大人オリジナル小説

教室=世界?
日時: 2012/01/11 21:18
名前: 劣音レツ

『生きている意味が分からない』
『そんなもんねーだろ。人は意味不明に生きて理不尽に死んでいくだけさ』


はじめまして、劣音(おとりね)です。
気軽にレツって呼んで下さるとうれしいです。

題名やら最初の会話文からして、何じゃああこいつはって感じですが、そこはスルーしてください、マジでorz

注意

※劣音え? どこの馬の骨だあ? な人
※いじめ小説? ばっかじゃねえの? な人
※荒らしにきたよん、ぶいぶい。な人
※本場インドのカレーより辛口な人
※ちぇんめはっつけちゃうぞな人
※荒らしは撃退! と荒らしに反応しちゃう人

は、今すぐお逃げくださいさあ早く。

それでは、始まり始まり。

>>1




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Re: 教室=世界? ( No.17 )
日時: 2011/10/09 17:40
名前: 劣音レツ


『笑顔って最高の無表情だね』
『無表情なこと自体は最低なんだけどな』














恐『リバーシ・フェイス』


「ひ……ッ?」

ルカは、転がり落ちた狐面から顔を上げた瞬間、短い悲鳴をあげた。

目の前には、綺麗な美少年の顔がある。
少年の素顔だ。

少年は、凄惨な笑顔を、浮かべている。
凄惨、そう表す他ない。

世の中に、こんな笑顔があるのか、否。
世の中に、こんな笑顔があっていいのか。
そんな疑問を、抱かされる表情だった。

瞳だけが、闇みたいに深く。
にやにや笑いと、まるでちぐはぐな様子。

気持ち悪い。
これ以上、この顔を見ていたくない……!

「……ん? どうしたよ?」
「え、あ――?」

意識を失っていたわけではないのに、現実に引き戻されたような気分だった。改めて、少年の顔を見る。

え?

驚いたのは、その次。

少年は、にやにやしていたけれど、さっきのような笑顔ではなかった。
普通の、ごく普通の、年相応の笑顔。

入れ替わるリバーシのように、全く違う笑顔。

あまりの苛々のために、幻覚でも見たのだろうか?

「用がないならいくぜ? 職員室いかなきゃいけねーし」
「あ、ああ……」

そして、少年は立ち去っていく。

クラスメイトは、

「あいつ、何なんだ?」
「なんか、気味悪いやつだったな」
「生意気だったしよー」

と、噂している。

ルカは、何をしたわけでもないのに、強い疲労を感じていた。
少年の落とした狐面だけが、彼女をあざけるように笑っていた。






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