大人オリジナル小説

教室=世界?
日時: 2012/01/11 21:18
名前: 劣音レツ

『生きている意味が分からない』
『そんなもんねーだろ。人は意味不明に生きて理不尽に死んでいくだけさ』


はじめまして、劣音(おとりね)です。
気軽にレツって呼んで下さるとうれしいです。

題名やら最初の会話文からして、何じゃああこいつはって感じですが、そこはスルーしてください、マジでorz

注意

※劣音え? どこの馬の骨だあ? な人
※いじめ小説? ばっかじゃねえの? な人
※荒らしにきたよん、ぶいぶい。な人
※本場インドのカレーより辛口な人
※ちぇんめはっつけちゃうぞな人
※荒らしは撃退! と荒らしに反応しちゃう人

は、今すぐお逃げくださいさあ早く。

それでは、始まり始まり。

>>1




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Re: 教室=世界? ( No.51 )
日時: 2012/01/03 19:13
名前: 劣音レツ

頼『笑音家』

ん? なんだか「その頃あたしは……」とかつけたい気分だ。
その頃ってどの頃よ。
まあいいや。

あたしは、学校を休んで笑音家に来ていた。
いとこのシホ姉ちゃんに会うために。
シホ姉ちゃんは十八歳で年上だけど、どっちかというと友達って感じ。
姉ちゃんっていっても、従姉妹だけどね。

笑音家のインターホンを押そうと手を伸ばしたら、

「あれ? ひなたちゃん?」
「……シホ姉ちゃん?」

あたしの後ろからやってきたのは、紛れもなくシホ姉ちゃんだった。
黒い瞳に、優しい茶色の髪。
黒澤と天地の差の、優しい笑顔。
この笑顔を見ただけで、こんなあたしでも優しくなれそうな気がする。
きっと、人は簡単には変われないんだろうけれど。

「きゃー、久しぶり! え、一年ぶりくらいかな!?」
「そんなに経ったっけ? うわあ、でも久しぶり!」

一年中、無表情を貼り付けているあたしも、ついはしゃいでしまう。
シホ姉ちゃんには、唯一心を許せるし。
いじめのことさえ、一瞬吹き飛んだ。

「えっと、何する?」
「どっか買い物にでもいく?」
「そうしよー!」

ハイテンションなシホ姉ちゃんが叫ぶ。
あたしたちは、そこから二十分くらいの雑貨屋にいって、楽しい時間を過ごした。
この時間が永遠に続けばいいのになあ、なんて柄にもなくロマンチックなことを願ってしまうくらいに、楽しい時間を。

「あー、おそろいのネックレス買っちゃったね」
「うん」

星の鍵型のネックレスがシホ姉ちゃん、星の錠型のネックレスがあたし。アクセサリなんて柄じゃないけど、シホ姉ちゃんとおそろいだったので購入した。

と、そのとき、犬の散歩をしている人とぶつかった。
制服に学生鞄だったので、中身が飛び出る。
シホ姉ちゃんが「大丈夫?」と言って拾おうとしたら、

「……え?」

と、呆然としたような声を上げた。
その視線の先には――落書きだらけのノートがあった。
「死ね」「ブサイク」「キモい」と書かれたノートが。

しまった。
シホ姉ちゃんには、バレたくなかったのに……!










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