大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ
日時: 2019/12/12 08:43
名前: 黒兎

観覧ありがとうございます(-人-)ナムナム…

文ストの沼にハマった黒兎です
今太中が熱い!!!太中太祭りです(*´Д`*)ハァハァ
誤字脱字多々あると思いますが生温い目で許していただければ幸いです


古い順↓
私と野良猫(織太R18)
珈琲とナポリタン(太敦)
鳥籠(太中前提の森太R18)
珈琲とナポリタン(おまけR18)
貴様の命日(祝太宰さん誕生日R18)
ボクをいっぱい褒めて(福乱R18)
罠(フォロワーさんへ捧げた太中R18)
水面月(中太R18)
腕(太中R18初Ωパロ)
酔っ払いに注意(ギャグテイスト中太)
傷だらけの鳥に甘い口付けを(森太→中太リク)
その扉を開く時(森中R18リク)
媚薬の蜜(森太R18リク)
君は私と一緒に死ねるかい?(中太R18リク)
ネコミミパニック!?(敦太R18リク)
アイデンティティの忘却(森太R18リク)
昨日より僕は貴方に恋をする(中敦R18リク)
おさわり厳禁?!ドキドキ夏の満員電車(織太R18リク)
寂しがりの罪人と孤独な神様(太乱R18リク)
『it』(観覧注意:中太R18リク)
死体が落ちた夜(観覧注意:太中R18)
俺はアンタの虜(中乱R18リク)
優しい嘘に包まれた美しき獣の死(観覧注意:モブ中R18)
紅に染る(微グロ太中R18)
祝観覧数250000回突破!!!( °Д° )
いっいつの間に…(汗)ただのやおい文なのにありがとうございます!!

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Re: 文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.500 )
日時: 2018/08/06 12:33
名前: 黒兎

「ところで織田作…」

駅建物に入ったおかげで肌を焼く日差しを感じなくなった時太宰に呼び止められた


「どうかしたか?」
「電車ってどうやって乗るの?」

唐突な太宰の質問に拍子抜けしつつ「電車は初めてか?」と問いかければ「うんいつも移動は車だからねぇ」と返され織田は妙に納得した
ポートマフィア幹部である太宰が外出先で護衛もつけず頻繁に電車や徒歩移動などしていたら敵対組織から格好の標的になると即座に首領に却下されるだろう
自殺願望者である太宰なら或いは、的になる事すら面白がってやるかも知れないがそんな馬鹿げた真似を率先してするとしたら確実にソレは罠の類だと太宰を知る者なら誰でも想像がつくはずだ

今回は特例なのだろうと思いつつ太宰に電車の乗り方を教えてしまったら自殺未遂をしそうだと内心、心配しながら織田は丁寧に説明をした

「ここに小銭を入れて下車する駅までの運賃の切符を買う」
「ああだから頭上に路線と料金表があるの?」
「そういう事だ」
「へぇーでもこれって無賃乗車や安い切符で入って別の場所に降りるとか出来るんじゃないの?」
「それは問題ない改札口の機械が判別する…運賃が足らなければ警報音が鳴る」
「ふむ…なるほど…それは画期的だねぇ!」

知ってか知らずか織田の説明にわざとらしく納得した太宰は二人分の切符を購入した

「言っとくが飛び降りるなよ」
「あっその発想はなかった!!今度試して「駄目だ」

余計なことを言ってしまったと思った織田は太宰の次の言葉をピシャリと遮った
それに不服そうな太宰は「冗談だよ!!他人に迷惑をかけてまで私は死にたくはない」とむくれながら呟いた

Re: 文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.501 )
日時: 2018/08/06 12:41
名前: 黒兎

どうやら大勢を巻き込んでの自害は彼の自殺方針にはそぐわないらしい…
それを知った織田は安堵に深々と溜息を吐き出した

「そうか…ならいい」
「なんだい!!織田作!!私が愛する君の目の前で死ぬと思ったのかい?!」
「……お前ならやりかねない」
「失礼な!!!あっでも…君の中で死ぬまでずっと消えない傷が私の死ならそれはそれで素敵じゃないか!!!」
「太宰!」

叱る様に少し強めに名前を呼べば年下である太宰は嬉しそうにふふっと笑い「早くしないと次の電車行ってしまうよ?」と何事もなかったかの如く微笑んだ

先が思いやられる…と織田は頭を抱えつつ太宰の後を追って駅構内へ入場した





「あぁ退屈だ…電車はまだかい?」
「あと5分だ」
「うげぇ…」

乗車ホームの長椅子に座る太宰はつまらないと駄々をこねていた
乗る予定だった電車が到着を直前にして急遽別路線の点検作業が発生し電車の到着が予定時刻より大幅に遅れているのだ
どうやら烏が線路に侵入し線路上への置石が原因らしく既に小石の撤去作業は完了し通常運行を開始したと言うアナウンスが謝罪とともにホーム内に流れた

Re: 文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.502 )
日時: 2018/08/13 19:16
名前: 黒兎

「全く迷惑な烏だ」
「そうだな」
「それになんだか人がさっきより多い気がするんだけど…」
「そうか?」
「明らかに多いよ!!!」

辺りを見渡せば50人程だった乗車の待ち人は2倍以上に増えていた
それもそのはず…電車が遅れた事も重なり俗に言う出勤ラッシュと呼ばれる大混雑時とぴったり被ってしまっているのだ
あちらこちらで会社や上司に電話をかけているであろうスーツ姿の会社員達が赤ベコよろしく頭を下げている姿が見受けられる

「嗚呼最悪…」
「社会人は皆経験することだ…これもまたお前にとってはいい経験じゃないか?それに慣れれば問題ない」
「こんな経験は出来ればしたくないよ織田作!!!」
「そうか?」
「そうだよ!」

『長らくお待たせ致しました1番線電車が到着致します黄色い線の内側でお待ちください』

その音声で長椅子に座っていた者達も一斉に立ち上がりゾロゾロと列をなした

到着した列車は13両連結している
等間隔に設置された窓から既に座っている乗客やつり革に掴まる乗客が見受けられる…これはなかなかに座れそうにないかと織田は頬をかいた
開閉と共に奥へ奥へと乗客達は吸い込まれるように乗車しすぐに扉は閉められた

「うっ…織田作狭いね…」と太宰が小声で苦笑を漏らすと出発直後の大きな揺れでよろけた太宰を織田は咄嗟に抱きとめた

Re: 文スト 織田作×太宰 R18 &他カプ ( No.503 )
日時: 2018/08/21 08:30
名前: 黒兎

「大丈夫か?」
「うんありがとう」
「我慢しろ太宰」
「やっぱり車で良かったかも…」
「ほんの1時間の辛抱だ」
「っ…1時間……も…かい?」
「途中席空くかもしれないそれまでだ」

車内は空調機が稼働してるが満員御礼すしずめ状態でろくに身動きも取れない状態ゆえ涼しく快適とは言い難かった
太宰は織田の言葉に本日何度目か分からないため息を深々と吐き出す

ガッタンゴトンざわりガタンゴトンざわりざわり

揺れに合わせ小声の話し声や音響機器からガチャガチャ漏れ聞こえる音楽でごった返している

対人距離なんて皆無で他者の肩や肘と触れる感触が服越しでも太宰を不快にさせた
一方の織田は太宰を気にかけつつ開閉口の上に設置された路線地図を目で追った

さわっ

「っ!」

突然ビクッと肩を震わせる太宰に「どうかしたか?」と問いかけるものの彼からは「……なんでもないよ私の気のせいだった」と一言だけ苦笑しながら答えた

背後で鞄の類が下半身に触れたか…
織田が傍に居るからなのか慣れない車内で気が散漫しているからか生娘でもないのに敏感になっている気がする
そう思ったのもつかの間やけに触れては離れる感覚に太宰は次第に違和感を覚えた

触れる何かは大きく暖かいのだ

そしてようやく気づく…後ろを振り向く事は叶わず背後に何人居るのか分からないが間違いなく今大勢の観衆が居る中で太宰は自身の臀部を撫でられていると

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