大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【文スト】太宰と中也で二次創作! リク大募集!
- 日時: 2017/11/18 13:49
- 名前: 腐猫丸
太中を主に小説を書きます。知識不足ですが、精いっぱい頑張りたいと思っています。宜しくお願いします。リクエスト募集します。太中以外は自信がありません。御了承下さい。
書けるcp
太宰×中也、太宰×中也♀、中也×太宰、中也×太宰♀
首領×太宰(でも結構ギリです)、織田作×太宰(でもR無しです)
…………要するに太宰と中也のやつ以外苦手です。
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- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.29 )
- 日時: 2017/05/02 00:13
- 名前: 腐猫丸
- 参照: 修正機能使って執筆中です
樋口さんHappy Birthday!!!
そのうち樋口さんの小説書きます!
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.30 )
- 日時: 2017/05/05 07:25
- 名前: 腐猫丸
敦君Happy Birthday!!
樋口さんのが終わったら書きます!
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.31 )
- 日時: 2017/05/07 13:05
- 名前: 腐猫丸
- 参照: 修正機能使って執筆中です
樋口さんの誕生祭と言う事で芥川君との話を書こう!………と思ってたのですが、どうやら腐猫丸はBLを愛し過ぎているようです………NLが創造出来なくなってしまいました………
なので、芥川君や黒蜥蜴の皆に祝ってもらう話にしようと思います!
「ふあぁ……」
朝八時。何時も通りの起床。昨夜は敵対組織の殲滅任務があり、就寝が遅かったから睡眠が足らず少し体が重たい。然し、甘えているわけにもいかない。
私は顔を洗い、髪を纏め、軽い朝食を済ませて自宅を出た。
「行ってきます」
やはり、殲滅任務の後のだけあって屋内はごった返している。小走りで人が行き交う中に見慣れた後ろ姿を見つけ声をかけた。
「あ、芥川先輩!お早う御座います!」
先輩をゆるりと振り返ると「あぁ」とだけ言った。人を避け乍目の前に立つと先輩は口を開きかけて閉じてしまった。
「?先輩、如何しました?」
「…………いや、何でもない」
「そうですか」と言い、腕時計に目を落す。報告会議迄には未だ時間がある。昨日の殲滅任務で使用した武器の確認と補充をしなければ、と考えている所に自分の名を呼ぶ声が聞こえ顔を上げた。
「樋口殿、お早う御座います」
「おはよーす」
「…………お早う御座います」
「あぁ、黒蜥蜴の皆さん。お早う御座います」
私に声をかけたのは広津、立原、銀の黒蜥蜴の三人だった。三人共昨夜の任務に参加していた筈だが、流石微塵も疲れを滲ませていない。
「樋口さん、確か今日誕生日だったよな。おめでとうっス」
「おめでとう御座います」
「え……あぁ、そう言えばそうでした。ありがとうございます。すっかり忘れてました」
「又今度誕生パーティーでもやりますか!」
「いえ、気持ちだけで十分です」
立原が喜々として言っているが丁重に断った。私の為にパーティーを開くなど恐れ多い事出来ない。
「………樋口」
「はい。何でしょう、先輩」
「………今日は大した仕事が無い」
「はい。殲滅任務の後ですしね。其れがどうかしたんですか?」
「………だから今日はもう帰っていい」
「え…………」
「誕生日くらいは体を休めよ」
「!!ありがとうございます!……でも、私は先輩と仕事をするのが何より嬉しい事なんです。だから、何時も通り一緒に仕事をさせて下さい」
先輩は少し驚いた顔をして、俯いて「そうか」と小さく呟いた。
私が生まれた五月二日。何時もと変わらない忙しい一日。私にとって、其れが一番の幸福。今日も私は幸せです。
.....end
ははは………無理矢理終わらせました。白状します。途中で如何したら良いか分かんなくなったんです。なんか変な感じになってしまってすみません。
次は敦君で書きます。
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.32 )
- 日時: 2017/05/09 22:49
- 名前: 腐猫丸
- 参照: 修正機能使って執筆中です
宣言通り敦君の誕生祭いきます!
因みに、敦君と芥川君は既に付き合っている設定になっています。R無しです。
五月七日。今僕はヨコハマの駅前に
ある噴水の前に立っている。今日は芥川が僕の誕生日だからと遊園地に連れて行ってくれるらしい。え?如何して現地集合じゃないのかって?だって芥川の奴、絶対あの真っ黒くろすけな恰好をしてくるでしょう!だから着替えの服を買えるように駅前にしたんです。
それにしても遅いなぁ。勿論未だ約束の時間ではない。でも、芥川は何時も約束した時間の三十分は早く集合場所に来る。だから僕は集合時間の四十分前に来ないといけない。
何かあったのかな、と考えていたら目の前に高そうな黒塗りの車が止まった。
「………え?」
其の車の扉が開いたかと思えば突然腕を掴まれて中に引きずり込まれた。
「は?芥川……?お前、何して………」
「………すまん。敦」
僕を引きずり込んだのは芥川だった。腕を掴んだ儘申し訳なさそうな顔を向けている。そして………
「はぁ〜い!グッドモーニング 敦君!」
車の助手席に太宰さん、運転席に中也さんが座っていた。
「………え?」
ちょっと、此れは一体如何いう状況なんだろう……何故太宰さん達が此処に?何故芥川は太宰さん達と一緒に?分からない事だらけで頭の上に沢山のハテナを浮かばせている僕を見兼ねて太宰さんが口を開いた。
「君達、遊園地へデートに行くらしいじゃない。私達も行く予定だったから送ってあげようと思ってね。ね、中也」
「少なくとも俺は遊園地に行きたいと言った覚えはねぇけどな」
対照的なテンションの二人から芥川に視線を移すと、未だ俯いていた。
「………………」
「あ、えーと………ありがとうございます。中也さん」
「おう。んじゃ車動かすからシートベルト付けろよ敦。おい太宰、手前もだよ。ったく手前がシートベルト付けてねぇお蔭で何回警察に止められたと思ってんだよ」
僕は中也さんに従ってシートベルトを付ける。其れを確認すると中也さんは車を発車させた。
空調が効いて丁度いい温度の保たれている車の中で僕は改めて芥川に視線を送った。窓の外の景色を眺めていた芥川は僕の視線に気づいて此方を向く。
「?なんだ敦」
「いやぁ、何でも………ん!?」
僕は突如違和感を感じた。芥川が真っ黒じゃない!!
「お、お前、其の恰好如何したんだよ!」
「…?……あゝ『敦と終末出掛ける』と妹に話したら昨日服屋へ連れて行かれた。立原も一緒に」
そ……そうなんだ………芥川の妹さんありがとうございます!これで遊園地で浮かないで楽しめそうです。
そう言えば、中也さんも何時もと違う服装だ。太宰さんが何時も『ダサい、恰好悪い、恥ずかしい』などと揶揄している帽子は今日も被っているが何時もの堅苦しい恰好ではなくジーパンにTシャツ、カーディガンとラフな恰好だ。何時もの恰好よりも年相応で似合ってるな、とじっと見ていたら太宰さんに睨まれた。
「おし、着いたぜ」
一時間程車を走らせて目的地に到着した。
ぞろぞろと車を降りて大きな観覧車を見上げる。想像していたものよりもずっと大きい其れをぽかんと見ていると中也さんにそっと声を掛けられた。
「悪いな、敦。芥川と二人で楽しむ予定だったのに」
「いいえ、芥川も太宰さんが居る方が楽しいでしょうから」
そう。芥川は僕の恋人とはいえ、太宰さんを思っている。其れが敬愛である事は理解しているがやはり複雑な心境にならざるを得ない。自分で言っておいて僕はずんと落ち込んでしまった。そんな僕の様子を見て中也さんは気遣うように言った。
「まぁそう落ち込むな。芥川はお前のお蔭で変わってきてんだ」
「え、そうなんですか?何が如何変わってきているんですか?」
「最近表情が豊かになってきた。太宰だけを追っかけてた時は何時も死んだ目ぇしてたからな。口数も増えた。それに、飲みに行くと彼奴が口を開くと必ず『敦が』から始まる。初めて聞いた時は驚いたぜ」
そ…そうだったのか。全然気づかなかった。芥川の奴、僕の前では出会った時と何等変わり無い様子なのに………
「まぁ、お前等は二人で楽しんでこい。太宰の木偶が邪魔しねぇようにしっかり首根っこ捕まえてっから」
僕の頭をポンポンと撫で乍言うと、中也さんはほんとに太宰さんの首根っこを掴んでゲートに向かって行った。
「敦、僕達も行こう」
「うん。そうだね芥川」
「……芥川?」
「あ……り、龍…」
芥川は二人で居る時は名前で呼んで欲しいと言うから名前で呼んではみるが、やっぱり恥ずかしい。でも、龍も嬉しそうだしいっか。
ゲートを潜って遊園地の中に入ると、其処は僕が全く知らない世界だった。
「わぁー凄い!」
「遊園地に来るのは初めてなのか?」
「うん!初めて一緒に来たのが龍で嬉しい!」
「!!!……そ、そういう事をさらりと言うな」
「?」
龍は普段は青白い顔を真っ赤にして俯いた。珍しい其の表情を凝視するときっと睨まれた。
「さてと、何から乗ろうかな……何か乗りたいやつあるか?」
「否……特に。敦の乗りたい物に乗ろう」
「折角来たんだから、思いっ切り楽しもうね!」
そう言って、僕は龍の手を掴んで駆け出した。
「……もう二度とジェットコースター及び絶叫マシンなる物には乗らぬ」
「な、なんかごめんな……」
どうやら龍は突然スピードが上がる乗り物が苦手なようだ。これ迄に乗ったジェットコースター、フリーフォール、バイキング。乗り物を移動する度に龍の顔が段々青白くなっていったのは僕の気の所為ではないだろう。
なんで嫌いなのかな………スリル満点で楽しいと思うんだけどな………
龍がへばったから、僕達は食べ物の屋台が沢山集まっている広場で休憩をとる事にした。然し、休日なだけあって親子連れやカップルで席は殆ど埋まっていた。
「これじゃ座れないね……何処か他をあたろうか」
広場に背を向け立ち去ろうとした、その時、僕の名前を呼ぶ声がして振り返った。
「あ!太宰さん、中也さん!」
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