官能小説(オリジナル18禁小説)

モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ……
日時: 2019/01/06 11:02
名前: みけ

最初っから最後までいっきにエロだけの小説にしようと思います
ええ、いきなり始まっていっきに終わる系です(いわば、中身なんてないあるのは、エロだけ)っという系です

※この小説にある表現は……
・完全エロだけ&ギャグ&ラブコメディー
・女性向け、女性目線
・人外男子にただ犯されるだけ
・逆ハーレム要素あり
・妖怪、幽霊、悪魔、天使、モンスターなどなど…
・名前設定なしの女勇者
・勇者(女)がひたすらただ人外男子にめちゃくちゃ犯されるだけ
・人外全員イケメン、美形、美少年設定
・濃厚、激しめ、強い性的表現、マニアック色々
・インキュバス×勇者(女)が基本


※始める前に大体の性的表現はこういう感じです↓


人外男「ほら……どうしたぁ?もっとほしがれよ……?」

女勇者「あ……//や…ああん//」

……そんなこと言われても…もう、何回もいかされて…
私、もう…ま○こが…もうぐちゃぐちゃにぃ……//

しかも……まだ挿れてないのに…//舐められただけで…//

人外男「ん……?どうしたぁ…?欲しくないのかぁ?これが…」

そういい、ち○こを見せて私のま○こに当てる

女勇者「……ん!//」

人外男「ほらほら…ちゃんと素直に言わないと、挿れてやんねぇぞ……?
ほら…恥ずかしがってねぇで……良い子だから言ってご覧よ…?勇者ちゃん…?」

女勇者「や……//ああ〜……//」



……っという感じです、はい

まぁ、ざっと書いた感じなので…これ以上かもしれませんが…


こういうのでもいいよって方は、そして今までの表現説明文を読んでも、いいよって方はよろしくお願いします



※もくじ…(※おかしかったので修正しときました!)
・インキュバス…>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10

・あかなめ…>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23

・吸血鬼…
>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45

・アカマタ…>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76

・淫魔の弟…>>78>>79>>80>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>87>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>96>>97>>98>>99

・天使…>>100>>101>>102>>103>>104>>105>>106>>107>>108>>109>>110>>111

・雪男と九尾の狐…>>112>>113>>114>>115>>116>>117>>118>>119>>120>>121>>122>>123>>124>>125>>126>>127>>128>>129

・男郎蜘蛛 前編(百鬼夜行 編)>>130>>131>>132>>133>>134>>135>>136>>137>>138>>139>>140

・男郎蜘蛛 後編(百鬼夜行 編)>>141>>142>>143>>144>>145>>146>>147>>148>>149>>150>>151>>152>>153>>154>>155

・酒呑童子(百鬼夜行 編)>>156 >>157>>158>>159>>160>>161>>162>>163>>164>>165>>166>>167

・人形…>>168>>169>>170>>171>>172>>173>>174>>175>>176>>177>>178>>179>>180>>181>>182>>183>>184>>185

・薔薇吸血鬼,ダリア…>>186

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Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.87 )
日時: 2016/08/11 03:50
名前: みけ






____それからというものの………
催眠術にかかってしまった例の勇者はというと……






『___ッッ?!(__っは?!)』


突然っと、勇者は我を取り戻し正気の目に戻った……。



そして、アゲハに抱き寄せられた身体をぐっと外し離れた___。


「__!?」


突然にして自分から離れた勇者をみて一瞬アゲハは驚く。

「……」


そして、離れた勇者は……
なにがなんだか分からないけどちょっとアゲハを警戒していた…





その様子をみたアゲハは………





(…ッチ!やっぱ一時的な効果か……)

っと、ジト目をさせ…なんだか不満そうな表情をした。


「……」



そしてそのまま…アゲハと勇者は無言で見つめ合い続ける……。






すると……_____。











『___勇者ちゃあああああんッッッ!!!』

「___ッ!?!?」


すると突然に…
聴き覚えのある声がしおおきく自分(勇者)を呼ぶ声が聞こえた…。


それに私は気づいた。






「勇者ちゃんッッ!!」

っと、その声のものがこちらにやっときた。




そう、私を大きな声で呼んでいたものは淫魔だった…。





淫魔以外にも。吸血鬼、アカマタ、クロネ…っと
一斉に全員がきてこちらに駆け寄ってきた……。



っが、しかし………




「___ッッ?!」


すると、突然に……
淫魔が一瞬にして脅迫されたかのような顔になり…
一旦立ち止まった。


それに合わさったかのようについてきてた三人も立ち止まる。



「……あっ、み、みんな…」


皆がきたことにより…口を開く私。

そして…

なにやら、皆は私とアゲハを見ていた。

アゲハはなにやら睨みつけた様子で皆をみていた。

一方淫魔はほんとに脅迫されたかのように冷や汗をかき、身を震えていた。
しかし、他の三人はそんなことはなく
ただ単に、私とアゲハが一緒にいるこの様子に変に感じていた…。







「……おい、誰だ貴様…?」


っと、吸血鬼が先に口を開き…
アゲハに問いかけてきた。



どうやらみんなはアゲハのことを知ってはいなかったようだ…。



「なんだか君…見かけたことないこだね〜……
どっからかきたのかな?」

っと、アカマタは普通に聞く。


しかし、吸血鬼とクロネはなにやら警戒をしていた。




「おい…聞いてんだ答えろ…
貴様、誰だ?何処からきた魔物だ… ?
まさか、うちの勇者を誑かして連れ去ろうって魂胆か…?」

「…確かに…なんだか怪しそうだしね…」


っと、吸血鬼とクロネはアゲハに強気で聞いてきた。


「え?そうなんかい…?」

っと、何故か二人とはちがく、天然なアカマタ。


「……」


けれど、アゲハはなにも答えはしなかった… 。




すると突然に……
今まで何故か震えていた淫魔は……ゆっくりと口を開いた。




「……っ、な、なんで…」

っと、なにやら言葉までもが震えていた。


突然に様子がおかしく身も声も震えながらも無理矢理喋りだした淫魔に一斉に淫魔の方へと向いた。


そして…淫魔は、完全に脅迫されたかのような様子で声も震えながら無理矢理言った。




「なんで………どうしてお前がこんなところにいるんだよ……




___アゲハ……」



……っと。



その淫魔の言葉を聞いてアゲハ以外一斉に(え…?)っとなった。




すると、アゲハは………ニヤリっと突然口元を歪ませて…

唐突に笑だした。

最初は、ふふふっと小刻みに笑だしたがしかし…
それがだんだんと悪化していき終いには…………





『___アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!』

っと、大発狂してきた。


その様子をみて周りはびっくり。

そして、アゲハは球にさっきまでも様子とは別で、
凶変したかのような顔になり大きく言い放った。


「なんでってそんなの決まってるでしょ?!
あんたに仕返しをし勝つため!わざわざ遠いところから来たのに決まってんじゃん!!

…お久しぶりだねぇ……お兄ちゃん=Q__!!」


っと……。

まさかの耳を疑うような言葉を言った……。



(……え!?


___えええええええええええ!?!?
お、お兄ちゃあああああんッッ?!?!)


っと。淫魔とアゲハ以外は全員一斉にかなり驚き
まさかの兄弟説に相当驚いたのであった………。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.88 )
日時: 2017/02/20 01:57
名前: みけ

「…え!?いや、…えッ!?お兄ちゃん!?!?」

…勇者は大げさに戸惑い驚き続けながら、アゲハと淫魔は見る。




勇者はまだ驚いていたが、他はもう冷静…。




「…おい、淫魔…お前、弟なんていたのか?」


っと、吸血鬼は何時もながらクールに聞く。


「…へ?うん」


っと、淫魔は答えた。


「…それにしても、あまり似てない兄弟だねー……」

「…ああ、特に性格とかあたりな…」

っと、アカマタとクロネが呟く。


「……」



そして、無言で淫魔とアゲハはお互いに見つめる。




アゲハは、ドヤ顏の企み顔で……淫魔は不満な表情で……。





……大体、数十秒ぐらい見つめ合う。


そして最初にアゲハが声を出した

「…お兄ちゃん」


とても冷たい声だった。


「……アゲハ」


次に淫魔が声を出した。


淫魔は震えた表情でこの重たい雰囲気の中、重たい唇を開き台詞をいった。




「…………アゲハ…


…………犬のフン踏んでる=c」






《___ズッコォォオオオオオ!!》



___まさかの淫魔の台詞で一斉にずっこけ、さっきまでの緊張感が台無しにぶち壊れた。




「__って、淫魔お前!!さっきまで震えてた理由ってそれかいッ!!」

っと吸血鬼は淫夢にキレツッコミをした。


「だって、犬のフン踏んでるんだよぉ〜?汚いじゃ〜ん……」

「…いや、そりゃあそうだがな…」



予想外すぎる淫魔に対して一斉に呆れ、さっきまでの緊張感もなにもクソもない感じとなった。








…そして、アゲハプルプルっと怒りを震わせながら立ち上がり、
流石にブチ切れて怒声を発した。





「__っちょっと!!お兄ちゃん!!!
アンタ自分の立場分かってんの!?!?」


っと、怒声を発しながら力強く淫魔に指を指す。



「………たち…ば…?」


淫魔は、さっぱりとわからないように首を傾げる。



「まさか忘れたとは言わせないからね!?
僕はお兄ちゃんのせいでどんな屈辱をしたことかッ!!」



完全に温度差がある兄弟。


それを聞いてた外野側の吸血鬼は淫魔の方に向き聞いた
「……おい、お前自分の弟になんかしたのか?」

「………さあ?」



っと、淫魔は完全に思いあたる節がない様子だった。



その言葉を聞いたアゲハはさらにブチ切れた。




「___やっぱり忘れてたんかああい!!
いいよ!忘れてたなら教えてあげるからよーく聞きなッ!!
あのね、僕がお兄ちゃんを恨むようになったのはお兄ちゃんが卒業して全然会えなくなった頃から!
お兄ちゃん覚えてる?僕達がまだ魔界にいた頃」


「あー、覚えてる覚えてるー!あの頃はすっごく楽しかったよねー!」


「全然楽しくないわ!!
お兄ちゃんはさぞかし楽しかっただろうが僕は全然楽しくない!
嫌な思い出しかない!!
だって、ずっと真面目にやってきて誰の迷惑もかけないようにいい子にしてたはずなのに何故かいつもいつも褒められてたのはお兄ちゃんだけ!
成績も優秀なのもお兄ちゃん!なにかやらかしていつも怒られるのはこの僕で、お兄ちゃんはすぐにどっかに行っちゃうし!
おやつ食べようとしたらお兄ちゃんがいつも取っちゃし!
気がついたらお兄ちゃんが先に人間界に降りて僕を置いてっちゃうし!

僕はそんなお兄ちゃんに対してめっちゃくちゃ腹立って何時の間にか恨むようになって、だからこうやってお兄ちゃんを仕返しにきたのッ!!」


Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.89 )
日時: 2017/02/25 15:10
名前: みけ

っとアゲハは物凄くヒステリー起こしながら高速で怒鳴り散らし説明をした。




それを聞いた外野たちは……






「…あっー……そりゃあ、この淫魔野郎が悪いわ…」

と、吸血鬼は冷静にアゲハの味方をした。

「__え!?ウソなんで!?だって今までのアレはまだ子供の頃の話だよ!?人間界に降りて…以外は!」

淫魔は驚き戸惑う。

しかし…


「いや…子供の頃の話であってもどっからどう考えてもおめーが悪いだろ…」

「……淫魔くんってば、案外意地悪なお兄ちゃんだったんだね…」
っと、吸血鬼に続きアカマタが少し引きながらいった。

「えっ!?えっえっええ〜!?ちょっとアカマタさんまでぇ〜〜!!
ていうか別に俺いじめてたわけじゃないよ!?ほんとだよ!?」

「…それ思ってるのは実はお前だけな」

っと、吸血鬼は冷たくつっこむ。







(……はははっ…ていうか、アゲハの言ってたお兄ちゃんってうちの淫魔のことだったんだな…通りで……)


っと、勇者(私)は心の中で呟く。




そして、淫魔と吸血鬼はまだまだ言い合いをしていた。


アゲハを置いてけぼりにして。





そして、アゲハを置いてけぼりにしながらたんたんと淫魔と吸血鬼、たまにアカマタやクロネも入って言い合いをしてる中…


アゲハはイライラして身を震えていた。





そして………。









『___こっらあああああああああああ!!!
あんた達僕を無視するなああああああああああああッッ!!!!』



っと、まるでライオンが威嚇したかのような大きな怒声をあげた。




その怒声に気づき言い合いは治まり、耳を抑えた。
さっきのアゲハのデカイ声で鼓膜がキーンとしたらしい。


「……ッ、…て、ていうか…お前…
コイツに仕返ししたいって言っても一体なにするつもりなんだよ…?」


と、吸血鬼が耳を抑えながら少し苦痛な顔をしてアゲハに聞いた。





「ふんッ!そんなの簡単!
僕達インキュバスの能力さえあればすぐにできることさ!」


アゲハは胸を張り不機嫌に言った。

「………能力?」

アカマタは疑問げにきく。




「そう、能力!
お兄ちゃんの女であるこの勇者をインキュバスの能力で支配し手に入れるわけ!すなわち、略奪するってことさッ!!
そうすれば勇者はこの僕にメロメロになってお兄ちゃんをギャフンって言わせられるでしょ?」

っと得意げに自身持ってふふーんって感じに説明した。






それを聞いた外野たちは沈黙し唖然……。






吸血鬼は呆れた表情をした。
「…おいそれ…その狙った勇者本人に目の前で言うか……?
その言った台詞でもう完全に勇者に企みがバレてんぞ?」


っと、冷静に突っ込むと…

『____ッッ!?!?』(ビッシャー!!)
それを聞いたアゲハは猛烈にまるで雷が落ちたかのように不意をつかれ気が付きショックを受け固まった。



「……」





気まずい雰囲気になる。


アゲハは固まったまま、冷や汗をダラダラとかく。



そして………

「……あ〜……やっぱり、私は利用する道具だったってことかな…?」

っと、私は苦笑いしながら棒読みでアゲハに聞いた。
「……ッ!?」

その言葉を聞いたアゲハは追い込まれたかのようにビクッとした。




「……あ〜、こりゃあコイツもアレだわ、兄貴と一緒のアホだわ」


っと、吸血鬼は呆れ呆れに言う。
「…え?」

それを聞いた淫魔は一瞬吸血鬼の方に向く。
そして、他は吸血鬼の言葉に納得。


「…ぐぐぐ」


めっちゃくちゃ悔しがり歯を食い縛るアゲハ

そして………








「__そ、そうだよ!!お兄ちゃんに仕返しするためワザとアンタをたぶらかして利用しようとしてたんだよ!!
それでなに!?なんか文句あるぅ!?」

「え!?ええ!?」




完全に開き直って逆ギレするアゲハ。
そして、アゲハは私に近づき文句をいう


「ていうかさあ!アンタ!
なんでチャームかけられてるのにすぐにチャーム解けちゃうわけえ!?
僕って魅力ないわけ!?僕はあのインキュバスなんだよふざけんな!!
アンタが僕のチャーム解けなかったら今頃アンタに嫌でもチューして完璧に僕のモノになれたのにッ!!」

っと、指を指しながら責める

「え!?ええ〜!?なんで私怒られてるの〜!?」

何故かアゲハに怒られてひたすら戸惑う。




なんだかこの様子を見て、淫魔以外の外野はバカバカしくなり呆れてる様子



流石のこれにはあのクールな吸血鬼も溜息が出た。


Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.90 )
日時: 2017/02/21 00:14
名前: みけ

まだ何故かアゲハに責められてる勇者。

そんな最中呆れ呆れにやる気を吸い取られた外野たち


「…なあ、淫魔…思ったがチャームってなんだ……?」

っと、クロネが淫魔に聞いてきた。



淫魔は人差し指を立てて陽気に説明をしてくれた。


「あ〜!チャームっていうのはねぇ〜!
言わば、俺たちインキュバスの特殊能力で使う催眠術みたいなもんかな?」

「催眠術…?」

「うんッ!俺たちインキュバスがどうしてもその人間を自分のものにしたいがために使用する禁断の術
一度狙った人間にチャームをかけてマインドコントロールをする
そしてその解けてない状態のまま、12時にキスをすれば自分のものになれる

12時は午前でも午後でもどっちでも構わないみたい、
その12時をさしたその直後に口付けをする、この口付けは悪魔の口付けって言って、それをされた人間はもう二度と元には戻れなくなり永遠にその悪魔の虜になってしまうと言われてる、インキュバス界でも最も危険で禁断の儀式、一応、禁止もされてるんだよね…」

っと、淫魔は長々と説明をしてくれた。


それを聞いてた吸血鬼は、
「…一応…な…」
っと、言いアカマタは、
「…なんか、怖い術だねぇ…それ…」
っと、苦笑いして言った。少しひいてるようだ。



そんなこんなで、突然吸血鬼は…

アゲハに声をかけた


「おい、アゲハとやら」

吸血鬼に突然声をかけられて、アゲハは勇者に文句いうのをやめ、

吸血鬼の方に向けた。

こちらに顔を向けた瞬間、吸血鬼は声を出す

「お前、確かコイツ(淫魔)に仕返ししたくてうちの勇者を奪略し、
兄貴をギャフンと言わせたいようだったな」

「うん、そうだけど…なに?」

「お前……それきっと成功しても無理だと思うぜ?」

「…はあ?」

「なんせ、コイツはうちの勇者に逆ハーレム万歳にしようとしている計画をたててる究極のエロ魔だからなー…
しかも同じインキュバスなら、そのてこのて使ってでもお前の奪略を阻止し
どうあがいても自分のものだけになるっというものは絶対に無理な条件だ」




「__っな!?」


吸血鬼のその台詞を聞いて、確かにっと思いざる終えない衝撃をくらい吃驚する。


「な!?は、はあ!?逆ハーレム!?な、なんなのそれ!?」


相当驚いてた。

無理もないふつうの反応だ…



「うん、そうだよ!逆ハーレムだよアゲハ!!
ねぇねぇアゲハ!アゲハも勇者ちゃんのことが気に入ったのならアゲハも一緒に仲間になろ!勇者ちゃんの逆ハーレムの一員になろ!!」

っと、無邪気に進めて来る。

しかしアゲハは………


「はあああ!?!?ば、バッカじゃない!!?
だ、誰が一員になるか!そもそも別に僕はこの人間になんて興味ないし好きなんかじゃない!!第一僕はお兄ちゃんが嫌いで仕返しのためにやってるのになんでこの僕がお兄ちゃんと一緒に仲良くしなきゃならないわけ!?
マジ、意味わかんないッ!!」

っと、真っ赤になりながら強気に怒鳴りつける。



「…だとよ、淫魔」
っと、吸血鬼は淫魔にいう
淫魔は、口を尖らせ「え〜…」っという子供な態度を見せた。


Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.91 )
日時: 2017/02/22 00:53
名前: みけ

まあ、そんなこんなで……

この状況に苦笑いするアカマタ。


アカマタはこの茶番を終わらせようと…本来の目的の本題に戻そうとさせた。

「_ごほんっ!…あー、ちょっといいかな?」
っと、アカマタがいうと、一斉に黙り込みアカマタに注目した。



「…実はさ、僕達が勇者ちゃんを捜したのは、別に淫魔くんの弟くんが来てるからっという理由ではない…淫魔くんの弟くんがきてたなんて予想外だったからね…それに勇者ちゃんが無事で良かったよ、
それにね……」



…アカマタが、「それにね…」って言った瞬間、雲行きが怪しくなった…




「…それに……実は伝えなきゃいけなくなったんだ…
大事なことを…特に人間の君には…」


「__……え?」



……重たい空気にかわる。
アカマタのさっきまでの爽やかな面影などなく、
いつもと違う…真面目な雰囲気になっていた。
声質も普段よりも低い……。




「…実は、この樹海を抜けた先には、決して立ち寄ってはいけない海の場所があるんだ…なにやらその場所からただならぬ妖気が感じてる
どうやら、奴が深海から上がってきてしまったようなんだ…」


「…え!?そ、それって一体なんのr…」

っと……なんの妖怪、モンスターなのかを聞こうとした


___その時!!







(__ドッゴオォォォォン!!)
「「_____ッッ!?!?」」





突然に__大きな地震が起きたッ!?




「「わああああああああああッッ!!?」」


地震が起きて、物凄い揺れを体験し一斉に驚く。

どうにかバランスを保とうとしていた。


「な、なんだこれは!?地震かッ!?」
っと、吸血鬼がいうと…
アカマタが「…ああ!こ、これはヤツがきてしまったようだッ!!」


っと、地震に耐えながらも会話をする。



すると、突然に……
「__わわっ!?」
「__ひあッ!?//」

突然に、勇者は転びアゲハの尻尾を掴む。



「ちょっとぉ!?尻尾掴むのやめてくんないッ?!」

「…ご、ごめんなさい…」

アゲハは尻尾掴まれたことにより怒り、勇者は弱気に謝る。


それを見ていた淫魔は…
「アゲハ羨ましい〜!勇者ちゃん俺の尻尾も掴んで〜!!///」

っと何故か羨ましがり、尻尾をウネウネさせる

「えっ!?」

何故か羨ましがる淫魔に吃驚して驚く私。


「あのね〜!インキュバスの尻尾はぁ〜一応性感帯なの〜!
だから掴んでー!!普段チ○コを掴む感じで〜!///」


「えええええ!?そうなのー!?」

まさかの性感帯場所で驚く。そしてアゲハが怒った理由もなんとなく理解できた。

「……お前らインキュバスの場合って、なんだかどんな場所でも性感帯ぽさそうだな〜……」

っと、吸血鬼は呆れ呆れにツッコミ。


こんな地震が起きてる最中になにしてんだ…っといわんばかりに。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.92 )
日時: 2017/02/22 02:17
名前: みけ

そして…大きく揺らいでいた地震は…どんどん徐々に弱まり…

終いには、地震の揺れは治まった………。



「……っ」


地震の揺れがなくなり、一斉に安心する…。




「……お、おさまったの……?」

っと、私が声に出すと…吸血鬼が
「……そう…みたいだな…」
っと、いう。



…っほ、としたが…その直後。


突然に、アゲハは不機嫌そうに「ちょっとぉ〜……」
っと、言ってきたのでアゲハのほうに向けると……

アゲハは、頬を赤面させて少し怒ってた。

「…さ、さっさとその手…は、離してよねえ…?//
なにさっきから僕の尻尾掴んでんのさ!///
インキュバスのココは性感帯だってお兄ちゃんから聞いたでしょ!?
この変態ッ!!///」

っと、恥ずかしがりながらもキツく怒る。
どうやらあの時まだ尻尾を離すのを忘れてたらしい……。


「ご、ごめん…///」

ちょっと照れ臭くなりながらも謝った。





「…そ、そんなことよりも…!
た、大変だ!!急がなくては!!」


っと、アカマタはいい…

何処かに急いで走って行った。


「__おい、アカマタ!?」
「アカマタさん!?」



そして一斉に走り出し、アカマタさんに付いて行った。



アゲハは後から慌てて「ちょ、ちょっとおぉ〜!?」
っていい走り出しついて行った。






……………。










___……そして、走り出しついたその先は……。





誰もいない不気味な海岸だった。



「…!?」


そこにつき、不穏な気持ちに包まれた。



激しい波の音__如何にも何かが起こりそうな不気味な曇り空__

__静かで、生暖かい風も拭く……。



とてつもない胸さわぎがした。



「……なんだ、この妖気は…?」
っと、吸血鬼がいう…


そしてアカマタは…
「……ヤツの妖気さ」

っと、アカマタが言ったその瞬間___!?








(____ザッパアアアアアアアアッッ!!!)



突然に、波の激しい海の中から巨大な妖怪の男がでてきた__!



『___この海に立ち寄る愚かな人間は何処だッッ!?!?』



…っと、まるでエコーを付けたかのような高音声なのに対し少し低い声をした声で大きく怒鳴りつける。



彼の見た目はただ大きい巨大な妖怪の男っというだけではない。


肌は薄く緑色で、魚のヒラを腕や耳についていた。
そして、下半身は魚ではなく蛇のような体。


髪も長く美しい外見をしてるが…それと裏腹に恐ろしさもある。



そう、その彼の名は___!



「……出たな…ここの海の主でもあり凶悪妖怪__
___磯男(イソオトコ)ッッ!!」


っと、アカマタが強気に言い睨みつけた。


そう、アカマタが言ってたそのヤツっというのは
この美しくも恐ろしい…巨大な身体を持つ海の主

磯男だ____!!


Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.93 )
日時: 2017/02/24 03:11
名前: みけ


『フフフフッ……アカマタ…お久しぶりだねぇ……』

磯男は、不気味に笑みを浮かべ…挨拶をしてきた。


「……磯男、貴様…また、人間を襲いにきたのか!?」

『…そうだが…だからどうした?
人間なんざ…磯男様である私の食糧でしかない…
それに、するなっと言ってももう手遅れさ…
人間はもうたらふく喰っちまったからねぇ〜……』


………磯男の、その衝撃の言葉を聞き吃驚する

「__えっ!?」


一斉に驚かせ、アカマタは目を見開いてた。


『フフフ…ほんと、人間の生き血はいいねぇ〜…
いくらでも吸いつくしたくなる…』

「__っぐ!!」

その、外道な言葉を聞きアカマタは更に力強く磯男を睨みつける。

「何故だ!何故、そのようなことをするッ?!」

っと、アカマタは磯男に怒りを投げかける。


『……そんなこと決まっている…
こんな化け物だらけの所に来る人間共が悪い…っと…
そんな無褒美な人間が入ってきたら凶暴な妖怪だったら普通、襲っちゃうだろう?』


「__ッ!!」

更に睨みつけるアカマタ。


『…それに、まだ人間がいるみたいだねぇー……
しかも……この中に………ね……?』



「「「__ッッ!?!?」」」




__この中に…っと聞いた瞬間。背筋が凍るほどに嫌な予感が走った。


一斉に、固まり凍りつく。


磯男は、「誰かな〜?」っといい、人間をこの中から探す。


そして…………。







『………女…貴様か…』


___磯男は、勇者に目をつけた。


人間だということが、完全に早くもばれた……。

「__ッ!?」



私は、磯男にターゲットにされて…表情が凍張り、息が一瞬止まった。




人間を見つけた磯男は、歓喜して喜ぶ。

『ふふふふ…なるほど、人間は貴様だったのだな…
これは丁度いい…若いオナゴの生き血はとても美味だ!…これはデザートとしよう…』


っと、言い舌なめずりをする。



これは危ない!っと身の危険を感じる私、後ろに引き下がる。


そして、流石にこればかりは危険っと感じ取ったのか吸血鬼と淫魔は…


「__勇者!何ボヤついでる!?早く逃げろッ!!」

「勇者ちゃん!流石に今回は逃げてもいいよーー!!」


っと、大声を出し呼びかけた。




「そ、そんなこと言われなくても分かってる!!」


早く逃げなきゃッ!!っていう思いで必死だ__!



しかし……。





『___逃がすかあああああああ!!!』


っと、磯男は物凄い素早さで手をぐんっと伸ばし捉えようとした。




(__ドォン!!)
「__ッッ!?!?」


「__勇者ちゃん!?」


淫魔は、襲われた勇者に心配し呼びかける。




………突然に襲われた勇者は……。







「………っ、あ、あっぶなー……」



ギリギリのところでかわしてた……。




「……っほ」


そのことで、淫魔は一安心した。




なんだか急にこの物語の趣旨が変わり…

疑問に思った吸血鬼は淫魔に問いかけた


「…おい、淫魔…この状況であれなんだが……
お前確か…この冒険はお前の力で全モンスターをイケメンにさせ、
襲ってくるモンスターは全員ただエロいことするだけじゃなかったのか…?」

っと、吸血鬼が問いかけたると…淫魔は…
「……あ、え〜っと…」

っと、おかしなぁ〜…っと感じにうやむやに困惑する。

そしてクロネが割り込み。

「これ、淫魔がいうようなエロい逆ハーレムRPGじゃなくて…
ただの戦闘系RPGになってるよな」

「…確かにな、ま、結局のとこ…
低級悪魔の力だから、全部が全部…そう都合上の良いものにはならなかったってことか…」

っと、吸血鬼は冷たく淫魔に言った。

「うわぁ〜ん!それ一番傷ついてんのは悪魔の俺なんだからぁ〜!
そんなこと言わないでぇ〜〜!!
もぉ〜!くやしぃ〜〜!!全部勇者ちゃんのエロ逆ハーレム天国にさせたかったのにいぃいぃぃいいい〜〜!!!」

「………おい」


…っと、こんな状況の時でも何時もながらのとんでもないぶっ飛び発言をする淫魔に、引きながらもクールに突っ込む吸血鬼であった。




そんなこんなの中で…勇者は……

(…いや…今私、襲われてるんですけど……)

てな感じで人差し指で自分の元をくいくいっとさせて淫魔達にデスチャーさせる。






そうやってると……………。







「__ちょっとお!!」


っと、突然に勇者のそばにいたアゲハが声をあげた。



「……アゲハ」


アゲハは、私の目の前に来て不機嫌そうに両手を腰に起き
威張ってる風にガツンと磯男の前へときた。




そしてアゲハは………





「ちょっとお!アンタさーさっきから黙って聞いてて思ったんだけどもう我慢なんない!!
アンタ、海の主なのかなんなのかしんないんけど、
ちょっと常識っていうものなさすぎじゃない!?
いくら妖怪でもやっていいことと悪いことってもんがあるんだよ!!」


っと、アゲハは怒鳴りつけた。



それを見た吸血鬼たち。

「…なっ!あの、バカ!!」

っと、吸血鬼が小声でいう

そしてアカマタは
「アゲハくん!あ、危ないよ!!」
っと、慌てて声をかけた。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.94 )
日時: 2017/02/24 03:52
名前: みけ

しかし……アゲハには、全く持って届かなかった。



「あのさぁ、別に人間の見方する気はないけど!
アンタがいくら凶暴な妖怪だったとしてもね!
いくらなんでも常識がなさすぎでしょ!!
アンタ、こんなことやり続けてそのうち天狗刑務所に捕まっても知らないからね!妖怪にも一応社会のルールってもんがあんでしょ!?
まあ、僕も人のこと言えない義理だけどさ!!
なんかアンタみたいな人間にも妖怪にも迷惑かけるヤツって僕、
すっごく大ッッ嫌いなんだよねッッ!!」

っと、アゲハは…とことん磯男に怒りを投げかけた。
しかしそれと裏腹に心の中では…

(…あれ?僕…何言ってるんだろう…
僕も本当人のこと言えないのに…
僕、仕返ししようとして…勇者を騙して…奪おうとして…
僕だって迷惑かけてるのに…)

「なんか、アンタみたいなの見てるとすっごくイライラするし腹が立つッッ!!」

(…もしかして…まるで自分を見ているようでイライラするのかな…
だから……我慢できず……こうやって八つ当たりして……)

「ほんっと!!そういうの最低で最悪!!!」
(…いや…最低なのはこの僕だ…!
自分を棚に上げて相手に八つ当たりして責める………
僕も誰かを利用して…相手の人種なんて考えず自分勝手にやっていたわけだから…僕も僕で、非常識な行いをやっていた…
それなのにも構わずこうやって自分を棚にあげて自分が言うべきことじゃないことを言ってしまってる…こんなにもベラベラっと……)


アゲハは……心の中では、凄く自分を責めていた。


そして………。





(__一番最悪なのは……この僕だ……)

「……ッ」


……この言葉を、心の中で大きく言った瞬間…

アゲハの目からポロリっと涙が零れ落ちた。



子供が泣くのを耐えるかのように…アゲハは、強がった表情をしながら
零れる涙を我慢してた。




(……アゲハ…まさか…)

勇者はその姿のアゲハを見て、思わず何かをさどった。







そして、強がるアゲハに…

そんなアゲハと見つめ合う磯男。






「……おい悪魔のガキ…この私に説教とは…中々度胸あるじゃないか
これは面白い…」


っと、磯男はアゲハを睨む。


とても嫌な予感が走った。



そして…………




「よろしい__ならば…………、












__まずは、貴様から殺してやるううううううううう!!!!!」




っと、大きな怒声を放ち勢いよく、手がアゲハの方に降りかかってきた





「__ッ!?」


アゲハは、息を一瞬止まり絶望の危機の表情とした。




「__アゲハ!!」



アゲハに振りほどかれる瞬間__


思わず、勇者がアゲハを庇おうと飛び込んできた。




(__ズッシャアアアアア!!)




そして、勢いよく叩きつけられ大きく砂が舞い上がった







「__勇者ちゃん!!?アゲハ!!?」



淫魔は、心配そうな表情で二人に大声で呼びかけた。




「……っ」





………すると、意外にも無事であった……。



勇者は、アゲハの上に乗っていた。



「__ッ!?」

自分を庇ってくれた勇者をみて、思わず吃驚させたアゲハ。


そして勇者はゆっくりと体を起こす……。


そして、目と目を合わせた…。



「……っ、あ、アゲハ…だ、大丈夫……?」


「……」


そう、声を呼びかけるがアゲハは吃驚させた表情のままうろたえていた。



「……な、なんで…どうして…
だ、だって僕はあ、貴方を…騙して…利用してたんだよ……
なのに…なんで僕を助けたの…!?」


わけもわからずアゲハは困惑させながらも震えた声で聞いてくる。


「……あっ〜…
なんでってまあ、なんていうか……そのお〜……
じょ、条件反射?」

「………え?」

「人を助ける理由に…それほどの理由って必要あるのかな?
私はただ…アゲハを助けなきゃ!って思って、
その勢いで飛び出したようなもんだし…ははっ」


「…え?なにそれ……い、意味わかんないし…
そんな…じょ、条件反射でって…助けなきゃって……」


アゲハは更に困惑する。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.95 )
日時: 2017/02/24 04:33
名前: みけ

「あ〜…ごめん、確かにそれだけじゃよくわからないよね
う〜ん…なんていうかさぁ〜…
その…あ、アゲハってなんだか別にそんな悪い子じゃないと思うんだ」

「………へ?」

アゲハは、唖然とさせた。

「…なんか、アゲハは自分のこと悪い子…って思ってるかもだけど…
私からしたらアゲハは別にそんな悪い子じゃないと思うよ?
むしろ…どっちかっていうと本当は良い子なんかじゃないかなって思う
…だって、もしも良い子じゃなかったら磯男に向かって堂々とあんなこと言えないし、それに、アゲハがやったことはあくまで子供の悪戯程度でしょ…?」

っと…微笑み、アゲハを説得させた。

アゲハは唖然とした表情のまま…

「……え?こ、子供の悪戯程度…!?そ、そんな…
ぼ、僕は…あの時本気でr__!」

「__いっ?!」
「__ッ!?」

……すると、突然勇者は痛みだし苦しい表情をさせた。


後ろの方をよく見てみると……勇者は大きくかすり傷をさせていた。


「__ッ!?__え!?」

アゲハはそれに気づき更に驚く。

「き、傷ッ!?あ、アンタ…怪我してるじゃない!?!?
な、なんでそこまでして!!?」

「……っ、だ、だから………っ……」


…そこで、息を飲み込む…。

そして、真面目な表情をし…本心をアゲハに伝えた___。







『__だから、ただ守りたかったんだよ…
____アゲハのこと………』




っと、アゲハに簡単に短く………告げた。


『__ッ!?//////』(__トクンッ)



__……その、ただなんともないシンプルな言葉にアゲハの胸に強く鳴り響いて、一瞬にして………

アゲハはその瞬間に頬を真っ赤に染めて…純粋な瞳をさせ…

胸の鼓動が高く……ときめかした__。




「……っ///」


その後…アゲハは熱したように体がほどっていた。
顔も、凄く真っ赤だった。


「…あ、アゲハ…?大丈夫?顔真っ赤だけど…熱でもでたのか…?」

っと、心配し、おでこに手を置こうとしたが
アゲハは、その拍子に慌て出す。


「__う、うるさい!!///大丈夫だよ!!
ていうかさぁー!あ、アンタの方こそ大丈夫なの!?」



っと、挙動不審に照れながらも拒否る。



そんなこんなで………



このような甘酸っぱい茶番をやっていたが……







『……ふっ、中々しぶといな……』



っと、忘れてたが、磯男が、声を出した。


磯男に気がつき、私は磯男の方に目をむけた。




『…次はそうはいかないぞ…

このままその小娘と悪魔のガキを同時に踏み潰してくれるわああああああああ!!!』




___そして、磯男の大きな手がこちらに勢いよく降りかかってきた。



「__!?」



もう、逃げる隙がなくなってしまった…!!



__もうダメだ!お終いだ!…っと感じに、


私とアゲハは、目を強くつむり死を覚悟した。





……っと、その時__!!





(__ドッゴオオオオ!!!)


また勢いよく砂が舞い上がった。



「__ッ!!」



………あれ?生きてる?なんともない…


不思議に思い…ふっと、後ろを向く……






するとそこには____。










「___淫魔!?!?」





__なんと、淫魔が私とアゲハが潰されてしまう瞬間に
ギリギリの距離で磯男の大きな手を止めてくれてた___!!




「……お、おにい…ちゃん…」


アゲハも兄のその姿をみて、驚く。


「……う…ぐ……」



淫魔は、磯男の手のひらを両手でがっしりと受け止め、
足は、砂に埋みこまれたまま…どうにか踏ん張り耐えていた。



悪魔とはいえ…低級悪魔であり
力もそんな強くないので…とても苦しそうにしながらも、
踏ん張り耐えて…私やアゲハを守っていた。



こんなにもキツくなりながらも必死に守ってくれる男らしい淫魔…

こんな淫魔は初めて見た………。



「………い、淫魔…」



私は、淫魔にそう呼びかける……


そして淫魔は、耐えながらもこちらに振り向きどうにか喋った



「……っ、だ、大丈夫だよ…
俺が……守ってあげるから………

それと……アゲハ…ご、ごめんね…」

っと、淫魔はアゲハに謝った。

その言葉を聞いたアゲハは反応した。


そして淫魔は、アゲハに対し………



言葉を告げていった…。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.96 )
日時: 2017/02/25 15:02
名前: みけ

「…その…あのさ……
俺、アゲハに対して凄く酷いことしてきたかも…
だから…アゲハに恨まれるのも仕方ない…
謝るのも…凄く今更だって分かってる…
アゲハはきっと、それほど傷ついたんだから…」

「……」


「…だ、だけど…………
これだけは聞いて欲しい………


俺……アゲハにどんなに嫌われていたって…
俺は………アゲハのことを実は大事に思ってる、
可愛い…たった一人の大切な弟だって思ってる、

だから………



だから……………」





「…………お、お兄ちゃん…」



……兄である淫魔の必死な想いを…
磯男の重たい手を止めて耐えながらもアゲハに伝える………。



アゲハは、そのような兄の言葉を聞き…
必死に耐えながらも、伝えてくれる…その言葉を聞き…


アゲハの中で……何かが変わっていく。


心が……安らかになっていく…。







「……」


…そんな淫魔をじっと見つめる勇者…。




そして、淫魔の方はそろそろ限界に近づいてきた……。





(……っぐ!…も、もお…………
これ以上力が……!はい………ら……)



どんどん押されてきてしまい限界がきた淫魔……




すると…………。






(___シュッッ!!)




勢いよく誰かが、飛び込んできた。


そして…………


(___ドッゴオオオオオッッ!!)



磯男をうまい具合に蹴り上げて、攻撃した。


『___ッグアアア!?!?』



高く飛び、そのまま磯男は少し距離のある地まで吹っ飛び着陸した。



そこに勢いよく叩きつけられ、一気に砂が舞い上がった。





突然に誰かが磯男を攻撃し、吃驚し唖然とする淫魔。






すると、その磯男を攻撃した者が口を開いた。






「……全く……
こんな妖怪を倒せないとは…
やはり低級悪魔だな………淫魔」



そう、そのような毒舌を言い聞かす男の正体は紛れもなく




彼___吸血鬼だった。




「吸血鬼ッ!?」

淫魔よりもさきに私が口を開いた。



後に、淫魔は…


「う、うっさい!!このなんちゃってS級妖怪!!」


っと、いつものように吸血鬼に対し強気な口調で言い返す淫魔だった。



「ふんっ、あんな妖怪を倒せない貴様は低級以外のなにものでもないだろ?
やはり貴様はただのエロしか取り柄のない奴だ…」

っと、クールに煽る吸血鬼

「な、なにぃ!?」

っと、ついムキになってしまう淫魔だった。



しかし、そんな茶番をしてる間、磯男は踏ん張って起き上がってきた。





『……ッ…!お、おのれえぇぇ〜……!』


とても悔しがり険しい表情筋をする。



しかし、磯男はここでおしまいの時がきた。




「…お、やっときたな」


っと、クロネが言って上をみあげるとそこには、







なんと、空から数人の天狗たちがきていた___!



『___ッ!?』



天狗たちをみた磯男は、しまった!?っという追い込まれた顔をした。






そして、天狗たちがきたことによりアカマタは説明をした。


「…あれは、凶悪妖怪などを取り締まる妖怪界の警察、いわば天狗警察さ!
いくら妖怪とはいえ、悪事をしすぎたものは天狗警察に捕まってムショ行き」



っと、天狗たちを見ながら説明をしてくれた。
それに続きクロネも口を開いた


「どうやらこの樹海にいるモンスターたちが警察に連絡してくれたみたいだな」




っと言った。



そういえばここの樹海は数匹もののモンスターがいた。



何時の間にかそのモンスターたちが警察に連絡してくれたんだと分かり
納得した。








………そして、磯男は天狗警察に現行犯で逮捕され、
そのまま天狗たちがいる刑務所まで運ばれて行ったのであった…………。








………これでようやく、磯男の件は済み終わった。



これで一安心だが………






しかし、まだ問題はあった。



それは、アゲハのことだった…………。




「……」






みんな揃い、とある海沿いの橋にいた。


その橋に立ち尽くし、アゲハは橋に前を寄りかかっていた。


アゲハは、少々元気がない様子。



そんなアゲハを、私たちは後ろで見ていた。



「……」

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