【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】 | 大人二次小説（BLGL・二次15禁）

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【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】: 日時： 2013/10/15 23:10; 名前：御神楽; 初めましての方は初めまして、御神楽(みかぐら)と申します！
薔薇百合が好きなので、カゲプロでじゃんじゃんBL書いていきたいと思います(`・ω・)駄文妄想注意警報！**

題名に【シンタロー総受け】と書いてありますが、
必ず【シンタロー×誰か】という組み合わせでは御座いません！尚、性的描写が多くなりますので、そういうのが苦手な方にはあまりお勧めできませんっ！

「純粋なのが読みたい！」等の感想ありましたら、どんどんお伝えくださいませっ☆

それでは書きます(`・ω・)＝☆b

Re: 【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】　( No.1 ): 日時： 2013/10/15 23:23; 名前：御神楽; ★*【君の泣き顔が見れたなら】　(セトカノr15)

――セトが泣くときって、どんな時なんだろう
大切な家族(セトのことだから飼ってる犬とか猫とか)が目の前からいなくなったりしてしまった時だろうか？それとも、怪我などした時子供のように「痛いよぉ」って泣いたりするんだろうか。

「やっばい……セトの泣き顔見たい」

頬杖をついてそんな事を考えていれば、無意識に口角が上がった。
考えれば考えるほど、セトの泣き顔が見たくて見たくて仕方ないような気持になってくる。

(…いっちょやってみるか！)

でも一体彼はどんな時に泣くのだろうか？そうだ、元はと言えばそれを考えていたはずだ！

(取り合えず、行動してみないと分からないよねっ)

＊　　　　　　　　＊

Re: 【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】　( No.2 ): 日時： 2013/10/15 23:33; 名前：御神楽; (取り合えず、今日一日口聞かないでおこうかな？)

クスクスッとまた一人で笑って、皆がいるリビングへのドアを開けた。
皆ソファに座って、キサラギちゃんやマリーはトランプをしていたり、シンタロー君はコーヒーを飲んでいたり、コノハは寝てたり…

いつもと何一つ変わらない日常に、なんとなくまた笑みが零れる。

「あっ！カノさん！お早うございますーっ、トランプやりませんかっ？」
「…カノ…強いから嫌だ…」
「えっ？そうなの？まぁまぁ！　カノさんっ！ババ抜きしましょー！」

僕に気付いた如月ちゃんが元気に手を振ってきた。手を振り返し、「いいね、やるやるー」なんてまた笑顔を見せた。

「カノ、お前も何か飲むか？」と、キドが珍しく少し微笑みながら聴いてくる。「ありがとう！コーヒー飲む！」とまた笑顔を返す。

「カノ！おはようっす！」来た来た、これは完璧セトの声だ。

僕は、全身に力を込めてセトを思いっきりシカトした。

Re: 【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】　( No.3 ): 日時： 2013/10/15 23:42; 名前：御神楽; 「……え？」
「じゃあ僕がカード切るね、順番は…如月ちゃんとマリーで適当に決めといてーっ」

「あ？あっ、はい！」

まず最初に、セトが間抜けな返事を返して来た。
僕がそれに気づく素振りもなく如月ちゃんやマリーに話しかけると、セトだけではなく皆ポカンとしていた。

(まぁ…僕がセト無視するなんてあんまり無いしね…)

少し欺きながら、僕は手早く切ったカードをそれぞれの前に置いて、「じゃあ始めよっか？　順番はっ？」とまた笑顔を作って見せる。

「あ、っ…えと、！わ…私…、モモちゃん…カノ、の順番だよ！」

(マリー…動揺してんのばればれ)

思わず噴き出しそうになるけど、我慢して「了解」なんて相づちを打っておく。
キドがセトに小さな声で「お前ら喧嘩でもしたのか？」と聴いているのも聞こえてきて、更に可笑しくなった。

Re: 【シンタロー総受け】　カゲプロBL　【r18】　( No.4 ): 日時： 2013/10/15 23:52; 名前：御神楽; 「…聞こえなかったんじゃないっすか？カノーっ！おはようっす！」

流石ポジティブ瀬戸。セトは再度元気よく僕に話しかけてくる。けど…

「どうしたの？如月ちゃん…早くカード取りなよ」
「くっ…カノさん！能力使うなんて卑怯ですよ！っ…くぬぉお…！」
「っあははっ！頑張って！」

僕は当然それを軽々無視する。
何だか罪悪感が押し上げてきたけれど、今日が終われば笑顔で「嘘だよ」って言ってやるつもりだから、それまで耐える。
　僕の完璧なシカトに、セトはついにガックリと肩を落とした。キドが急にこちらに駆け寄ってきて、僕の耳を掴む

「いてててっ…なに？なにキドっ」
「セトの声が聞こえないのか？御前におはようって言ってるだろ？返事しろ」
「…あぁ、うん、はいはい」

キドにも冷たくあしらって、僕は次にマリーの手元からカードを抜く

(あ、ヤバい…キドも泣きそうな顔してる)