大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ
日時: 2019/12/12 08:43
名前: 黒兎

観覧ありがとうございます(-人-)ナムナム…

文ストの沼にハマった黒兎です
今太中が熱い!!!太中太祭りです(*´Д`*)ハァハァ
誤字脱字多々あると思いますが生温い目で許していただければ幸いです


古い順↓
私と野良猫(織太R18)
珈琲とナポリタン(太敦)
鳥籠(太中前提の森太R18)
珈琲とナポリタン(おまけR18)
貴様の命日(祝太宰さん誕生日R18)
ボクをいっぱい褒めて(福乱R18)
罠(フォロワーさんへ捧げた太中R18)
水面月(中太R18)
腕(太中R18初Ωパロ)
酔っ払いに注意(ギャグテイスト中太)
傷だらけの鳥に甘い口付けを(森太→中太リク)
その扉を開く時(森中R18リク)
媚薬の蜜(森太R18リク)
君は私と一緒に死ねるかい?(中太R18リク)
ネコミミパニック!?(敦太R18リク)
アイデンティティの忘却(森太R18リク)
昨日より僕は貴方に恋をする(中敦R18リク)
おさわり厳禁?!ドキドキ夏の満員電車(織太R18リク)
寂しがりの罪人と孤独な神様(太乱R18リク)
『it』(観覧注意:中太R18リク)
死体が落ちた夜(観覧注意:太中R18)
俺はアンタの虜(中乱R18リク)
優しい嘘に包まれた美しき獣の死(観覧注意:モブ中R18)
紅に染る(微グロ太中R18)
祝観覧数250000回突破!!!( °Д° )
いっいつの間に…(汗)ただのやおい文なのにありがとうございます!!

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Re: 文スレ 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.118 )
日時: 2019/09/18 20:43
名前: 黒兎

初夏の訪れを感じさせる麗らか日差しに照らされた執務室にて若草色の和服を着た人物が黙々と書類に記載を行っていた

銀髪のその人物は見た目からして歳四十程の中年に見えるがその身に纏う寡黙で貫禄ある雰囲気が更に年上だと相手に思わせそうな出で立ちをしていた

集中しているのか窓の外から聞こえる微かな生活音や雑音など気にする素振りもなく無骨な指に握られたペンは見るからに美しい達筆ですらすらと手馴れた手付きで文字を記入していく

そんな静寂の中
小さくコンコンとノック音がして和服の男は書類から顔を上げ「入れ」と口にしてペンを机に置いた

「ねぇねぇ社長ぉー」
「なんだ……乱歩か…」

乱歩と呼ばれたやや小柄な青年はシャーロックホームズを真似した様な茶色い帽子と外套を羽織り細目で社長である和服姿の男の元を訪れパタパタと男の前まで駆け寄った

「あのさぁー…」
「…どうした?」

再びペンを握り書類に記入をしながら乱歩の話を促すと少し躊躇いがちに「昨日の件…で来たんだけど…」っと呟いた

社長である男は「昨日の件……」と小さく復唱した後思い出したかのように「…職務中だ後にしろ」と素っ気なく答えた

昨日の件とはこの建物の一室に居を構える武装探偵社の一員であり何者かの手により懸賞金首となっていた新人の青年 中島敦が秘密結社【ポート・マフィア】により攫われた事件の事だった
個人の諍い事と捜索にあまり乗り気でなかった乱歩に対して社長である福沢が「(恙無く新人をつれもどせたら)褒めてやる」と言い乱歩をその気にさせ彼の異能力【超推理】で居場所を突き止めた後無事中島敦の奪還に成功したのだ

「…福沢さん…我慢出来ない」
「……社では名前で呼ぶな…皆に示しがつかん…家に帰ってからにしなさい」
「えーそんなケチケチしないでほんのちょこっとでも!」
「駄目だ此処じゃ他の社員が居るだろ?」
「皆外出中だもん平気平気♪」

「そう言う問題じゃないだろ」と喉まで出かけた言葉を福沢はぐっと飲み込んだ常識的な物差しで目の前の乱歩を図る事も規則で縛る事も出来ない事を長年連れ添った福沢諭吉は熟知しているからだ

Re: 文スレ 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.119 )
日時: 2016/07/03 10:31
名前: 黒兎

ふぁぁあハフェズさんいらっしゃいまし♪(ノ*°▽°)ノ
うpしてすぐ寝ちゃったから今気づきましたすみませんっっっorz
織太いいですよねぇ私も好きです♪
太宰さんには幸せになって欲しいので死ネタにはしたくないのです(p`・ω・´q)

Re: 文スレ 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.120 )
日時: 2019/02/11 13:00
名前: 黒兎

探偵社内部機密ではあるが乱歩は異能力者ではなく類稀な頭脳の持ち主の一般人である
その群を抜いた頭脳故に幼少期唯一の理解者だった両親と死別して以来彼は自身が特別であると知らされぬ儘社会に独り放り出されてしまった
世間一般の凡人には奇才が分からないように奇才たる彼にも凡人が分かららず双方に隔たりが生じ孤独にさ迷っていた乱歩とある事件をきっかけに福沢は出会った

行動を共にするにつれ無知で幼い乱歩がこれか生きる上で世間とのズレを正す為の嘘が【乱歩が特別な異能力を持つ者だから】だった
それ以来乱歩は自身が異能力者であり特別な存在と思い込みながら一目見ただけで事細かな凡百物事を瞬時に理解し難事件を幾多と福沢と共に世に開示してきた
そんな乱歩が今は口を尖らせ不服そうに福沢の傍で拗ねていた

「事件を無事解決させたのに昨日だってそう言って結局福沢さん家帰ったらそのまま寝ちゃったじゃん」
「…………。」
「僕福沢さんは嘘つかない人だと思ってたのになーぁ」
「…………。」
(もう十数年も前から嘘をついてるとは…今更言えぬ……)と嘗て凄腕の剣豪と詠われた福沢の鍛錬の賜物か乱歩の言葉には一切微動だにせず内心苦笑していた

「福沢さんは僕に嘘つかないよねぇ??」

そんな期待し澄み切った目で俺を見るなと言わんばかりに深い溜息を吐いたあとペンをまた机に置き書類から目線を上げ乱歩を見る

Re: 文スレ 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.121 )
日時: 2019/02/11 13:04
名前: 黒兎

「乱歩…」
「ん?なに?」
「……少しだけだぞ」
「!」

諦めため息混じりに許可すると一瞬ふにゃと乱歩が笑い執務椅子に座る福沢に思いっきり抱きつき福沢の肩口に顔を埋めた
「…褒めるとは言ったが…暑苦しいぞ乱歩」
「細かい事気にしちゃダメだよ福沢さん!それに冷房入れれば涼しいし冷凍庫にチューペット凍らせてあるから後で食べる?後ラムネも冷やしあるよ!」

ニコニコと嬉しそうに乱歩が手振りを交えながら話すのを相変わらずコイツは変わらないなぁと微笑ましく思いながら申し出を「いや…いらん……」と断るも天真爛漫な乱歩はめげること無く「最近出来たあそこの茶屋の善哉が美味しい!」だの「新聞に掲載されてる漫画はつまらない」だのスラスラと小話を福沢に話す

福沢は乱歩の帽子を机に置き癖のある艶やかな黒髪を優しく撫でながら相槌を打ちながら乱歩の話を静かに聞いていた

「ねぇ福沢さん」
少し冷静な声で名を呼ばれ撫でる手を止めて乱歩を見つめ「どうした?」と聞き返す

「僕…福沢さんが好き…大好き…こうして頭を撫でてくれたり僕の話を聞いてくれたり…僕を抱き締めてくれる逞しいこの腕も好き」

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