大人オリジナル小説
- 境界性人格障害製造過程
- 日時: 2010/08/01 22:45
- 名前: みやび
境界性人格障害と戦う私と、その私を支えてくれる私の大切な家族のノンフィクションです。
最近やっと「死神」と遠くなったので、自叙伝を書いてみたいと思って書き始めました。
幼少期から書き始めるので、長くなると思いますが、よろしくお願いします。
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- Re: 境界性人格障害製造過程 ( No.19 )
- 日時: 2013/06/01 17:28
- 名前: みやび
中学に上がっても友達にも、先生にも誰にも家庭内の事は気づかれず、私は普通の明るい中学生を演じていた。
夜中に窓ガラスが割れようと、ブラウン管テレビが割られようと、
もう関係ない、と耳を塞ぎながら眠った。
ある朝、いつもより酷い暴力を受けたらしい崩れた母親が、
玄関近くの壁に座り込んでいた。
私は、無視して学校に行こうと靴を履いていたら、
『こんな母親置いて、あんた、よく学校なんて行けるわね?信じらんないわ!』
と言われた。
私はその言葉も無視して、中学校に行った。
もはや、母親など、要らなかったのだ。
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