大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 沖土I 始まり
- 日時: 2013/09/07 06:14
- 名前: 羅紗
5月4日 午前6時
沖田はいつものように土方の部屋を目指していた
「今日はどんな事をしてやりましょうかねぇ・・・」
隊士達は黒い笑みを浮かべている沖田におびえながら、横を通り過ぎていく
土方の部屋まで来ると中で近藤と土方が話といるのに気づき
沖田は耳をすまして壁にもたれて話を聞く事にした
「トシ、少し休んだらどうだ?最近働きすぎた。」
近藤は土方の体を心配して部屋まで来ていた
「大丈夫だ、働いていた方が落ち着くー・・・ゴホッ!」
土方は口に手を当て苦しそうに咳をしすぐにその手を後ろに隠した
「大丈夫じゃないだろ!トシ!」
「近藤さん・・・」
「何だ?!」
苦しそうな顔をしている土方に近藤は歩みよる
「・・・いや・・・何か体に良さそうな物食いてぇと・・・」
「分かった!栄養たっぷりの飯を持ってきてやるからそこで寝てろよ!」
近藤は急いで土方の部屋から出ていく
沖田には気づかず走って行く近藤を見て沖田は少し笑った。
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- 一輪の花 四十三 ( No.255 )
- 日時: 2014/10/19 15:28
- 名前: 羅紗
これから先、辛い事や悲しい事、色々あると思う...でも、諦めず立ち向かってほしい。
そして必ず、今までよりも、もっと幸せになってほしい。
間違っても、すぐに俺の所に来ることが無いように...
坂田銀時は、これからも永久に永遠に...土方十四郎の事を誰よりも愛し続けると誓います。
今までありがとう-......幸せでした。
-坂田銀時-
- 一輪の花 四十四 ( No.256 )
- 日時: 2014/10/19 21:39
- 名前: 羅紗
俺は強い...
いつでも俺は、お前の側にいる...
嘘ついたら針千本のーます-...
あぁ...約束だ
俺はその場から動くことが出来なかった...
大粒の涙は、滝のように留まることを知らず俺の目から流れて...
声にならない声が、俺の口から白くなる息と共に溢れ出ていく...
グシャッと紙を握りつぶし、その拳は無意識にプルプルと...震えていた
ポッカリと俺の心に穴が空いたような感じだった...
それほどアンタは...俺にとって、大切な人だったんだ-...
銀時...失ってから気付いたよ...アンタの大切さに...
いつからか、俺はアンタといる事が...当たり前になっていたんだ
当たり前だと思っていたから...失った時の痛みを考えずにいたんだ...
なぁ...聞こえるか銀時
アンタの手紙、ちゃんと読んだよ
俺は、アンタに出逢う為に...生まれてきたのかな?
自分以外の人を幸せにする事、出来ていたんだね...
生まれてきて、良かったんだね...
生きていた意味、あったんだね
なぁ、俺からも、アンタに伝えたい事が沢山あるんだ
聞いてくれるかい-...?
-銀時へ-
- 一輪の花 四十五 ( No.257 )
- 日時: 2014/10/25 11:04
- 名前: 羅紗
土方十四郎は、坂田銀時を誰よりも愛しています。
逢えなくなった今も...そしてこれからも、坂田銀時を愛し続けます。
二人の造り上げた思い出を俺は、一生忘れない...ずっとこの胸に大切に刻んで生きて行く。
そして、必ず幸せになる事をアンタに誓うよ。
銀時の文まで、幸せに生きるから...
頑張ってこの戦場を生き抜いてみせるから...アンタの所に行くその時まで、俺の姿を見守っててほしいな-...
あと、俺がそっちに行ったら、針千本飲んでもらう約束、守って貰うから...それ以上、遠くに行かないでね。
そして...今度こそ、ずっと側にいてください。
最後に-...銀時...
俺に出逢ってくれて、愛してくれて、育ててくれて...ありがとう。
沢山の幸せと、思い出を...
本当にありがとう。愛しています。
- 一輪の花 四十六 ( No.258 )
- 日時: 2014/10/26 23:22
- 名前: 羅紗
俺はアンタのいる天に向かってそう呟いた
見上げた空は、幾つもの数え切れない星達が、光輝いていたんだ
とても綺麗で...俺は空を見上げたまま涙を流し続けた
吐く息が白く、ゆらりと空へ舞い上がって行く
俺はそれを、歪む視界のままで眺め続けた...
俺は、その紙を懐に閉まって、ゆっくりと立ち上がったんだ
もう、苦しくても頭を撫でてくれるアンタはいない...
楽しくても、隣でいつも笑ってくれたアンタはもういない...
考えると、まだこれが現実だと信じられない俺がいて、瞳を瞑れば又、アンタに逢えると思ってる俺がいた...
ゴシゴシと涙を拭って俺は、空に微笑んで見せたんだ...
だって、アンタは泣き顔なんて見たくないって必ず言うから
だから...これからも笑って生きていくよ
笑って...幸せに、生きていくよ
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