大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【文スト】太宰と中也で二次創作! リク大募集!
- 日時: 2017/11/18 13:49
- 名前: 腐猫丸
太中を主に小説を書きます。知識不足ですが、精いっぱい頑張りたいと思っています。宜しくお願いします。リクエスト募集します。太中以外は自信がありません。御了承下さい。
書けるcp
太宰×中也、太宰×中也♀、中也×太宰、中也×太宰♀
首領×太宰(でも結構ギリです)、織田作×太宰(でもR無しです)
…………要するに太宰と中也のやつ以外苦手です。
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- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.57 )
- 日時: 2017/06/27 12:20
- 名前: 宇宙探偵
b ←グッドポーズです
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.58 )
- 日時: 2017/07/08 20:02
- 名前: 腐猫丸
お久しぶりです。すみません考査があって全然来られませんでした………結果ですか?…………聞かないで下さい…………………
却説、今回は昨日が七夕だったのでそんな感じの話を書こうと思います。(早く進めろよ!)
「ねぇ中也。今日が何の日か知ってる?」
「ん?あぁ、七夕だろ。…つかなんで手前は当たり前の様にウチに居やがる」
殺人的な量の仕事を片付け、一週間振りに帰宅すると、当たり前の様に太宰が居た。今来た所なのだろう。外套を着た儘だ。
「アッタリー。なんでって、中也に会いたくなったからに決まってるでしょう。一週間も会っていないのだよ?」
「…織姫と彦星に比べたら如何って事ねぇだろうが」
俺にとっては此の一週間忙し過ぎて、忘れていたとは云わないが、意識の外にあったのは事実だ。ポートマフィアの五大幹部が一翼ともなると、暇人ではいられないのだ。
「私はそんなに気長じゃないよ。如何して会いに来てくれなかったのだい?真逆、浮気!?」
「……手前なぁ…」
「ふふっ冗談だよ。忙しかったんでしょ?お疲れ様」
笑って拗ねて、また笑って。ころころと表情の変わる太宰はまるで子供で…愛しさに頬が緩むのを感じた。其の顔を見られないように彼に背を向け台所を目指す。
「飯食うだろ?」
「うん。……それでねっ今日は探偵社で七夕祭りをしたんだ」
「へぇ、七夕祭り……………探偵社って案外暇なのか?」
「真逆。明日は大変だよ。まぁ明日の事は良いとして。賢治君が持ってきた笹に皆で短冊を付けたんだ」
そう云えば、七夕と云えばそういった風習があったな。余りに縁遠い事ですっかり忘れていた。
「ねぇ中也。私が何て書いたか中てて御覧よ」
「『美女と心中出来ますように』」
「凄い!中り!」
咄嗟に出てきた答えを告げると意外にも中っていた。いや意外ではないな。寧ろ此奴の願い事なんて其れ以外に考えられねぇな。
「星の聖夜くらいマシな事を願えよ………」
「えへへ、だって此れこそが私のアイデンティティーなんだもの。中也なら何を願う?」
俺の願い事か………俺の願い事は…………
「……俺みてぇな人間に何かを願う資格なんざねぇよ」
そう言うと、太宰は悲しそうに顔を歪めた。此奴は最近表情が豊かだ。
「………そうだ。確か七夕は天の川が一年の内で最も綺麗に見える日だったな。太宰、ベランダで星でも見ねぇか?」
如何にか話題を逸らしたくて、俺は狡くもそう言って太宰を誘った。太宰は俺の意を知ってか知らずか、こくりと頷いた。
ベランダに出ると視界をヨコハマの夜景が埋め尽くした。高台に有る此の家からはヨコハマが見渡せるのだ。視線を上にやると今度は煌めく星達が視界を占領した。其の美しさに思わず溜息が零れる。
「綺麗だね………」
「あぁ。綺麗だ」
目当ての天の川は直ぐに見つかった。青、赤、白、黄、緑……様々な光を放つ星達の塊は正しく川で、俺が今迄観てきたものの中で一番美しかった。
「彼の川で織姫と彦星は一年振りに再会してるのか………ふふっこう考えたら一週間なんて、大した長さじゃないね。でもね中也。私は、一秒足りとも君から離れたくないのだよ。君が大好きだから。君を愛してるから」
独り言の様に言う太宰の横顔は何処か淋しげで、今にも星になって消えてしまいそうだ。
「俺は………あっ!」
太宰に何かを伝えなければと口を開いた瞬間、目の前を星が流れていった。流れた星に願うは___
「中也っ、今、見た!?」
「あぁ、見た」
「……………ねぇ、何を願ったの?」
恐る恐る、太宰は問うた。此の問いに答えれば、太宰は此処に遺るだろうか。星にならないで傍に居て呉れるだろうか。今度は、誤魔化しちゃ駄目だ。俺の願いを。今だけ。流れ行く星に乗せて。
「……『何時迄も、此の幸せが続きますように』」
太宰の瞳が丸くなり、直ぐにくすくすと笑いだした。
「なんだよ!」
「いや、中也もそんなキザな事言うんだなっ思って……ふふふ…………」
「あぁクソっ言うんじゃなかった!」
何時迄も、此の幸せが続きますように。
「矢っ張り七夕の醍醐味と云えば短冊を盗み見る事だよねぇ」
「ま、大抵誰が何を書くか予想が付くけどね。国木田とかは『理想が叶いますように』とかでしょ!」
「中りだよ。おや、此れは敦のだねぇ。どれどれ…『明日も生きていけますように』って……はっはっはっ相変わらずだねェ」
「ん?此の筆跡は…太宰のだ。……へぇ。らしくも無い事を願うものだ」
「乱歩さん、其れは誰のだい?」
「ん?此れは谷崎のだよ。『ナオミが幸せでありますように』だって」
「彼奴も相変わらずだねェ」
「そうだねっ」
乱歩は愉快そうに言って手に持っていた短冊をそっと隠した。
『何時迄も、此の幸せが続きますように』
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.59 )
- 日時: 2017/07/08 20:45
- 名前: 腐猫丸
書き溜めしてた続きも投下しますっ!
私達は慌しく朝食を済ませ、ヨコハマの街へ繰り出した。目指すは駅前の大型商店街。其れは兎も角、姐さん有難うございます。真逆、中也の私服姿が拝めるなんて……中也は淡い若緑色のブラウスに白いレース調の膝上スカートを着ていて、可愛らしいが甘過ぎない其の恰好はよく似合っていた。きっと又姐さんが選んだんだろうな、等と思い乍ら言葉に言い表せない感動を胸に中也を見つめていると上目遣い気味に睨まれた。其の仕草すら可愛いなぁ、と思ってしまい頬が弛みそうになる。
「どうせ似合ってないとか思ってんだろ」
「…いいや、とってもよく似合っているよ。可愛いね、中也」
何時もの様に揶揄って誤魔化そうと口を開いてから、姐さんに云われた事を思い出し、発する言葉の内容を変えた。偶には良いかな、などと思い乍ら。中也は目を点にしてから直ぐに真っ赤に顔を染め上げた。
「なっ…なん……い、何時もそう言って女を口説いてんだろ!」
「酷いなぁ。本心なのに」
中也は俯いて目を泳がせる。私の言葉の真偽を図っているのだろうか。
「中也。今日は私、嘘吐かないから」
宣戦布告の様に、そう言った。そう。正しく宣戦布告の挑戦状だ。私から、中也への。
「〜♪」
「妙に御機嫌だね。如何かしたのかい、紅葉君?」
「ん?分かるかえ?実はのう、今朝中也の家に電話を掛けたのじゃ。二人で買い物にでも行ってこい、とのう」
「えぇっそんな困るよ紅葉君!中也君は自宅謹慎中だというのに」
「太宰が一緒なのじゃぞ?何の心配も要らぬ。態々双黒が並んでおる時に襲撃する阿呆も居ぬじゃろうしの」
「ずっとお家でじっとしてるなんてチューヤが可哀想」
両端から責められれば、流石のポートマフィア首領も「で、でもぉ」と情けの無い声を発するより他無かった。ポートマフィア内に於いて、此の二人は最強かつ最恐であった。探偵社で云う所の与謝野女医と谷崎妹であろうか。何処も女の強い現世である。
「それでのう。電話に出たのは太宰だったのじゃが、切り際にこう言うてやったのじゃ。『異能の所為とは云え、中也は本音でお主に接しておる。お主も意地張っておらんで、本音で中也に当たってみてはどうじゃ』との」
「本音で……成程。確かに太宰君は中也君を揶揄ってばかりだからねぇ。偶には素直になるべきかもしれないね」
「オサムとチューヤ、仲良くなれるかしら」
「さぁて、如何だろうね」
其の日も又、ポートマフィア首領森鴎外の執務室でふふふっ…と笑う声が響いた。其の日見張りに立っていた者は笑い声の中に「ちょっと、何が可笑しいのよ!」と怒る幼女の声が聞こえ、ほっと胸を撫で下ろしたそうな。
- Re: 太中書きます 注意:下手っぴ ( No.60 )
- 日時: 2017/07/24 00:17
- 名前: 腐猫丸
谷崎君Happy Birthday!
其の内書きたいなぁ、なんて思ってますけど……書けるかな…………
あとすっかり忘れてました………
国木田君Happy Birthday!
十五日でした……
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