大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文スト】太宰と中也で二次創作! リク大募集!
日時: 2017/11/18 13:49
名前: 腐猫丸

太中を主に小説を書きます。知識不足ですが、精いっぱい頑張りたいと思っています。宜しくお願いします。リクエスト募集します。太中以外は自信がありません。御了承下さい。

書けるcp
太宰×中也、太宰×中也♀、中也×太宰、中也×太宰♀
首領×太宰(でも結構ギリです)、織田作×太宰(でもR無しです)

…………要するに太宰と中也のやつ以外苦手です。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



Re: 太中書きます  注意:下手っぴ ( No.53 )
日時: 2017/06/19 07:49
名前: 腐猫丸

Happy Birthday!太宰さん!!
宇宙探偵様のリクエストが終わり次第誕生祭書きます!
祐太郎様、遅れてしまっていて本当に申し訳ございません。今暫くお待ち下さい。

Re: 太中書きます  注意:下手っぴ ( No.54 )
日時: 2017/06/24 12:55
名前: 腐猫丸

朝目覚めると隣に太宰は居なかった。ちくりと胸が痛んで哀しくなる。
案の定、太宰は居間のソファで寝ていた。其の端整な寝顔に鼓動が早まる。陶器の様に白く艶のある肌、艶めかしく薄桃色に色付いた唇、女に見紛う程長く真っ直ぐに伸びる睫、其の下に隠れた鳶色の瞳。其れ等の全てが中也を魅了し、困惑させ、哀傷させてきた。
「全部…手前の所為なんだからな………」
静かに手を伸ばし、蓬髪に触れた。柔らかく指通りの良い感触に、猫を撫でている様な錯覚に陥る。背中を丸めて寝る姿は正しく猫だな………
「んぅ………?」
太宰が小さく呻き、俺の心臓が飛び上がる。離れなければと思う反面、寝起きの顔が見たいとも思ってしまい見動きがとれず其の場に留まった。ゆっくりと太宰の瞼が開いていき、鳶色が俺を見留めた。
「……なぁに?寝起きドッキリかい?」
眠たげにとろんと目尻を垂れ下げてクスクスと笑い乍ら言った。気怠げに身体を起こして、がしがしと頭を掻く。
「ふぁぁ……案外寝心地良かったよ。此れなら別にずっとソファでも…って、えっ中也!?」
驚いた太宰が素っ頓狂な声を上げた。其れも其の筈。何の前触れも無く、突然俺に抱き着かれたのだから。あぁ、何だか変な気分だ。俺自身の取っている行動が俺の意志によるものなのか、異能の効果なのか、判別がつかない。取り敢えず離さないと。太宰驚いてるし。でも、異能の所為って事にすれば此の儘でも良いんじゃないかな…?もう少しこうしていたい。
「中也?ねぇ如何したの?……若しかして、ベッドから出てったの怒ってる?」
別に、怒ってない。何となく太宰がそうするような気がしていたし、嫌ならあの時呼び止めていた。そうしなかったのは、分かってしまったからだ。否定の意を込めて首を左右に振った。太宰の腹に額を押し付け一層強く抱き締めて、腕を解いた。
「中也……?」
「一寸待ってろ。今朝飯作るから」
俺は無理矢理笑顔を作って言った。呼び止める声が聞こえたが無視をして、朝飯を作るべく台所へ向かった。
プルルルル………
不意に電話が鳴り、焦り乍ら手を洗っていると太宰が出てくれた。
「もしもし。おや姐さん。お早うございます。…えぇ元気にしてますよ…………え、良いんですか?自宅謹慎なんでしょう?……はぁ…分かりました……はい。ではまた」
ガシャンと受話器を戻す音が聞こえて、太宰がひょっこりと顔を出した。気味悪くにこにこと笑っている。
「……姐さんだったのか。なんて?」
「それがね………」
其処迄言いかけて言葉を切ると、太宰は沈黙した。顔はにこにこと笑った儘だ。……何だろう。岡嶋の異能を解く方法が分かったとか?
俺が自宅謹慎を受ける理由となった岡嶋の異能を解くには特殊な方法を取るしか無いらしい。然し其の方法は誰にも知られぬ儘激昂した姐さんの手によって葬られてしまった。一応太宰の異能力無効化に頼ってはみたが効果は見られない。結果、俺と姐さんの部下で異能を解く方法を探している現状だった。
「…………何だよ」
続きを話そうとしない太宰に痺れを切らして言った。太宰は其れを待っていたのかふふっと笑って続きを話す。
「姐さんがね、二人で買い物にでも行って来いだって」
「はぁ!?熱っ」
「ちょっと何やってるのさ!」
予想だにしなかった姐さんの伝言に驚いて、手に持っていた薬缶を取り落とした。落下の衝撃で零れた熱湯が腕を濡らし鋭い痛みが走る。太宰が駆け寄って来たかと思えば俺の腕を掴み素早く流水で冷やした。徐々に痛みが引いていく。冷えた俺の腕は太宰の熱を拾い、何時もは冷たく感じる手を暖かく感じた。
「あぁ、赤くなってる……えっと氷氷………」
太宰がビニール袋に氷水を入れ俺の腕に軽く押し当てると、少しぴりぴりと痛んだ。
「もう。薬缶ひっくり返す程驚かなくてもいいじゃない」
「悪ぃ。…………二人で買い物行けって…俺自宅謹慎中なんだけど」
「私が居るから平気でしょう。態々双黒が揃ってる時に襲撃してくる莫迦は居ないよ。それとも私と出掛けるのは嫌?」
「嫌なのは手前の方だろ」
「えっ…………」
少し驚いた様な声を漏らして太宰が黙った。其れは……肯定なのかよ…………
「ほらほら中也、早く準備して」
「は?」
「出掛けるよ!姐さんの指示なんだから行かない訳にはいかないでしょ」
そう言うと太宰は慌ただしく台所から姿を消した。其の様子が酷く楽しげに見えたのは、俺の気の所為だろうか。


Re: 太中書きます  注意:下手っぴ ( No.55 )
日時: 2017/06/24 17:02
名前: 祐太郎

遅れてすみませんっ!
あ、中也がケモ耳(受)で、敦君が攻めです。
分かりにくい文章になってすみません…(。。)


お願いします!

Re: 太中書きます  注意:下手っぴ ( No.56 )
日時: 2017/06/26 00:48
名前: 腐猫丸

祐太郎様、御来訪感謝致します。
中也ケモ耳受けの敦君攻めですね。了解しました。
宇宙探偵様、太宰さんの誕生祭の後に書く予定なので、大分先になってしまうと思われます。本当にすみません。気長にお待ち頂けると有難いです。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。