大人オリジナル小説

教室=世界?
日時: 2012/01/11 21:18
名前: 劣音レツ

『生きている意味が分からない』
『そんなもんねーだろ。人は意味不明に生きて理不尽に死んでいくだけさ』


はじめまして、劣音(おとりね)です。
気軽にレツって呼んで下さるとうれしいです。

題名やら最初の会話文からして、何じゃああこいつはって感じですが、そこはスルーしてください、マジでorz

注意

※劣音え? どこの馬の骨だあ? な人
※いじめ小説? ばっかじゃねえの? な人
※荒らしにきたよん、ぶいぶい。な人
※本場インドのカレーより辛口な人
※ちぇんめはっつけちゃうぞな人
※荒らしは撃退! と荒らしに反応しちゃう人

は、今すぐお逃げくださいさあ早く。

それでは、始まり始まり。

>>1




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Re: 教室=世界? ( No.38 )
日時: 2011/12/28 17:37
名前: 劣音レツ

深『帰り道』

『君は一体何を待ってるの?』
『ここにはいない誰か』











どこにでもある夕焼けを眺めつつ、あたしは帰路を辿っていた。
まあ当たり前だけど、一人。
きっとあたしは、これからもずっと独りなんだろう。
そんなことを考えていると、後ろから足音が聞こえた。
そして、声をかけられる。

「よ、でっかい忘れ物です」
「……またあんたね」

案の定、胡散臭い黒澤だった。最悪だ。
っていうか、雨宮さんはバラしちゃったわけか。
口が堅そうだと思って頼んだのに。

「倉庫の件はサンキュ」
「あたしは何もしてない。あんたが勝手に助かっただけ」
「でも、力は貸してくれただろ」

気さくな笑顔の黒澤。
その裏には何が隠れているのだろう。
化物か下心か。

「……黒澤」
「ん?」
「あんた、何が目的なの?」
「……」

黒澤は、沈黙しながらも笑っている。
ただ、その笑みが少し薄くなったのを肌で感じた。
その奥から、虎視眈々と獲物を狙うような何かが覗く。

「ああ、ひなたちゃんは勘がいいもんな。やっぱ俺が普通じゃねえって気付いちゃったか」
「多分、誰でも分かってるでしょ」

例えば菱野とかね。
この暗い目を真近で見たんだから。

「んじゃあ、大サービスで教えちゃおうか」

と、黒澤は笑って言った。
そして「んーと」と語り出す。

「実は俺さあ……前の学校で、クラスメート全員、半殺しにしちゃったんだよね」

燃えるような夕焼けとあたしだけが、その言葉を聞いたことになる。















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