大人オリジナル小説

教室=世界?
日時: 2012/01/11 21:18
名前: 劣音レツ

『生きている意味が分からない』
『そんなもんねーだろ。人は意味不明に生きて理不尽に死んでいくだけさ』


はじめまして、劣音(おとりね)です。
気軽にレツって呼んで下さるとうれしいです。

題名やら最初の会話文からして、何じゃああこいつはって感じですが、そこはスルーしてください、マジでorz

注意

※劣音え? どこの馬の骨だあ? な人
※いじめ小説? ばっかじゃねえの? な人
※荒らしにきたよん、ぶいぶい。な人
※本場インドのカレーより辛口な人
※ちぇんめはっつけちゃうぞな人
※荒らしは撃退! と荒らしに反応しちゃう人

は、今すぐお逃げくださいさあ早く。

それでは、始まり始まり。

>>1




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Re: 教室=世界? ( No.14 )
日時: 2012/04/28 19:54
名前: 劣音レツ

『世界は広いね』
『人間の心は狭いけれどね』



















弐『旅人の登場』

踏み入ってきた人物は、異様な雰囲気を持った少年だった。

漆黒の学ランを身にまとい。
なぜか顔に、狐のお面をつけ。

まるでそれが当たり前のように、存在していた。

ルカは、あからさまに動揺していたが、

『あ……あんた、何なのよ?』

と、たずねた。少年は、

「誰かと訊いてほしかったけどな。まあ、俺は人間であってそうじゃないみたいな矛盾した奴だから、そこはスルーしてやるよ」

スルーするってお前、もうつっかかってんじゃんよ、とは誰も突っ込まない。否、突っ込めない。

なんというか、少年の纏う空気は、違う。
常人――街ですれ違うような人間とは、オーラが違うのだ。

「何なのよ……み、みんな、こいつをぼこぼこにして!」
「お、おう!」
「ああ、うん……」

戸惑った様子のクラスメイトに指令、否、命令するルカ。
クラスメイト(特に男子)が向かっていく。
正体不明の存在に、向かっていく。

「おらあああっ!」

なんて声をあげつつ、少年に殴りかかる男子たち。
それを首の動きだけで軽く避け、そのまま男子たちは、前のめりに倒れる。あるいは足払いをくらわされたり、肘鉄で目を回したり。

滑稽というか、なんというか――返り討ちにあった男子たち。

ぼろぼろの男子を踏み越えるようにして、少年はルカの方へと近づいてきた。
恐怖が、ルカの心を支配する。

「ひ――」

嫌だ。
殴られるのは痛い。
蹴られるのは辛い。

そして、ルカと男子の間が、最短となる。



















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