大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 銀魂−沖田受け多め
- 日時: 2011/07/10 22:31
- 名前: 祐希
銀魂で沖田受中心です。リクされたら何でも書く基本雑食ですね←。
リクはいつでも受け付けております。
…注意書き…
・銀魂? そんなん知らねぇよ
・マイナーなの苦手
・まずBL無理!!
・荒らし万歳w
という方々はすぐさまブラウザバックプリーズ。
Contents...
>>145■短編 >>146■長編
< New ! >
>>314 そばにいる // 土沖 / *愛来さまへ
>>318 3年S組 沖田先生! 〜志村新八の災難〜 // 新→沖
>>327 無防備な君 // 高沖威 <New !
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- Re: 銀魂−沖田総受! ( No.1 )
- 日時: 2011/02/17 18:29
- 名前: 祐希
「片想い」
――――――――――――――――――――――――
「・・・土方さん」
部屋で着替えていた俺に、声をかけてきた総悟は、すごく切なげな顔をしていた。
「どうした?」
冷静に声をかけたつもりだが、心臓は爆発寸前だ。
――こんな顔、見たことねぇから。
「土方さん、俺ね」
もとから幼い顔立ちだった総悟は、年に似合わず大人びた笑い方をした。
「――好きな人、いるんでさぁ」
「!!」
嫌な予感がした。
頼むから、総悟・・・「旦那」だけは言わないでくれ。
俺は、俺は――・・・。
「『旦那』のこと、好きなんでさぁ」
また、微笑う。
そんな顔、するな。
どうして、アイツなんだ?
「な、んで、アイツなんだ・・・?」
冷静でなんていられない。
そんな答えを聞いて、黙っていられるはずがない。
俺は。
俺は――総悟が好きなのに。
「・・・・・『池田屋』で逢ったあの時から、ずっと」
結構長いでしょう、と自虐的に言う。
「あぁ、――長い片想いだな」
「そうでしょう。俺もびっくりしてまさぁ」
「でも、俺の方が長いぞ?片想いは」
「え! 土方さんに好きな人なんていたんですかぃ」
本気で驚いたらしい、眼を見開いた。
微かに潤む、大きな紅い目。
――情欲が、身体の中で渦巻いた。
「土方さ・・・」
「何も、言うな。何も・・・」
「!・・・やめなせぇっ! 誰と間違えてんです!?」
「間違ってなんかねェ!!」
そうだ。
間違ってなんかない。
今すぐに、この華奢な身体をめちゃくちゃにしてやりたい。
「総悟・・・俺はな」
総悟の怯える目から、涙が零れていく。
それを掬う俺の手が、妙に苛立った。
「――ずっとずっと、お前が好きだったんだ。・・・壊してェくらいに」
ずっと。
お前に出逢った、あの幼い頃から。
ずっと、好きだったんだ。
俺の、長い長い片想い――。
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