大人オリジナル小説
- しあわせ、ってなんだろう
- 日時: 2011/05/02 17:18
- 名前: 千咲 ◆864fRH2jyw
こんにちはonこんばんは。
初めてましての方は初めまして、千咲(ちさき)と申します。
去年に花言葉の約束を書いていた人と言ったら分かる人が居るかもしれません。
注意書き
・私は小説初心者なのであんまり上手くないです。
・更新は不定期です。
※現在の題名は仮タイトルです。
あくまでも仮なので変える事はしょっちゅうだと思います。
それでも読んでくれるという方は宜しくお願いします。
【お知らせ】
私は思いつきで小説書きはじめちゃうダメな人なんで、ずっと挫折ばっか繰り返してました。
それは当然私のせいなので、何とか克服したいと思いました。
ですから、私に長期間になるかもしれませんが休みたいと思います。休んで、ちゃんとプロットとかを作りたいと思います。
それと、この小説はやはり挫折してしまいそうですので、やめます。
自分勝手すぎるのですが、許してくれると幸いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【目次】
>>1 プロローグ
>>6 一章 「異例の架空は冷凍されて、」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41
- Re: 【今のところタイトル未定】一章「異例の架空は冷凍されて、」 ( No.14 )
- 日時: 2011/04/15 22:29
- 名前: 千咲 ◆864fRH2jyw
何とも言えない、この感じ。
不気味で怖い絵なのに、何故か凄く惹き付けられる。
何度も何度も見たくなる、そんな絵だった。
「うわぁ、凄く怖いですね、この絵」
「こういう絵はちょっと苦手かなぁ……」
「私はこういう絵、結構好きですよ?」
隅から隅まで眺め尽くして、やっと音声や文字をはっきりと感じ取ることが出来た。
僕は、絵に夢中になりすぎていたんだろう。
さっきまでテレビの隅っこの文字やゲストが写っている所も、ゲストが口々に感想を語り合う音声も聞こえたり見たりはしているが、ずっとどうでもいいもののように聞き流していたから。
時間に表せば、きっと30秒くらいだろう。
「はい、じゃあこの絵について説明しますね」
女性の、聞き覚えのある声につられるように画面を見ると、かなり有名な芸能人が司会をやっていた。
さっきの絵は、ゲストの真横のホワイトボードに貼られていた。
ゲスト達の椅子は元からそちらの方向を向いていたようだ。
それに、先初めて気付いた。
さっきまで絵の方が拡大されていて、僕はゲストの周りとかを見れなかった、いや、見ていなかったし。
「この絵の作者は埼玉県生まれで今は東京在住の……」
司会の、説明の声が耳に入ってくる。
考え事をしている間に、とっくに説明は進んでしまっていたらしい。
僕ってやっぱりバカだ、と苦笑しつつも説明の続きに耳を傾ける。
「ちなみに今年で3回目の、命についてのイラストコンクールで見事大賞を取った作品です。知っている方もこのスタジオにおられるのではないでしょうか」
ゲストから、1人の、やはり有名な芸能人が手を挙げて僕知ってますよ、と答えた。
それにつられて他のゲスト達も私も、俺も、知っていると声を出す。
本当の本当に今更だけど、僕は音声に耳を傾けつつ画面上の文字を見る。
"命について考えよう!"
黒い文字で、そう書いてあった。
その下には赤い字で、
"命について描かれた絵"
と書いてある。
命について描かれた絵は、あの不気味な絵の事だろう。
ていうか、大賞ってすごいな。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41