大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【シンタロー総受け】 カゲプロBL 【r18】
- 日時: 2013/10/15 23:10
- 名前: 御神楽
初めましての方は初めまして、御神楽(みかぐら)と申します!
薔薇百合が好きなので、カゲプロでじゃんじゃんBL書いていきたいと思います(`・ω・)駄文妄想注意警報!**
題名に【シンタロー総受け】と書いてありますが、
必ず【シンタロー×誰か】という組み合わせでは御座いません!尚、性的描写が多くなりますので、そういうのが苦手な方にはあまりお勧めできませんっ!
「純粋なのが読みたい!」等の感想ありましたら、どんどんお伝えくださいませっ☆
それでは書きます(`・ω・)=☆b
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- Re: 【シンタロー総受け】 カゲプロBL 【r18】 ( No.25 )
- 日時: 2013/11/09 12:46
- 名前: 御神楽
「うわ、やべぇ寒ィ……」
玄関は予想以上に寒くて一番に鼻先が冷えた。
こりゃ凍死するなー、なんて思いながら、自分の体温を逃がさないようにしゃがみ込み、ヒーターの専用容器に手速めに石油を注いで蓋を閉めた。
容器を抱え込み立ち上がろうとすると、あまりの重さに少しよろけた
「うわっ、と…!」
「大丈夫っすか? シンタローさんっ」
よろついたシンタローの体を瞬時に支え、ついでで専用容器を代わりに持ってやった姿はセトだった。
「セト!」
珍しく緑色の繋ぎを着ていないので一瞬誰だか分らなかった。
普段着にしてはセンス良すぎる…芸能人みたいな服装に、黒いパーカー(中はきっと暖かい)のフードを被っていた。
「あれ?お前…どっか出かけるのか?」
「はいっ!本当は休日だったんスけど、急遽バイト先のお花屋の店長さんから「幸助君宛てに花束を作ってほしい客がいるから来てくれ」って頼まれたもんスから!」
苦笑を浮かべたセトを、「こんな寒い日に苦労だなー」なんて他人事の目を向けたシンタローは苦笑が移る。
「気をつけて行ってこいよ。俺のマフラー使うか?」
「本当っスか? じゃあ遠慮なく使わせて頂きます!」
「ソファの上にある赤と黒のマフラーなんだけど…分かるか?」
「分かりました!」
そう言うと、CMにでもできそうなキラキラの笑顔を浮かべたセトはヒーターの容器を持ってリビングへ向かった。
(うわ、持っててってくれた…)
呆然としているとセトがシンタローのマフラーを巻いて戻ってきた
「シンタローさん!これ暖かいっス!あと、容器もヒーターに装着してきました!」
「おっ…おぅ、有り難う…」
「じゃあ行ってくるっス!」
「行ってらっしゃい」
背を向けるセトにふらふら手を振って、シンタローもリビングへ足を運んだ
- Re: 【シンタロー総受け】 カゲプロBL 【r18】 ( No.26 )
- 日時: 2013/11/09 13:00
- 名前: 御神楽
「おう、シンタロー…さっきセトが容器を持ってきてくれたぞ」
「ああ…気付かないうちに持ってってくれたっていうか…やっぱ優しいなあいつ、相当優しい」
ペタペタ戻ってきた伸太郎に頬笑みを浮かべたキド。
ヒーターがつき始め、温かくなった部屋は吐いた息も白くならない。シンタローがゆっくりテーブルの椅子に座ると、目の前には暖かい湯気を放つココアが置かれた。
「セトは人が良すぎるのが欠点だがな…」
「あはは、それがいい所なんじゃねぇか? 花屋の店長にも客にも必要とされてるみたいだしな」
「何、あの美人な店長か!たまに思うんだが、俺にはどうもあの店長はセトを狙っているように見えるぞ」
ココアを両手に持って手を温め、キドに再度「サンキュー」と言ってからココアを口に含んだ。
キドは嬉しそうにシンタローの飲む姿を見つめながらシンタローの愛向かいに座り、キドもココアを飲んだ。
「店長、美人なのか?」
「ああ…究極の輝かしい美人と言えば、可愛い美人って言うのか…、乳が豊富で優しい方だぞ」
「乳が豊富なのは果たして必要な情報なのか気になるけどな。」
クスクス笑いながら会話をする。
必ずと言っていいほど、メンバーの話をするとキドは嬉しそうに語ってくれる。キドはなんやかんや一番話が合うかもしれない。
- Re: 【シンタロー総受け】 カゲプロBL 【r18】 ( No.27 )
- 日時: 2013/11/09 13:23
- 名前: 御神楽
「そう言えば、昨日キサラギ…伸太郎の妹サマと一緒に寝たんだがな」
「あいつと…?」
何、それはモモ羨ましい。とか少し思う半面、今からキドが言おうとしていることがなんとなく想像ついた気がする。
話そうとしているキドに切ない目を向けると、キドは「っぷっ…くく」と噴き出し、笑いながら話し始めた。
「本当にキサラギは寝相が悪いんだな!それに歯ぎしりも激しいし、寝言には思わず笑ってしまったぞ」
「…はぁ…悪いな、本当。」
「いやいや、結構楽しかったぞ?あいつと寝るの癖になりそうだな」
素敵な笑顔を向けるキドだが、言っていることは枕嬢にしか聞こえない。
そう突っ込みたい気持ちを抑えて、シンタローは苦笑しながら少しあたりをきょろきょろ見回した。
「?…どうした?」
「いや、セトはさっき出かけたし…エネとコノハは多分まだ寝てるだろうし…カノは?」
「キサラギとマリーもまだ2人で仲良く寝ているぞ。微笑ましいからさっき毛布をかけてきてやった。カノも今日は朝早くに出掛けてる」
「そうなのか?…今度はマリーが被害者になるな」
「何だ?キサラギの寝相のことか?大丈夫、マリーならいざとなったら目を合わせるぞ」
「…え」
「まぁあれはカノにしかやらないから分からんがな?」
またクスクス笑うと、キドのポニーテールが揺れた。「ちくしょう、可愛い」なんて唇を噛みしめ、伸太郎はココアを飲みほした。
- Re: 【シンタロー総受け】 カゲプロBL 【r18】 ( No.28 )
- 日時: 2013/11/09 13:38
- 名前: 御神楽
* *
「幸助くん、休日に…しかもこんな寒い日に呼びだしちゃってごめん!」
「全然大丈夫っスよ!それに、休日に寒い日にっ…ていう共通点なら店長さんも一緒じゃないっスか」
シャッターが閉まっている花屋の前で、キドの言う「可愛らしい美人」の店長が鼻を赤くさせ、駆け寄ってきたセトにまず両手を合わせて頭を下げた。
そんな店長の姿を見て、セトは焦ったように笑顔を作り、早く店の中に入るように店長の背中を押した。
*
「あれ…何か花増えてますね!新しい花でも取り寄せたんスか?」
「うん、まぁね…黄色と赤と白のチューリップを飾って店内を更に華やかにしようかと思って」
にこっと微笑む店長の笑顔は、きっと其処ら辺の男ならコロッと奪われてしまう可愛さを放つ。
だが鈍感なセトは「それ凄く素敵っスね!」と目を輝かせて店内を見渡した
「チューリップはマリーも好きな花だし、何だか俺も嬉しいっス!」
マリーという名前を出すと、店長の眉間に皺がよる。
「ねぇ…幸助くんがよく話題に出すマリー…って子。もしかして彼女?」
「え?いえっ!マリーは………え…?」
マリーの説明をしようと店長の方へ振り返ろうとした瞬間、背後にぺたッと抱きつかれた。
店長の豊富な乳が背中にムニッとあたっているのが分かって、申し訳ないような気分になったセトは顔を真っ赤にする
「っ…店長さん…?」
「ちゃんと名前呼んでよ幸助くん…」
顔を赤らめたセトの反応に「これは脈アリか?」とまるで悪魔のような笑みを見つからないところで浮かべた店長は、狙ったものは逃がさない猛獣の目をしていた
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