裏によみがえる。

鏡越しにそっと視線をロメロ様に戻した

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.73 )
日時: 2025/11/15 10:16
名前: ロメロ/第二皇子 (ID: KDFj2HVO)


>>リンデン姫( >>72)

(あまり褒められ慣れていないのか、と思えば高慢な女性とも接する中で彼女は他と違い、其の姿を見付け「 可愛いお姫さま。 」と耳元で囁きを落とした。着付けが完璧に終え彼女が漏らした言葉、其れは確かに観察眼は鋭い方であり汲んだりするが「 それは違うよ。リンデンの潜む魅力がそうさせたんだ。 」鏡を通して視線を合わせながら、まるで元から彼女には其の魅力が詰まっていたんだとでも言うように。「 もうこれで決まりだね。 」彼女を一番綺麗に際立て映させるのは此れしかない、此れで決まったとばかりに、窺いつつも迷いはなく。其れから流れるように彼女の目の前へ持ち出し、選んでおいたドレスに劣らず見合うエナメル質の靴も用意し彼女の足元へ跪き履かせるように足先へ添え。「 これで待ち合わせ場所へ行けるね。どうか楽しんで。 」彼女が履いたならば、誘導しつつ一室を出て来た道を戻り、庭園が見える先まで来れば急用があるのか「 僕はもうこの辺でいかないと、この事は秘密にしておいて。またね、オヒメサマ。 」兄さんの顔が見れないのは惜しいが、秘密としよう。しー、と食指を口唇に立て、茶目っ気たっぷりにウインクを。また会える事を希い、さよならやじゃあね、或いはばいばいではなく、敢えてまたを選んで。片手をひらひらさせれば、姿が遠退き)

___
ロメロとの対面シーン、有難うございました!ディナーの場面飛ばせますが、此の儘進めるで良いですか?

Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.74 )
日時: 2025/11/15 12:54
名前: ざざ (ID: 7A24XzKU)


 耳元に落とされた「可愛いお姫さま」という囁きが、

いつまでも消えずに鼓膜の奥で震えている。

褒められることに慣れていないなんて、きっとすぐに見抜かれたのだろう。

けれど彼はそれを嘲るでも甘やかすでもなく、

まるで事実を静かに示すように「それは違うよ」と告げた。


 鏡越しに視線が絡んだ瞬間、
胸の奥に触れられたような感覚が走る。

私自身が知らなかった“潜む魅力”などと言われても、
どう受け取ればいいのかわからずにいた。



 「もうこれで決まりだね」と迷いなく言い切る声音が心地よく
そして、差し出された靴、エナメルの光沢が、まるで私の行き先まで照らしてくれるように思えた。

来た道をロメロ様の誘導されるがままに約束の場所まで戻っていく。


庭園まで、あともう少し――

そんなところで彼はふいに足を止め、「この辺で」と告げた。


唐突な別れの合図にもかかわらず、
茶目っ気たっぷりに片目をつむって見せる仕草があまりにおかしくて、けれど可愛らしくて、
抑えきれずに小さく笑ってしまった。


「はい、素敵な魔法使い様……また」


 肩からショールが滑り落ちぬよう片手でそっと留め、

もう片方の手を――品よく、控えめに、必ず次があるのだろうと気持ちを込めて

ひらりと振り返す。


ロメロ様の姿が完全に見えなくなるまでその場に立ち尽くしていた。







 静かに息を整えると、胸の奥でふっと何かが定まる。

ショールを抱き直し、足元の新しい靴が軽やかに床を叩く音を確かめながら



 ジーク様と初めて向き合った、あの約束の場所へ。

ゆっくりと歩みを進めた。


 まるで物語の頁をそっとめくるように、

胸の内で小さな期待と緊張が同時に息を潜めでいく。

ーーー

ロメロ皇子が素敵すぎて私がときめいてしまいました…!!
選んでくださったドレスもセンスが良い&#12316;!!!!と勝手に騒いでます…、ありがとうございました!
もしご面倒でなければ楽しいので飛ばさずぜひこのまま進めていただきたいです。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。